あやかし 〈妖怪〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)

  • PHP研究所 (2017年11月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569767802

作品紹介・あらすじ

いま大人気の女性時代小説家による、アンソロジー第一弾。妖怪、物の怪、幽霊などが登場する、妖しい魅力に満ちた傑作短編集。

あやかし 〈妖怪〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 妖怪物+時代小説が好きならぜひお勧めしたい本。
    しかも作者は全員女性! このジャンルは結構奥が深いのかもしれない。
    宮部みゆきさん、畠中恵さんはもちろん良かったが、それ以外にも気になる作家さんに出会えたことに編集者 細谷 正充さんに感謝します。視点は良かったです。他にもPHP文庫から同編者による同様のアンソロジーが出ているので読んでみたくなりました。
    木内昇さんは読んだことがありませんでしたが、しっとりとした心象描写で好きになりました。
    次に何を読むか悩む位の作品集でした。

  • 怖いというよりは、おもしろい。そして切ない。しゃばけと三島屋シリーズは読んでいるけど、他のも気になった。

  • 2017年11月PHP文芸文庫刊。宮部みゆきさん1987年デビュー、1990年デビューの霜島ケイさん、2001年デビューの畠中恵さん、2004年デビューの木内昇さんの女性あやかし時代小説作家6人のアンソロジー。やはり、大御所の宮部さんの三島屋変調百物語シリーズの「逃げ水」が、世界観、構成ともに盤石で良かった。

  • 畠中恵は「しゃばけ」、宮部みゆきは「三島屋」で既読。
    他四作も似たようなテイストのものだった。
    木内昇は他のも読んでみたいリスト入り。
    他の三つのシリーズも時間が許せば読んでみたいかも。

  • 畠中さんの鳴家のしゃべり方にいきなり???となる。むかしはこんなだったっけ?誰かが真似して書いたんじゃないよね(笑)なんてばかなことを考えてしまった。
    うわんは久々。2、3作目は手元にあるので、早く読みたくなっちゃった。
    あやかし同心は設定にびっくり。こういうの、斬新で好き。
    夜の鶴は切なかった。
    宮部さんは、もう謂うことなし。お旱さんと平太、三島屋のみんなの関係が温かくて好き。あの人のつんつるは、大笑い。

  • 女性時代作家の『妖怪』もの。

    畠中恵の『しゃばけシリーズ』
    宮部みゆきの『三島屋シリーズ』などから選ばれたもの。

    新作書き下ろしと思って買ってしまったので、ちょっと残念。
    でも、『あやかし同心』や『うわん』はまだ読んでいてなかったので、これから読んでみたいと思った。

    怪奇ものの時代小説のおすすめ本ですね。

  • 様々な「あやかし」をめぐる物語を、女性作家が描く時代小説集。畠中恵、木内昇、霜島ケイ、小松エメル、折口真喜子、そして宮部みゆきという作家陣。妖怪が出てくるものから、幽霊ものまで色々だけど、どらも面白かった。なかでもやっぱり宮部みゆきさんが好きかな。身の周りの水を全て飲んでしまう神様に憑かれた男の子の話しで、読後感最高。

  • 新旧女流作家のアンソロジー。既に読んだことのあるものもあるが、テーマ別でシリーズで出ているようなので、読んだことのない作家にも触れられるので読んでみたい。

  • 本年1冊目は、妖怪や怪異を扱った女性作家陣の時代物アンソロジー。怖い話ではなく、妖(あやかし)がいて当たり前の江戸時代の話。

    正月向きではないが、味わい深い話が多かった。


    以下は読書メモ:
    四布の布団 畠中恵
    妖(あやかし)が調べても犯人や犯行現場はわからない。それは事件ではなかったから。結局は主人の性格からくるものだった。

    こおろぎ橋 木内昇
    実は死んだことに気がついていなかった。
    薬種屋の蔵にいたのは死者の案内人だった。

    あやかし同心 霧島ケイ
    のっぺら坊の同心と、下っぴきが、拐かし事件を解決する。鍵は簪だった。
    のっぺらぼうが普通に出てくるシチュエーションには笑った。

    うわんと鳴く声 小松エメル
    幼馴染である娘は、妖を墓の下に戻すのが仕事だった。
    西国屋で何人も倒れる事件、娘が魚になりかかる事件、墓場での対決。
    ウワンという妖。

    夜の鶴 折口真喜子
    娘を無くした母の想い。

    逃げ水 宮部みゆき
    読んだことがあると思ったら三島屋百物語シリーズ、あんじゅうの一編だった。
    お旱さんの話。最後が心温まっていい。

  • 【収録作品】「四布の布団」 畠中恵…「しゃばけ」もの/「蛼橋」 木内昇/「あやかし同心」 霜島ケイ…のっぺらぼうの同心・千太郎もの/「うわんと鳴く声」 小松エメル…「うわん」もの/「夜の鶴」 折口真喜子/「逃げ水」 宮部みゆき…「三島屋」もの

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