引き抜き屋(2) 鹿子小穂の帰還 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569769714

作品紹介・あらすじ

ヘッドハンターとして経験を積む小穂に、かつて自分を追い出した父の会社が経営危機という情報が入り――予測不能のビジネス小説。

感想・レビュー・書評

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  • ヘットハンティングってこんな単純じゃないよねぇ~
    この業種って狭いと痛感ホテルのラウンジへ行けば同業者に出くわすし、
    何十年も業界で働いている人に対したった1年で仕事が取れるのかなぁ~~

    最後は自分の父親の次期社長をヘットハンティングすることに・・・・

    小説として面白いが話がまとまり過ぎ

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  • 父の会社で取締役を努めていたが、ヘッドハントした相手に追い出されてしまい、流れに任せるままにヘッドハンティングの世界に入った小穂の第二弾。
    ヘッドハンティングの仕事にもやりがいを感じ始めた小穂。
    今回は同僚との絡みであれこれと気を遣ったり、父の会社が大変なことになったりで忙しい感じだったけど、小穂の成長や仕事に真摯に向き合う姿勢が凄く良かった。
    更に続編が読みたいと思った。

    2023.9.18

  • 雫井の特徴は、ヒト対ヒトの心理の駆け引き、押し引き、交渉の綾、ウラ読み、出し抜き等などを、わかりやすく書いてくれるところにあると思う。

  • 上巻面白かったので期待して読みましたが
    下巻は一気読みでした。
    おすすめです。

  • それって、どこかに伏線が張ってあったかなあ?それともなかったのか。という感じはしましたが、最後はよい終わり方でした。

  • 引き抜き屋(ヘッドハンター)として成長した主人公がヘッドハンティングの問題に取り組みながら、父親の会社が直面する難題に今までの経験を活かして立ち向かいます。

    1巻目はあまり知られていないヘッドハンティングの世界を知る事が出来ましたが、今回は経済小説寄りのストーリーで目新しさは見られませんでした。
    ですが、人物評価の表現内容やプレゼンの仕方等を勉強する事が出来るのでそれを目的にしても損は無い本だと思います。
    個人的に「引き抜き屋の報復」はいらなかったかな。

  • 人脈をつくり、クライアントの求めている人を探し、キャンディデイトの適正を見極め、交渉を行うヘッドハンターの仕事を知れた。
    大変だ。
    元カレへの仕返しをもっと期待した。

  • 面白かった。自分もヘッドハンティングされている気分になる

  • 第二巻になって飛躍的に面白くなった。
    周りのヘッドハンターとのスタンスの違い、とぅておきのキャンディテイトである畔田の新郎、実父の進退問題の過程と解決策など、読みどころがたくさんありました。
    にも関わらず第三巻が発売される気配がないのは、ここで持ち駒を使い切ったのかもしれませんね。
    そうであれば、めでたく終了でよいと思います。

  • ヘッドハンティングにあまりいいイメージを持っていなかったのですが、考え方が変わったかも…。面白かったです。

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著者プロフィール

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』で小説家デビュー。04年に刊行した『犯人に告ぐ』で第7回大藪春彦賞を受賞。他の作品に、『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『殺気!』『つばさものがたり』『銀色の絆』『途中の一歩』『仮面同窓会』『検察側の罪人』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『犯人に告ぐ3 紅の影』『望み』などがある。

「2021年 『霧をはらう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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