- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569766447
感想・レビュー・書評
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江戸の人情物が好きです。そして猫好きなのでついタイトルに惹かれて買ってしまいました。シリーズがこんなに続いているとは。一巻だけでも楽しめましたよ。
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面白くなるのかなと思いつつ読み進め、途中からグッと気になり出した。
長屋の人たちがイメージできてくるあたりから、読みたかったのはコレコレ、と楽しく読めた。
猫好きならさらにはまるのかも。
シリーズらしいので、続きを読もうと思う。 -
時代劇の2時間ドラマを見ているようなお話です。
義理と人情、江戸っ子万歳!
最初はなかなか話が動かずじれったいですが、重要人物たちの独白が要所で出てきて、その度にお話が大きく動いていきます。
つまんないなー、と思っても2章くらいまでは頑張ってみて。
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おもしろかった!縞柄三毛猫がオスという珍しい猫がいる鯖猫長屋のお話。
とにかくキャラがめちゃくちゃイキイキしていて良し!三毛猫オスの名前はサバ(笑)そのサバがめちゃ威張りんぼで、長屋で1番偉い☆
サバの飼い主の拾楽さんは訳ありで…これ本当どうやってまとめるんだろって感じでどんどん読めます。
仕切り屋おてるさんや差配の磯兵衛さん、長屋のおはまちゃんやお智さんみんな良い!
サバも変に擬人化してないのも好みでした。
続編も機会があれば読んでみたいです。
主人公の拾楽は松山ケンイチさん、おてるさんは黒沢あすかさん、差配の磯兵衛は武田鉄矢さん、掛井の旦那は竹財輝之助さんで脳内再生されました☆ -
図書館で借りたもの。
なぜか鯖縞模様の猫が一番いばっている「鯖猫長屋」には、なにやら「わけあり」な住人たちが。そんな長屋で次々と起こるふしぎな事件。謎解きと人情ばなしが楽しめる時代小説。
初読みの作家さん。
私にはテンポが合わなかったな~。
時々状況がわからない所があったりして。
後半は話が面白くなってきた。 -
20210414 読了
☆3.4で四捨五入☆3つ評価
覚書
其の一 猫描き拾楽
其の二 開運うちわ
其の三 いたずら幽霊
其の四 猫を欲しがる客
其の五 アジの人探し
其の六 俄か差配
其の七 その男の正体
犬派なのに、本は猫が登場する物語が好き。
猫奥とか白猫侍とか、江戸に生きるお猫様に夢中。
これはちょっと小狡い設定かな?と思いながら、
移動時間&待ち時間を利用して読了。
わんこアジ、偉かったね^^
よしよし♪ヾ(・ω・*)なでなで~ -
サバのツンデレっぷりが絶妙。
3年前の大晦日の朝、現れた泥まみれの小さな塊だったサバが、炊き立ての白飯しか食べないという設定がしがない猫描きでできるのが気になるが、短編のつながりもいいし、読みやすい。 -
31年3月13日読了。
珍しい三毛の雄猫サバが長屋の住人以上に威張っていて、その上人間様以上に偉いときたら、なんだこの設定は、となるのだけれど。
ここ何年か江戸の市政物を読んで思うことは、楽しいなぁって事。江戸人の明るく快活で、粋でいなせで、涙脆くてお節介で。なんで江戸時代の江戸人に生まれなかったのかなぁって事。
狭い長屋でも、プライバシーゼロでも、火事が多くても、白米が御膳のほとんどを占める食事でも、オイラ、やっていけるよ。こんな小説の世界なら。
読み進むうちに、登場人物に肩入れしている自分がいた。シリーズ、読むな、これは。