ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法 (PHP文庫)
- PHP研究所 (2018年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569768410
作品紹介・あらすじ
いま隣にいる人を、あなたは「仲間」と呼べますか? 大人気漫画『ワンピース』に学ぶ、互いに励まし高め合う“最高のチーム”の作り方。
感想・レビュー・書評
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関大社会学部教授安田先生著の「ONE PIECE」から学びを得る自己啓発本。
ONE PIECEは私も大好きであり、主人公のルフィがなぜ仲間から信頼され、読者から魅了されているのか興味深く感じたため本書を手に取った。本書は「仲間」について焦点を当てており、仲間になる方法、助けあう力、ともに成長する方法などをONE PIECEから引用し丁寧に書いていた。パッと見の内容は組織における自己啓発本といった印象を受けたが、中でも印象に残ったのが「仲間はバラバラな夢でも共有することができたらいい」といった内容である。来年から入社する会社も各々は違う夢を持っているに違いない。だが、皆が働く会社(ONE PIECEでいう船)ではそれぞれの夢を実現させるために、互いに個々の成長を目指す。
その他にも、来年から社会人となる私にとって、会社=船という組織の例えに加え、仲間の存在や、助け合いなどの繋がりが改めて最重要であることが確認できた。
従って、今後は自分の心の中に小さなルフィを住まわせることによって、より自分の夢を実現できるように楽しく生きていきたい。
本書は、2011年出版のため60巻程度までの内容で構成されている。そのため、100巻を超えた現在では、新たに学びがあるかもしれないと思うと、今後もONE PIECEには目が離せないと強く感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルフィの海賊王になるという夢に共感して、ゾロやナミ、サンジなどの仲間が集まり、ルフィと一緒にいたら自分の夢が叶うと思うからこそ、仲間になったという事実は、現実世界でも、「この人と仕事したい!」「彼氏/彼女になりたい!」に通じる部分があると感じました!信頼できる「仲間」を得たいなら、ルフィのように壁を作らない必要性も、改めて感じました^o^ ワンピースに人間関係を円滑にするエッセンスが詰まってるんだなと、この本を通じて思いました!
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仲間とは夢を共有するものである。同じ夢を描かずとも、同じ方向であれば良い。自分の長所で仲間を助け、仲間のために長所を伸ばす。仲間を作るのに必要なことをONE PIECEをもとにわかりやすく解説されている。
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あんな仲間が欲しいですが、それに見合うくらいの自身の人間力を高めないといけませんね。
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ワンピースを違う視点から見ると全然違う。
良い奴とは他人を大事にできるかどうか。
見返りを求めず行動する。
自分のできないことを見せる。
プライドが高い人は自分のできることや長所しか見せない。
人のために頑張れる人は強い。 -
ワンピースの設定に沿って、仲間をどのようにつくり、チーム力を発揮していくかについて解説している内容。ワンピース好きであれば面白いと思うが、書いている内容は結構一般的なことが書かれている。
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ビブリオバトル、エキシビションマッチ。6年図書担当紹介。
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ワンピース好きな私としては読みやすく、電車の移動時間で読み終わった。
「託す」と言うワンピースの裏テーマとも言えることを中心に現代社会での様々な悩み葛藤をワンピースのキャラクターやシーンから解決のヒントをもらえる。
やっぱり最高の漫画!