「モナリザ」の微笑み (PHP新書 623)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 53
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569771106

作品紹介・あらすじ

レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナリザ」の謎めいた微笑みは何を表しているのか?このミステリーは、美術愛好家のみならず多くの人びとを魅了してきた。著者は、その顔を美術解剖した結果、モナリザの顔は合成画で、少しも微笑んでいないことを発見。なぜこうした絵が描かれたのかを辿るうち、もうひとりの天才ピカソとの意外な接点を見出した。ピカソも、この秘密に気づき、それがかの美術史上の革命、キュビスムにつながったのではないか、と…。分析は、古今東西の微笑の系譜へと及んでいく。

感想・レビュー・書評

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  • 「微笑み」という言葉に奥深さを感じるようになった。
    モナリザの絵の中にピカソ的要素があったのには驚いた。たしかに、なぜ気づかなかったのかと。
    微笑みをテーマとした筆者の画家の見方、イメージはとても参考になった。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:701.5||F
    資料ID:95090155

  • モナリザって3Dなのね

  •  いくら美術の解説書だからって、こんなに印象ばかりで原稿を書いてはいけなだろう。
     客観性があまりに希薄だ。
     こういう粗悪本を出すから本が売れなくなるんだ。

  • ほんとに読んだ後では、「モナリザ」がちがうふうに見えた。

  • [ 内容 ]
    レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナリザ」の謎めいた微笑みは何を表しているのか?
    このミステリーは、美術愛好家のみならず多くの人びとを魅了してきた。
    著者は、その顔を美術解剖した結果、モナリザの顔は合成画で、少しも微笑んでいないことを発見。
    なぜこうした絵が描かれたのかを辿るうち、もうひとりの天才ピカソとの意外な接点を見出した。
    ピカソも、この秘密に気づき、それがかの美術史上の革命、キュビスムにつながったのではないか、と…。
    分析は、古今東西の微笑の系譜へと及んでいく。

    [ 目次 ]
    プロローグ ルーブル美術館の『モナリザ』
    1章 モナリザは微笑んでいなかった(モナリザの顔を解剖する ダ・ヴィンチ絵画の微笑み モナリザh微笑んでいなかった)
    2章 ピカソが盗んだ「モナリザ」(『モナリザ』盗難!?ピカソ、パリの警察で取り調べを受ける ピカソの絵画 三つの「モナリザ」 セザンヌが描く人物はなぜ微笑んでいないのか 「モナリザ」=ピカソ+セザンヌ+レンブラント)
    3章 世界は、私たちが知っている以上に、つながっている(ランス大聖堂「微笑みの天使」(フランス) アンディ・ウォーホル「マリリン」(アメリカ) アテネ国立考古学博物館「クーロス」 法隆寺「百済観音像」)
    エピローグ 「モナリザ」をもう一度

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    [ 参考となる書評 ]

  • モナリザは微笑んでいなかっただと…?
    かなり興味深かったです。

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著者プロフィール

解剖学者・美術批評家

「2021年 『養老孟司入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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