仙石秀久、戦国を駆ける 絶対にあきらめなかった武将 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569764597

作品紹介・あらすじ

戦場逃亡という戦国史屈指の汚名を残した武将は、かくも涼やかないい男だった! 仙石秀久の波乱の生涯を新解釈で活写した本格歴史小説。

感想・レビュー・書評

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  • 数多ある戦国武将の中でも輝くものがある仙石秀久の一代記の様な1冊。

    漫画センゴク権兵衛のファンで今も読み続けているのだが、前からこの小説に興味があり手に入れるのに時間が掛かったがやっと読了。
    漫画センゴク権兵衛のイメージがどうしても付きまとってしまう中でもこちらの小説で描かれる仙石秀久も魅力的で面白かった。
    羽柴秀吉、秀長、竹中半兵衛、神子田や尾藤、一柳、黒田官兵衛や徳川秀忠などとの関係もよく描かれていて楽しめた。

    特に徳川秀忠との仲は微笑ましく、ラストも仙石秀久っぽくて良い。

    仙石秀久を知らない方も漫画センゴク権兵衛を読んでいる方にもおすすめです。

    2021/12

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著者プロフィール

東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。卒論は『山本周五郎』。埼玉県内の公立高校の国語科教諭として勤務、のち非常勤講師として同じく埼玉県内の高校に勤務する。中学生より能楽(金春流)に親しみ、高校時代は弓道(日置流)、大学時代は狂言(和泉流)に打ち込む。2003年、『嶋左近戦記 信貴山妖変』で学習研究社の「ムー伝奇ノベル大賞」優秀賞を受賞。同時受賞者に誉田哲也がいた。以後、新しい研究を取り入れた歴史考証を基本とする史伝を中心に執筆、上梓する。作品に『立花宗茂』『上杉謙信』『真田信之』(いずれも学研M文庫)『仙石秀久』(PHP文庫)『光秀叛逆の血脈』(コスミック時代文庫)などがある。2012年より、より創作色の濃い作品にも活動の幅を広げ、江戸時代を背景とした「剣客定廻り」シリーズ(コスミック時代文庫)、『見習い同心捕物帳 深紅の影』『食いしんぼう同心 謎を食らわば皿まで』(角川文庫)を発表している。

「2022年 『二刀の竜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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