一緒にいてラクな人、疲れる人 人と会うのが楽しみになる心理学 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569768366

作品紹介・あらすじ

一緒にいて「ラクな人」と「疲れる人」の違い、前者になるための最も効果的な方法とは? 現役セラピストにしか語れない人間関係の極意。

感想・レビュー・書評

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  • すごく為になる本
    会社の人間や、おバカな親戚に読ませたいなぁ…

    自分も普段気を付けてる事がかなり載ってるし…
    すごい共感。
    自分は子供~20くらいまでと、現在(44)でかなり性格と見た目も変わった

    子供の時は
    ◯偏食で野菜ぐらいしか食べず、ご飯にアンコやウグイスあん をのせて食べたりしてて…肉や魚は死体をまさぐってる…残酷で可哀想と思い一切食べなかった。
    【大人になってら肉を食べる練習し…ハンバーグや焼き肉は食べれるようになったが、ステーキはいまだに食べられない。】
    ◯ガリガリで、常にキレてる。少しでも何かあれば殴りかかっていた。【現在、感情的に一切キレない。話して全て解決できる。体型はプロレスラー武藤敬司さんに教わり肉体改造しムキムキに…五年ほど前に筋トレを控え中肉中背に…】
    ◯一切勉強しなかった
    が…夏の理科の研究だけ本気になり回りが見えなくなり、小1~中3まで全て入賞し…中学の担任が理科の先生で気に入られ高校を推薦してくれた(成績は壊滅的)…

    んん…我ながらサイコ
    でも いくらでも変われるもので…
    実行するとしないとでは

    かりん糖 と ウ◯チくらい…
    ぃや…カレーとウ◯チくらい違う(ここは成長してない…)

    ※話が変わるけど、結局俺が何が言いたいかって言うと…
    何故か娘(18)の部屋から、28年くらい前(高校生時代)の俺のプリクラが出て来て見つかり…娘に【パパ…デザインフルモデルチェンジしたよね】って言われたよ!!
    って事!!

    現在と別人の為 ブクログのアイコンにしても全然平気だもんね!

    • workmaさん
      ベルゴさん
      娘さんの言葉のチョイスも冴えてる~!さすがベルゴさんのDNA~!
      ベルゴさん
      娘さんの言葉のチョイスも冴えてる~!さすがベルゴさんのDNA~!
      2023/02/04
  • 一緒にいてなんとなく居心地がいい人やもっと一緒にいたいと思う人がいる一方、悪い人ではないのだけど2人きりで一緒にいるのはちょっと嫌だな~という人っていますよね。

    その人は何がちがうのかしらん?という事を考えた本書。

    下記、いいなーと思ったこと。

    ・人の関心を得るには、まず先にあなたが関心を向ける事

    ・人のために何かするのは、そんな自分が好きだからするんだという事。イヤな行為ならしても相手のためにも自分のためにはならない。

    ・自分をよく見せようや自分の正しさや主張しようとしない。かといって卑屈ではなく謙虚である。

    ・人の意図について勝手な思い込みをしない。

    ・自分が批判する人間に、いつか自分がなる。(主張系)

    ・多くの人のベースの幸せ度は何があっても同じくらい幸せ。(瞬間的に上下があっても)感謝ノートをつけよう。

    ・人に会う前に「私はこの人に愛されている」と信じ込んでみる。

    ・日の当たらないいいことに目を向ける。

    ・こういったら好いてくれるかな?でほめないこと。

    ・時間もお金も価値観の上位のことについては優先的に使う。

    ・傾聴では自分の判断のモノサシを横に置くこと。

    ・人に与える事ができないのは、心に愛があっても溺れかけてるから。

    ・自分の欠点も含めて自分を愛そう。

  • 一緒にいてラクな人
    ・相手に進んで与えようとする
    ・結果より自分の納得感を大切にする
    ・自分の欠点を隠そうとせず、素直に見せる
    ・自分の誤りを認め、相手の誤りには寛大(⇄自分のは認めず、相手に厳しい)
    ・人の意図を正しく理解しようとする(⇆悪く歪めて解釈)
    ・自分と異なる意見や価値観を認める(⇆自分が常に正しいと考える)
    ・良いことに意識的に目を向ける(⇆嫌なことや問題に目を向ける)
    ・自分の存在感を消そうとしない(⇆目立つと嫌われると思っている)

    方法
    ⑴相手の名前を呼ぶ
    ⑵感謝を伝えることに慣れる
    ⑶相手のいいところを見つけて褒める
    ⑷からだを緩め、深く呼吸する
    ⑸安心感を与えるボディランゲージを使う
    ⑹笑顔を三割増に
    ⑺優しく穏やかに話す
    ⑻ウィンウィンの関係を意識する
    ⑼ひとりでぼーっとする時間を作る
    ⑽「感謝の時間」を持つ

