京都西陣なごみ植物店 3 「明智光秀が潜んだ竹藪」の謎 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569768656

作品紹介・あらすじ

明智光秀が討たれたと伝わる竹藪が、真っ赤に染まっていたとの噂が……。実菜と神苗のコンビは謎を解けるのか!? 人気シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 今回の表紙は神苗さんじゃないのね、と思いながらふと見るとひっそりといました。
    本編でも身を引く感じかと思ったら、案外仲良くしている。
    とてもいい雰囲気だと思います。

    明智光秀の竹藪
    判じ絵の桜、根引きの松
    やまははの森
    茶の花如来
    閉じられた花園

  • 「明智光秀の竹藪」
    歴史ある場所だからこそ噂に。
    夕暮れ時でも分かるほど真っ赤に染まっていたら、歴史の有無関係なく話題になってしまうな。

    「判じ絵の桜、根引きの松」
    親から子へ届けたい気持ちは。
    言葉遊びのように見つけるのだから、本当は一つしかない答えの他にも候補はでてしまうだろ。

    「やまははの森」
    出ていきたいと願ったせいで。
    自然に任せることしか出来ないからこそ、森から見捨てられたという言葉になったのだろうな。

    「茶の花如来」
    大まかな検討はついているが。
    自身が思っている以上に評価しているからこそ、卒業と共に終えてしまうのが勿体ないのかも。

    「閉じられた花園」
    山道から離れた場所にあった。
    荒らされた形跡を確実に見つけれるといいが、人間以外にも住んでいるから対策しづらいよな。

  • 今回も面白かった。
    京都、行きたいなー。

  • これはもしや自称分類“ラノベ”などに入れてはダメなんじゃと思わないでもなく。植物の世界がそれだけ奥深いってことなんだろうけど。

  • 21.04.17読了
    だんだんと歴史と植物が絡み合った話になってきた。面白い。特に人物関係の進展はなし。けど、きっとよく調べて書いてるんだろうなぁと。次巻も楽しみです。

  • 第一話 明智光秀の竹藪
    第二話 判じ絵の桜、根引きの松
    第三話 やまははの森
    第四話 茶の花如来
    第五話 閉じられた花園

    シリーズ3作目。
    今回は、読んでいて、「げ。。。´д` ;あれや。。」という、自分の苦手なものが。。
    それを元から知っていたので、鮮明に想像できてしまったため、余計に´д` ;となりました。。。

    第四話は、面白かった!
    色々と想像して、ワクワクしてきた。
    やはり、歴史ものが絡むと楽しい。

  • 今回は「ダニ」とか「ムシ」とか、植物と切っても切れない虫たちが絡んだ謎が多かったかな~。

    「タカラダニ」、見たことあるな。
    あの赤い色、印象的。

  • 2人の関係が進んだのが嬉しい。
    もーーー、すごくいい感じじゃないの。
    信長公派の私なので、光秀をかばうお話だと好きでないのだけど、竹藪の話は面白かった。
    判じ絵の話も好き。父親がナイスだった。

  • ネタがなくなったかな?
    どの話もとても中途半端な印象。
    まぁ植物探偵って時点で、そんなに引っ張れないかー

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著者プロフィール

第17回電撃小説大2010年に『典医の女房』で、短編ながら第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞。受賞作を大幅加筆した『霧こそ闇の』でデビュー。既刊は『からくさ図書館来客簿』シリーズ他。

「2022年 『あなたと式神、お育てします。第二集 ~京都西陣かんざし六花~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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