- PHP研究所 (2019年6月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784569768991
作品紹介・あらすじ
本はどう読んだらいいのか? 速読は本当に効果があるのか?
闇雲に活字を追うだけの貧しい読書から、深く感じる豊かな読書へ。
『マチネの終わりに』の平野啓一郎が、自身も実践している、
「速読コンプレックス」から解放される、差がつく読書術を大公開。
「スロー・リーディング」でも、必要な本は十分に読めるし、
少なくとも、生きていく上で使える本が増えることは確かであり、
それは思考や会話に着実に反映される。
決して、私に特別な能力ではない。
ただ、本書で書いたようなことに気をつけながら、
ゆっくり読めば、誰でも自ずとそうなるのである。(中略)
読書は何よりも楽しみであり、慌てることはないのである。
(「文庫版に寄せて」より)
情報が氾濫している現代社会だからこそ、著者は「スロー・リーディング」を提唱する。
「量」より「質」を重視した読書経験は、5年後、10年後にも役立つ教養を授け、
人生を豊かにしてくれるだろう。
夏目漱石、森鴎外、フランツ・カフカ、川端康成、三島由紀夫など
不朽の名作から自作の『葬送』まで――。
深く理解することが可能になる、知的で実践的な読み方を紹介する。
新書版を加筆・修正し再編集。
・「速読コンプレックス」からの解放
・「量」の読書から「質」の読書へ
・なぜ小説は速読できないのか
・5年後、10年後のための読書
・小説には様々なノイズがある
・書き手の視点で読んでみる
(本書より)
・文庫版に寄せて
・序─―本はどう読めばいいのか?
・第1部 量から質への転換を――スロー・リーディング 基礎編
・第2部 魅力的な「誤読」のすすめ――スロー・リーディング テクニック編
・第3部 古今のテクストを読む――スロー・リーディング 実践篇
夏目漱石『こころ』
森鷗外『高瀬舟』
カフカ『橋』>
三島由紀夫『金閣寺』
川端康成『伊豆の踊子』
金原ひとみ『蛇にピアス』
平野啓一郎『葬送』
フーコー『性の歴史I 知への意思』
・おわりに
みんなの感想まとめ
読書の楽しみを再発見させてくれる一冊で、スローリーディングの重要性を強調しています。著者は、表面的な知識を超え、内面的な成長を促す読書のあり方を提案しており、じっくりと時間をかけることが真の読書の醍醐...
感想・レビュー・書評
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スローリーディングのすすめ
『本当の読書は、単に表面的な知識で人を飾り立てるのではなく、内面から人を変え、思慮深さと賢明さとをもたらし、人間性に深みを与えるものである。そして何よりも、ゆっくり時間をかけさえすれば、読書は楽しい。私が伝えたいことは、これに尽きると言っていい。』
Recommendation for Slow Reading
"True reading is not about adorning oneself with superficial knowledge, but about transforming oneself from within, bringing about thoughtfulness and wisdom, and adding depth to one’s humanity. Above all, reading is enjoyable if you simply take your time. This, more than anything, is what I wish to convey."詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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2019/10/20
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もおりいさん。
是非読んでみてください。私ももう一度読んでみようと思っています。
フォローといいね!ありがとうございました!もおりいさん。
