本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569766645
作品紹介・あらすじ
本能寺の変勃発! この驚天動地の事態に、重大な決断を迫られた信長の息子、家臣、敵将たちの姿を共感たっぷりに描いた傑作短編集。
感想・レビュー・書評
-
岩井氏の著作は初めてでしたが、非常に読みやすく、登場人物の心理描写がとてもよく、、、ほどよく伝わり、読後感のよい印象。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本能寺の変により大きく人生を変えられた人々を描く8つの短編。
岩井さんの一番の持ち味は一生懸命な鈍才を温かく描く事にあると思うのですが、この作品は違います。主人公になるのは秀吉を始め安国寺恵瓊、織田信孝、滝川一益などの著名人。真ん中に「本能寺の変の黒幕はだれか?」という随筆的読み物を挟んで、後半は小者が主人公になりますが。
それにしてもどうも真っ正直な歴史小説で、そうなると岩井さんらしい”困り果てているけど一生懸命さに好感が持てる主人公”という良さが薄れてしまっているようです。
全3件中 1 - 3件を表示