ユダヤ式交渉術 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569764085

作品紹介・あらすじ

交渉、根回し、局面打開……あらゆる問題を自分に有利に解決する「ユダヤ人の知恵」がこの一冊に。最高の交渉術はこうして生まれた。

感想・レビュー・書評

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  • ロスチャイルドの話はとても面白かったです
    すごい一族なんだなと、もっと詳しく知りたくなりました
    とにかく情報の大切さを感じました

    その後のアメリカ式交渉術への批判が凄くて、なにか恨みがあるのかなと思うほどでした

    そのあたりから読む気がなくなってしまいました

  • かなり筆者の独断と偏見が入る形で、ユダヤ、アメリカ、日本の交渉スタイルについて、エッセー的に書かれている。本書で書かれている内容は、誤解を恐れずに言えば、極めてサンプル数の少ないケーススタディのようなもので、体系化されて区別可能なものとも言えないため、要らぬ先入観を交渉の場に持ち込みかねない危険があるようにも感じる。

    特に筆者はアメリカ式交渉術(なる物があるとするならば)について、半ば目の敵にした対比のさせ方をしており、これも誤解を招く。あくまでスキル、技術と割り切れば、良い点も多分にあるはずで、その辺りを丸っと無視してユダヤ式(なる物があるとするならば)バンザイ、と言った論調に仕立ててしまっている点はいただけないと感じる。

    また、書かれている技術らしきものもかなり古く、自身の過去の経験に基づく話の域を出ていない。交渉術も体系的な研究がなされ、今では立派な論文も出る一領域。明らかにアップデート不足かと…。

    読み方に注意が必要と思います。

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    プロローグー人生は舞踏会ではない、ジャングルだ/第1章 ユダヤの知恵の結晶ー最高の“交渉術”はこうして生まれた!/第2章 ロスチャイルド財閥にみるユダヤ式対世間交渉術/第3章 アメリカ式交渉術の限界ーなぜアメリカ人はノーから交渉を始めるのか?/第4章 日本式交渉術の非常識ーこの“落とし穴”を知らないから失敗する!/第5章 ユダヤ式交渉は最高の交渉術だ/第6章 ケーススタディ~ユダヤ式交渉術ー2億円の落とし穴/第7章 ユダヤ式交渉術だけがあなたに成功を保証する!

  • 終盤に行くにつれて何が言いたいのかだんだんわかってくる。最初のロスチャイルドの話とかはどうでもよかった。あとは著者はアメリカどんだけ嫌いなんだって感じ。

  • 2000年以上、祖国のないまま「ユダヤ人」である人々とは、2000年以上同じところに住むことで「日本人」である私たちと対になる特徴があることが意識できます。
    自称「交渉上手」な人の話の薄っぺらさを、この一冊で覆すことができるでしょう。

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著者プロフィール

弁護士

「2018年 『プロ弁護士の「勝つ技法」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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