是非読んでみてください。私ももう一度読んでみようと思っています。
フォローといいね!ありがとうございました!2019/10/20
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私の読むスピードは速くない。少なくともブクログさんのメンバーの中では遅い方だと思う。
一時は速読なのに憧れた時もあったが今はこのスピードに満足している。逆にこれ以上速くすると折角出会った本なので時間をかけて堪能したいと思っている。
本書はそんな私の気持ちを代弁した一冊の様に感じる。著者の平野啓一郎さんも登場人物の名前を覚えられないなど大作家も私と似た所があり親近感がわく。
後半どの様に読んでいくのかなど実例もあり、ここは流石、作家さんだと感心する。
残念なのは反対の速読に対して全面否定をしているが速読の良さも少なからずあるはずだと感じここは少し評価は厳しく見てしまった。
スローリーディングのすすめだから致し方ないかもしれない。
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スロー・リーディング…
今まで考えたことがなかった読書のしかた。
平野啓一郎さんは、やはり作家という立場から文章の組立て、話のもって行き方に、明快な解読法を示されている。なかなかそこまで考え至るのは難しいが、二人の人物の対比や接続詞・助詞を見逃さないことなどは、私でもできそうな気がする。
早く読まなくていい、じっくり「常に、奥へ奥へと言葉の森に分け入っていくイメージ」。
ここで紹介されている、それぞれの本の一節は、平野啓一郎さんの解説をもとに読むと、あぁそういう深層心理か、なるほどなーと、長く読み継がれてきた名作である所以がわかる。
『こころ』『金閣寺』は高校生のころ、あまりわからずに読んだきりで、殆ど忘れているので再読したい。
「スロー・リーディングは五年後、十年後のための読書である。」
「読書という行為は読み終わった時点で終わりというのではない。ある意味で、読書は、読み終わったときにこそ始まる。ページを捲りながら、自分なりに考え、感じたことを、これからの生活にどう生かしていくか。読書という体験は、そこで初めて意味を持ってくるのである。」-
koalajさん、こんにちは。
これ、面白そう♪
平野啓一郎さん、好きなんです。
図書館にはないみたいので、いずれ購入します。
...koalajさん、こんにちは。
これ、面白そう♪
平野啓一郎さん、好きなんです。
図書館にはないみたいので、いずれ購入します。
レビュー、ありがとうございます☆彡2025/07/12
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【読もうと思った理由】
最近、一度読むだけだと難解で理解しにくい本を徐々に読むようになり、「もっと読解力があったらなぁ」と思うことが多くなっていた。そんな折、この本とたまたま出会い読むに至る。
【読後の感想】
プロの作家の方は、「ここまで考えて本を読んでいるのか」と脱帽し、恐れ入った。
(以下、感銘を受けた箇所を記載。)
読書を今よりも楽しいものにしたいと思うなら、書き手の仕掛けや工夫を見落とさないというところから始めなければいけない。
作家のタイプにもよるが、たとえば、三島由紀夫などは、様々な技巧に非常に自覚的な作家だったので、スロー・リーディングをすると、ここまで気を使うのか!というほど、細かな仕掛けがいくつも見えてくる。しかし、その多くは、実はほとんどの読者に気づかれないまま、埋蔵金のように今も小説の至るところに眠っているのである。
本当に読書を楽しむために、「量」の読書から「質」の読書へ、網羅的な読書から選択的な読書へと発想を転換してゆかなければならない。
文章の上手い人と下手な人との違いは、ボキャブラリーの多さというより、助詞、助動詞の使い方にかかっている。やたらとたくさんの単語が使われていても、ちっとも胸に響かない文章もあれば、「ボキャ貧」であっても、妙に説得力のある文章もある。動詞や名詞を生かすも殺すも、助詞、助動詞次第である。
