池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
3.42
  • (2)
  • (7)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 72
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569766515

作品紹介・あらすじ

新聞をこよなく愛する池上彰さんが、「ニュース力」「伝える力」「想像力」等を磨く、その活用法についてわかりやすく教えます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018年6月10日八王子で池上彰さんの講演会がありその時いただいた本 経営が苦しくなっても魂は売らない、魂を捨てない経営者たちが、こんなにも存在する。日本経済は大丈夫、と言う気になるのです 6文字増えた天声人語77文字減った編集手帳 大人も読んでいる小学生新聞江差歩格難しさを教えてくれる

  • 申し訳ないけど、私はほとんど新聞を読みません。
    きっと一人になったら購読やめてしまいます。

    ニュースはTVやネットで十分だし、読みたくなったら図書館等に行けば良いので。
    大切なニュースは池上さん達の本を読むほうがわかります。
    また、広告にクーポンがついていることがあるために、
    行かなくてもいいお店にいってしまう弱い自分もいる。

    でも、新聞が無くなるのは困ると思っています。
    記者のみなさん、これからも頑張ってください。
    勝手言ってごめんなさい。

    この本で一番面白かった、最後の記事を簡単に書きます。

    ●2008年元旦の新聞広告を比較
    各紙読者のお好みは?

    元旦の全面広告(1ページ全部をつかったもの)を比較します。

    朝日に全面広告を出したのは五社。
    他紙とくらべてトップ.の多さ。
    朝日にだけ全面広告をだしたのは岩波書店。
    今月発売の「広辞苑」第六版。
    岩波が朝日新聞読者を主なターゲットにしていることが推測できる。

    朝日と読売に出したのは新潮社。
    朝日には「新潮文庫」と新しい文芸雑誌「yomyom」
    読売には畑中恵の時代小説「しゃばけ」シリーズ

    小学館は朝日読売毎日。
    朝日に「日本の歴史」全16巻
    読売に学習雑誌と学習ソフト
    毎日は各種の辞典。

    講談社と集英社は日経含めて四紙。
    講談社
    朝日は創業百周年記念で刊行する「書き下ろし百冊」シリーズ
    読売は「少年マガジン」だけ
    毎日は各種コミック
    日経は「クーリエ・ジャポン」「セオリー」「月刊現代」という大人向け雑誌三誌。
    講談社が四誌の読者層をどう見ているか、よくわかるラインナップです。

    集英社は
    朝日は子供向け出版物
    読売は「少年ジャンプ」などの各種マンガ雑誌
    毎日は文庫と新書
    日経は各種女性誌。つまり集英社は日経の女性読者をターゲットとするという新しい戦略を打ち出したし、日経にとっても「うちには女性読者も大勢いるんです」というイメージアップにつながるというわけ。


    それから、個人的にとてもためになった記事を二つ記録しておきます。

    ●2007年のミンチ偽装問題。
    これは朝日の特ダネと思われますが、きっかけはおそらく内部告発だったのでしょう。

    「企業の不正を報道する場合、最初に得た情報だけで会社に乗り込み、経営者を追求するという手法もありますが、これで否定されたらおしまい。
    『早く会社に乗り込みたい』という、はやる気持ちを抑え、じっくりと証拠をつかみ、言い逃れできない証拠をもって追求するのが王道です。
    この記事の背景に、何人もの記者が地道に取材した努力が存在しているのです」

    ●2009年。
    政権交代が起きると、旧悪が暴露される。
    この緊張感が、次の「悪」を予防します。
    そのためにも、報道による「旧悪暴露」を期待します。

  • ダイヤモンド社刊行の『池上彰の新聞活用術』を底本に、朝日新聞の連載コラム『池上彰の新聞ななめ読み』の掲載分を合わせ文庫化したもの。コラムの順番が掲載順でなく、話題が新しいものと古めのものが前後するので戸惑うが、メディア・リテラシーを鍛えるよい教材である。「○○新聞は偏向している!」などと青筋を立てて怒鳴っている人にこそ読んでもらいたい。

  • 朝日新聞のコラムをまとめたものを書籍化したもの。

    相変わらず、新聞に対して厳しくも愛情があふれるコラムの数々に新聞をもっと読まないとなと反省…。

    いろいろな新聞の記事を元にフラットに何でも書くことが出来るなんて、そんなコラムを連載している朝日新聞はすごいなと素直に感心。
    そういうことが出来ない新聞もあるだろうから、それだけで何を言われても続けてほしいと思う。

    やっぱり自分にとって耳が痛いこともちゃんと聞ける人になりたい。

  • この方の視野の広さはハンパありません

  • 新聞各紙を読み比べると、それぞれの特徴や記事の善し悪しも見えてくるのですね。朝日新聞に連載された新聞批評を書く中で、時に朝日新聞の記事をも批判してきた池上彰さんだから、説得力がある。

  • 2017/5/31〜6/4

  • 『池上彰の新聞活用術』(2010年、ダイヤモンド社刊)と朝日新聞連載中の「池上彰の新聞ななめ読み」の2007年4月~2016年9月掲載を抜粋、修正、再編集した本。
    朝日新聞での掲載のやりとりが話題になった従軍慰安婦問題の検証に関するコラムと周辺事情も含め、報道の立ち位置や姿勢、受け手としての接し方を考えさせられた。
    17-64

  • 請求記号:X1889/070.4
    資料ID:50086085
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 文庫本です。

    池上彰氏のコラムをまとめたものと思われます。
    色々なニュースを独自の視点で解説されています。

    その中での一節を以下に引用します。


    ◆政権交代のなせるワザ

    高速道路無料化の経済効果について
    民主党の公約に有利な結果だったため、好評しなかったとの指摘があります。

    自民党政権下では、国民の税金を使って調査していた内容を、自分たちが不利になる情報の場合、なかったことにしてしまいました。

    政官界大掃除ができるなら、政権交代は大いに意味があること。
    この緊張感が次の悪を予防する。






    残念ながら今の自民党も隠ぺい体質が溢れ出てしまってる感がありますよね…

    だからといって、民主党がいいのかといえば、これまた信用ならない…

    ならどうすればいいのか?

    私が出した結論は、とにかく民主党を政権がひっくり返せるくらいまで力をつけてもらいたいこと。

    自民党に危機感を持たせ、お互い国民の支持を得るために国民目線の政治をしてくれるんではないかと…

    商売だって競争することによって良いものが出るんだし、やっぱり一強はダメですね。

    勘違いヤローになっちゃう

    情けないことですね…


    この本は他にも色々な分野のニュースを解説してますので、読めば色々な気づきがあり、自分の考えも多角的になるかもしれませんよ。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

池上 彰(いけがみ・あきら)
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。
さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。
わかりやすく丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広い人気を得る。
2005年3月、NHKの退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活動。
2016年4月から、名城大学教授、東京工業大学特命教授など、7大学で教える。
おもな著書に『伝える力』シリーズ(PHP新書)、『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズ(角川SSC新書)、『池上彰教授の東工大講義』シリーズ(文藝春秋)、『知らないではすまされない自衛隊の本当の実力』、『世界から格差がなくならない本当の理由』(SBクリエイティブ)など、ベストセラー多数。

「2021年 『知的な伝え方集中講義 相手から信頼される50の心得』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上彰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
リンダ グラット...
エラ・フランシス...
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印

池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み (PHP文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×