    一緒にいて疲れる人になってしまう原因の根元は、
    子どもの頃に負った古いこころの痛みによるところがある。
    大人になった今でも不安なことが起こると、
    傷つき怯える子どもの部分が出てしまう。
    傷ついたままの子どもの部分は、自分がもらうことを求め
    人の愛・エネルギー・時間や関心を奪おうとし、
    それでもまだ足りない、と不満がる。
    「わたしが不幸せなのは他人のせいなんだから、他人がわたしを
    幸せにするべきだ!」と叫ぶ。

    もっとも大切な3つのこと
    ⑴人にまごころで接すること
    ⑵自分に優しくすること
    ⑶こころの傷を癒すこと

  • 1 どんな本?
    自他共に幸せになる人間関係を築きたいと願う人
    の本。学術的根拠を踏まえてここまで分かりやすい
    事とカウンセリングの勧めまであるのはこの本だけ
    だと思う。

    2 何で読んだの?
    (1) 人間関係の本でレビューが高いから。
    (2) 人間関係をより良くして人を笑顔にしたい。
    (3) 人に楽に付き合って貰える人になる。

    3 構 成
    全4章構成295頁
    「幸せな人生を左右するのは人間関係」と始まり、「あなたが無条件で自分の事を好きになる程、周囲の
    人はあなたと居て楽になる」と終わる。読みやすく
    分かりやすい構成。

    4 著者の問題提起
    「好感度一位は一緒にいて楽な人」どうすれば楽な
    人になれるのか?

    5 命題に至った理由
    人付き合いが苦手な著者が様々なきっかけで少し
    づつ変われた経験から。

    6 著者の解
    楽な人と疲れる人の違いを理解し、楽な人になれ
    る方法と傾聴スキルを使って自他共に幸せにする一
    緒にいて楽な人になる。

    7 重要な語句・文
    (1) 人から愛されてると信じ込む。
    (2) 私は人々へのプレゼント
    (3) 相手の名前を心の中で繰り返すと覚えやすい。
    (4) コンビニのレジで目を見てありがとう(感謝の
    練習)
    (5) 鎖骨に蒸しタオル
    (6) 人に笑顔を与える(目に笑顔を蓄える)
    (7) win–win=お互いの価値観の高いものを満たし
    合う関係
    (8) 感謝の儀式
    (9) 傾聴のコツは相手の感情にフォーカスする事
    (10) ディマティーニメソッド
    (11) 自分に優しくする、心の傷を治す

    8 感 想
    自分の事を好きになりたいのと心の傷を癒したく
    なった。刺さったのは私は人々へのプレゼント。
    深く知りたいことはディマティーニメソッド是非
    やってみたい。
    人に勧めるなら、あなたは人々へのプレゼント。
    価値ある存在である。
    タイトルの「一緒にいてラクな人〜」から想像す
    るよりも深い内容に感じた。深い内容だけれども挿
    絵等を多用して分かりやすい平易な本。

    9 todo
    (1) ディマティーニメソッドを調べる。
    (2) 私は人々へのプレゼントを忘れない(手帳に書
    く)
    (3) 感謝の儀式をやってみる(嫌いなやつに)
    (4) 感謝の練習
    (5) 傾聴の練習

    11 問 い
    幸福とは?

    12 答 え
    良好な人間関係

  • 「一緒にいてラクな人」とはどういう人かを理解したうえで(第1章)、そうなるための10の方法(第2章)と傾聴のスキル(第3章)の実践について学べる本書。

    そして、第4章「特別編」に、「隠れた『こころの痛み』の癒し方」として、子ども時代に傷つけられた「こころの痛み」が対人関係においてどのように作用するか、また、その癒し方などが記されています。

    そして、私がもっとも感銘を受けたのがこの第4章。

    様々に思い悩む日々がかれこれ数年単位で続いていますが、この第4章は、その暗闇に一筋の光明を与えてくれたように思います。

  • 昔を振り返りながら
    自分はどれだけ周りに
    与えられてなかったし
    疲れさせてたんだろなぁ
    って思った…

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著者プロフィール

著者について
大阪府立大学総合科学部卒業。米国・メリーランド州立 フロストバーグ大学大学院 カウンセリング心理学大学院修士課程首席卒業。米国・州立ミズーリ大学コロンビア校より心理学博士号(PhD. In Psychology)取得。米国にて、州立カウンセリング室子ども課で常勤心理士、病院精神科で心理士等として勤務する。また、州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部にて教鞭を執る。日本に帰国し、大阪経済大学人間科学部(臨床心理士養成第一種指定校大学院・公認心理師大学院)教授、ニュージーランド国立オークランド工科大学心理療法学大学院客員教授、および心療内科医院でカウンセラー、(NPO)ストレスカウンセリング・センターで開業カウンセラーなどを経て、現在はカウンセリング・ルーム輝(かがやき)代表。
著書は『一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本』(総合法令出版)など約30冊。

「2022年 『プロカウンセラーがやさしく教える 人間関係に役立つ傾聴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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