人間のワーキングメモリは少しづつしか情報処理できないから、本を読むときに速読で大量に情報をインプットしようとしても、そもそも無理がある。スロー・リーディングによって、小分けにして、その都度長期記憶の間を往復しながら情報を処理していかないと、理解は進まないのである。ドストエフスキーの名前のややこしい登場人物が大勢出てくるような小説を読むときには、しょっちゅうページをさかのぼって、「なんだったけ?」と確認し直している。
(筆者が読書にハマったきっかけ)
筆者がそもそも読書にのめり込むようになったきっかけは、三島由紀夫の「金閣寺」だったそうだ。最初に読んだときは、「なんだこりゃ?」的な衝撃で、内容がどこまで理解できたか、怪しいものだったそうだが、だからこそ、ひどく興味をそそられたそうだ。
そこからは、しばらく三島の本ばかりを読みあさり、気づけばすっかり、ファンになっていたんだそうだ。今度は三島が好きだとエッセイで言っていた作家である、マン、ゲーテ、シラー、ドストエフスキー、ゴーゴリー等等、まさしく三島は、筆者にとって読書の正確なルートを示してくれた優秀なナビだったんだそうだ。そして三島が影響を受けた様々な作家の小説を読んだあと、もう一度金閣寺をはじめとする三島の作品を読むと、最初に読んだ時よりも、はるかに作品の内容を深く理解出来るようになったことが、嬉しかったとのこと。
そこから学んだことは、作家の作品の背後には、さらに途方もなく広大な言葉の世界が広がっているという事実。
【本書を読んで得た気づき】
本を読むことは、相手とコミュニケーションを取ることと、ある種似ているなぁと感じた。作者がその本の中で訴えたいことがある中で、極力読み飛ばされない様に、工夫を凝らして、何度も何度も推敲して、作品を作り上げているんだと。そこまで時間を掛けて作った作品を、数時間で、たった一回読んだだけで、すぐに全てを解るわけもないということが、肌身に染みてよく理解できた。
一回読んで理解できなかった作品は2度、3度と何回でも理解できるまで読もうと思った。
今後は今まで読んだことのない作家の作品を、極力読むよう意識をしていこうと思う。色々なタイプの作家を知ることで、読解力、理解力も上がっていくはずだと思うからだ。 -
スローリーディングとはなんぞやというところから始まり、スローリーディングを実践することで、豊かな読書体験を得られる、ひいては読む人の人生がより豊かになる、ということを作家の平野啓一郎さんが丁寧に語られています。
本書の構成は、基礎編、テクニック編、実践編からの三部構成となっており、特に、わたしは実践編を楽しく読めた。
実践編は古典作品を通じてスローリーディングの実践を講義形式で書かれている。平野さんが、まるで国語か小論文の先生のように出題し、丁寧に解説してくれている。
わたし自身、ものすごく遅読者で、人生のことあるごとに速読できる人に憧れ、たびたび試みるべく速読術の本を何冊も買ったし実践も実際試みてきたが、正直うまくできたことは一度もない。
いまだ本を読むのは遅いし、一度読んだくらいでは頭に入らないので、大抵は二度は目を通す。
が、平野さんが推すスローリーディングは、そんなわたしのあり方を勇気づけてくれたし、なにより、スローリーディングとはただ読むのが遅いだけのわたしの読書法とは違い、より深く作品を理解する方法の一つで、本書を読むうちそれを実践してみたいと思えたのは大きな収穫だった。
ここに書かれる古典作品をさっそく読んでみたいと思う。 -
スローリーディングのススメ。じっくりと読み込むことで、その本が持つ真の姿を知り、味わうことができる。とても魅力的な読み方。一方で、読みたい本が増殖している現状があり、多読したいという欲求も捨てきれない。答えなんかない。一生迷ってそう
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最近読書の勢いが増していたが、速く読むことを意識し過ぎているのではないかと自省し、本書を手に取ってみた。面白かった小説などは内容が映像として頭に残っているが、ふむふむと納得しながら読んでいると思っていた新書などは思い出せないものが多い。そんな中で「著者が長年書いたものを短時間に、ましてや速読法などで理解するのはおこがましい」というメッセージは心に突き刺さりました...
