翼、ふたたび (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
3.94
  • (4)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569767574

作品紹介・あらすじ

航空会社が経営破綻、大量リストラ、二次破綻の危機……崖っぷちからの再生に奮闘する人々を描いた、感動のノンフィクション小説!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数


  • JALの経営破綻から再生までをかなり事実に基づいたフィクション。
    稲盛和夫氏のアメーバ経営を皮切りに、会社更生法を申請し、バラバラだった社員が同じベクトルへ向かう中。東日本大地震が発生する。
    2011年から9年。今では、多くの国民の意識は2020年の東京五輪へ。
    風化させてはいけないな。未だ、完全な復興には程遠い。被災地に五輪施設などが建設されるが、金の使い方は果たして正しいのだろうか。
    一冊の読物として感動ものではあるが、こうして一つの作品として東日本大地震を題材にしたものは後世にぜひ残したいものですね。

  • 航空会社の再建が、りあるで面白い。

  • JALをモデルに、会社の再生を描いた作品。
    東日本大震災のエピソードは実際にあった話らしい。
    実際にはもっといろいろなことが裏側で起こっていたに違いないけれど、物語はあっさりと再生に向かう。
    結局は社員一人一人が前向きに同じ方向に進むことが重要ってこと?
    会社の再生と、震災エピソードは、それぞれ別でもっと掘り下げてくれても良かったような気が。それぞれもっと深く読んでみたかったと思う。
    それでも、前向きな気持ちにはなれたので○。

  • 先日、作者の講演を聞く機会があり、その際にJAL再生を扱ったこの本の名前が出たので、興味を持って読んでみました。
    2010年のJALの破綻と2011年の東日本大震災については、それが起きたときには日本にいなかったため、テレビやネットでのニュースくらいしか知らず、大変なことが起きたとは思っていても、正直あまり強い実感というものがありませんでした。
    が、この本を読んで、航空会社の破綻というものの社会生活における影響の大きさや、大災害時における空港や航空会社の役割といったものを、まざまざと感じることができました。とりわけ、本書後段の震災直後の仙台空港でのエピソードはどれも感動的で、これらを知ることができただけでも、この本を読む価値があったと思いました。

  • 20180302


    江上さんの作品を初めて読んだ。

    同じ経歴の池井戸さんと題材が同じな銀翼のイカロスを最近読んだばかりだったので、どうしても比較してしまう。

    こちらは勧善懲悪ではなく、会話の内容も少々不自然なほど、良い人ばかりが登場してきた。
    東日本大震災の仙台空港の様子が描かれて居るところは興味深く読めた。


  • 「強い意志、強い意志がないと飛ばない」

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

江上剛の作品

ツイートする