- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569764474
作品紹介・あらすじ
映画監督が作家・クリエイター・音楽家と語らった時、何が見えてくるのか。是枝監督が各界著名人と語らった対談シリーズの第二弾。
感想・レビュー・書評
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世界とは何か。現代とはいかなる時代なのか。是枝監督と映像に携わる表現者との対談集。2は、糸井重里ら13人の作家・音楽家・クリエイターと、物語が生まれる瞬間、表現とは何かなどについて語り合う。エッセイも収録。
スガシカオのところを読みたくて借りた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東大入試に是枝さんのエッセイが出題されていたから読んでみた。映像製作の専門的な話はあんまりわからんが、是枝さんの社会に対する問題意識や製作への哲学のようなものは良いなと思った。エッセイ「ヌガー」が短いけど酔いしれるような文章ですごいすこ。とりま今度映画みてみよっと。是枝さん曰く、最近は受け手が深く考えなくても良いように、作品にわかりやすいメッセージを入れることが好まれると。でも能動的に考えることこそが意味あることなのではないか。例えそれが作者の意図とずれててもね。作品は作者から一方的に与えられるものではなくて、受け手側とのはざまに存在するのやと。なるほどな。監督やら作者がスペースに出したスルーパスを感じ取れる、リテラシーある受け手になりたい。
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色々と心に染みる言葉が多数。
悩んだ時に読み続けたい。 -
作家・歌人・詩人・シンガー・作詞家・コピーライター・カメラマン・デザイナー、さまざまな分野の表現者との対談集。
何人かとの対談の中で、表現者に対する"受け手"のリテラシーを育てることの重要性について語られていて、子を持つ親として子に与えるべき広義の「教育」の本質を確認できました。
それにしても狙い過ぎた帯の姜さんの一文がちょっと余分。。。
著者プロフィール
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