後半は古典作品から抜粋した文章を用いて本の読み方を説明していたが、自分が興味のあるところだけを読みました。本棚に残しておきたい本ではあるので、また気になったタイミングで読破したい。 -
平野さんの小説をまだ読んだことがないことは、たぶん幸福だ。読んだことがない本が山のようにあることは、物凄く焦燥感に駆られることだけど、埋もれるくらいの幸せがあることの確認でもある。と思う。
本を読むのが遅い。私も。
三日で一冊とか読めたら、私の部屋に溜まりまくる本棚単位の積読本を少しずつでも解消できるのに。そう思うんだけども、分厚い本を手に取った時のあの恍惚感、一ページが惜しくて惜しくて仕方ない心持、それを楽しまずにいられない。
小説はスローに、資料は速読でできたらと考えていたけれど、資料を飛ばし読みしたり、大体の把握しかしてないまま本番になんて怖くて移せないなと考えが改まった。資料も、読もう。辞書とネットとをお供に。
書きこみというのができない私は、面倒でも書き写すか、二冊買って読むようと書き込むようにするかだな、と思ったけど、それすらも自分のやり方を見つけていけばいいんじゃないか。
本の読み方が、年々いい感じに、私に合うやり方に育っていくように、頑張ろうと思った。
作家さんが読むのに時間がかかると聞いて安心した。 -
スローリディングのススメ。量より質。おっしゃる通りだと思いながら、感覚的に読みたい時もある。しかし、それだけではもったいないことが理解できた。再読をしていこう。ただここでもまず自分がよかった、面白かったと思った本からになるだろう。ここの意識を変えると、見えてないことがよくわかるのだろうけど。
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著者の本は「マチネの終わりに」を読みましたが、とても魅力的な本だったので本作品も読んでみました。
この本は「本の読み方」の本ですが、本を書く作家さんの視点から、どのように本を読むべきかを丁寧に考察してあり、とても理解が深まり、益々好きな作家さんになりました。
本が読みたくなる本です!!
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作家による読書法の紹介本。
わかりやすく、理にかなっていて面白かった。本来、個人が楽しみながら進める読書を、国語の時間が妨害している面はたしかにあるよなぁと思う。試験における作者の意図は、出題者の意図なのだと割り切って説明されていて、少しすっきりした。
また、気持ちがいいほどのアンチ速読で、読んでいて楽しかった。もちろん、ただこき下ろしているわけではなく、速読の危険性や罠について論理的に説明しているので、内容は頷けるものばかりだった。
実践編では実際の小説の一部を取り上げながら、スローリーディングを進めていく。
私はこの職業についていながら『こころ』の中編にあまり価値を置いていなかったけれど、もう一度読み返すときには、ちゃんと中編の意味について考えながら読みたいと思った。
カフカも難解で面白そうなので、短編集を探してみようかな。
本の読み方のテクニックが詰まっているし、本を読む意義もたくさん載っている。比喩などもあってとてもわかりやすいので、本を読みたいけれど、どうしたらいいかわからない人におすすめしたい。 -
とにかく平野さんは「速読」を批判している。
嫌悪感を持っているんだなとひしひしと感じる。
「速読」ではなく「スロー・リーディング」をするべき理由が論理的に語られているので、全体として腑に落ちる。
「私たちは、人が何冊の本を読んだかという数について知ったところで、何にもならない。それはただ、浅はかな自慢話を聞かされたというだけである。」(p.40)
など、とにかく耳が痛い指摘が多かった。
(速読のような)「読書の仕方では、多く本を読めば読むほど、自分の偏ったものの見方が反復され、視野が広がるどころか、ますます狭い考えと偏っていくだろう。」(p.50)
という指摘には、目から鱗だった。
本を選ぶときにも同じことが言えると思う。
どうしても自分の関心のあるテーマやキーワードに惹かれてしまうが、それだと「深まる」とも言えるけれど、「偏る」とも言えるな、と。
気をつけたい。
あとは、書き手は、読者が読む時間よりもはるかに多くの時間をかけて書いているという事実に、謙虚に、そして真摯に向き合うことの大切さを感じた。
それはほんとうに忘れてはいけないことだと思った。
わたしは、スロー・リーディングは豊かな読み方だと納得したけれど、すべての読書をスロー・リーディングにする必要はないと思った。
大人の読み方だとは思うし、もう大人なのだから、そうするべきなのかもしれない。
でも、自分の中にいる「子どもの自分」も大事にしたい。
あの頃のように、ただ「ストーリーが面白い」だけで読む読書もあっていいと思う。
スロー・リーディングについては、部分的に取り入れようと思った。 -
作家が語る、スローリーディングを語った本。
書き手の視点で読む、精読し読んだものを自分のものにしていく、どちらかといえば速読気味な私には耳の痛い話も。
書き手の産み出す文章を、読者は一言一句、噛みしめるように糧にしていかなければと思った。 -
#本の読み方
#平野啓一郎
#スローリーディング
#PHP文庫
スローリーディングの概念は理解できたし大変共感した。情報があふれる現代においてゆっくり本を読むことこそ豊かさ。焦らなくていいんだな、とホッとした。実践方法とかは私には難しくて真似できそうにない。また、いつか再読してみよう。 -
「先へ、先へ」より「奥へ、奥へ」
平野啓一郎さんのいう本の読み方はその通りだと思う。SNS全盛の今こそこういうアプローチは身につけたい。
実践編を読んだら、自分が大学受験の現代でやぅてきたやり方とそっくり。平野さんとほぼ同世代なので、なんとなくこう考えるひとが多いのかな?と感じた。 -
本書は作家・平野啓一郎氏が提唱する「スロー・リーディング」を解説したものです。夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に実践的な手法の数々を 教えてくれます。
この記事を書くために先ほど何度目かの再読をいたしました。本書は作家・平野啓一郎氏による「本の読み方」をいわばマンツーマンで指導してくれるといった趣旨のもので、3回ほど再読すると味の出るつくりになっております。
作中で平野氏が「もっと早く本が読めるといいんだけどなぁ」と嘆きつつ、先輩の作家に「自分は本を読むのが遅いんですが、どうすればいいのでしょうか?」と尋ね、「実は自分もなんだ」と回答を得て、ほっとしたという箇所を見ていると、彼ほどの才能があっても、こういうところは悩みどころなんだと、正直さとほほえましさに思わずニヤリとしてしまいました。
「速読家の知識は単なる脂肪である」などのずいぶんアグレッシブなタイトルの元に自分もいくつか速読に関する本を買って読み、「これは自己啓発本だ」と一刀の下に切り捨てる箇所はなんとも思い切った筆致だなぁと思うとともに、『スローリーディングは「五年後、十年後のための読書である」』といい切る部分は確かにそのとおりで、自分自身も必要に迫られてビジネス書を読む場合は『実践する』という観点に則って読むために即効性を求め、これが5年後10年後の自分にどう影響を与えるか? という観点では確かに読んでおりませんでした。
ビジネス書の大半は正直、さらりと読めるものがほとんどで、ここに書かれているようなテクニックを遣わなくてもいいと思うのですが、例外というものは確かにあって、たとえばドラッカーの『マネジメント』やマイケル・ポーターの『競争の戦略』なんかは何度も読まないとわかりません。それ以外の本はたいてい斜め読みしても十分だと思います。
さらに、古今東西のテクストや古典を通して平野啓一郎氏の「本の読み方」というのは自身が高校時代に現代文の試験が苦手だったという経験から、スローリーディングの読み方を生かして出題者の『意図』を知るという読み方に変えたところ、成績が尻上がりに上がっていったというエピソードや、小説家ならではの『小説の読み方』。というもの参考になるかと思われます。
僕自身が最近見落としていることのひとつに『辞書癖をつける』というものがあって、『わからないことは辞書を引いて調べる』ということをグーグルなどに頼って、ついおろそかにしてしまうことも自戒しなければならないな、と思いながらページをめくっておりました。
ただ、平野氏の推奨する読書方法は古典や小説において、最大限の効果を発揮するものであろうと思われますので、それ以外のものに関してはほかのやり方を適用しようかと考えております。
※追記
本書は2019年6月4日、新書版を加筆・修正し再編集し『本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP文芸文庫)』として文庫化されました。 -
今まで、いわゆる純文学が苦手で、難しいと感じてきたが、読み方が雑だったからなんだと、この本を読んで改めて悟った。なんとなくわかってはいたけど。
先へ先へと読んでしまいがちだけど、改めよう。
この本に書かれている方法を取り入れながら、手持ちの本を、ゆっくり味わって再読してみよう。
著者プロフィール
平野啓一郎の作品
