- Amazon.co.jp ・本 (101ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569771557
作品紹介・あらすじ
あなたは「勉強するのは嫌だなぁ」とか「勉強というのは嫌なもの」と思っていませんか? でも、いやいや勉強したとしても、覚えたり、理解したりできる量はわずかでしょう。それに、時間をかけたのにもかかわらず、あまり効果がなかったら、挫折感を感じたり、自信を無くしてしまうかもしれません。自信を無くしたら、ますます嫌になって、泥沼ですね。さて、どうしたらいいでしょう?▼答えは簡単です。「嫌だなぁ」と感じるような「受動的な勉強法」をやめて、「能動的な勉強法」に変えればいいのです。ポイントをひと言だけいうと、すべて好みでやればいいのです。参考書を決めるのも、どんな姿勢で勉強するかも、どの科目からやるかも…あなたが楽しいと感じる内容と方法で、能動的にやれば、成績は必ず上がります。この本は、能動的に勉強するためのコツを、たくさんのイラスト入りで解説したものです。
感想・レビュー・書評
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NDC(9版) 002.7 : 知識.学問.学術
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中学生向けに勉強法、というか勉強に対する心構えを紹介したもの。「能動的な勉強」で「優等生になる」ことを目指した本で、勉強嫌いの人向けの本ではない、らしい。「すべてを好みでやろう」、「集中力なんていらない?」(=集中しようとしなくても勉強が好きなら自然とやっているはずだ)、「学力向上のテクニック」など。
「このようなやり方で、やる気を持ってやることが『能動的な勉強』ですよ」と、その裏返しで「こんな『受動的な勉強』はやっていてつまらないですよ。」と紹介しているが、勉強好きな人への勉強のアドバイスなんて、楽天的な本だなあと思ってしまった。第6章「それでもダメだという人のために」というところで、やっと「受動的な勉強」をする人へのアドバイスが書かれているが、結局最後は「能動的に勉強する人に変わりましょう。」(p.101)というのが結論で、能動的な勉強をしようとするモチベーションはどっから生まれるのか、ということについての記述が弱かった。
ただここに書かれていることは悪くないので、「勉強嫌いな人も、こことここはこう割り切って、ここだけは守って、そうすれば能動的なこんなこんな勉強ができて面白いですよ」という流れにしても悪くはないし、読もうと思えばそうも読めると思う。はじめから「万人向けの勉強法の本ではありません。」(p.3)と言い切ってしまうのもどうなんだろうか。一応本のタイトルは『13歳からの勉強ノート 必ず成績が良くなる40のルール』であって、13歳になった中学生全員が対象になるはずの本だと思うので。
気になったところとしては、「ゲームで忍耐力をつけよう」(p.40)という部分で、著者は「囲碁やチェス」と言っているが、今の子供はゲームと言えばあのゲーム(パズドラとかモンハンとか)を指すので、ものすごい誤解が生まれそうだ。「宿題は可能なかぎり、早く終えよう」(p.89)は大賛成。「提出期限がずいぶん先のものであっても、化されたその日のうちにやってしまいましょう。」(同)というのは、特に優先順位を決めなくてもよいような状況では、仕事のやり方としても有効だと思う。「とにかく、可能なかぎり早く終えましょう(これをしていると、能動的に勉強する人に変わりやすいからです)。」(同)の部分は、勉強嫌いの人にもヒントになると思う。「向上心を高めよう」(p.96)の部分の記述も同じ。
面白くてためになる勉強法、というのを紹介してくれている点では、評価できる。おれは職業柄、生徒をやる気にさせる「講和」(予備校の先生はこういうのがうまい)というのがもっとできるよう、こういう本も色々読まないといけないと思った。(15/12/14) -
2013年12月11日
イラスト/ヒガシ マサユキ
装幀/松昭教デザイン事務所 -
なぜ勉強をするのか。
勉強のコツ。
イラストかわいい。
40のルールを簡潔に紹介。よみやすい。できることが一つはみつけられそう
(まっきー) -
20110812
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13歳、遅くても20歳までに読んでいればと思ったりする。
が、検証いしていないので実際この通りにして勉強がよくなるかどうかはわからない。
ただ、今までにも聞きかじったことがちらほら乗っていて、わかっていたけどやれなかったこと、上手く進めなかった事を、どうすれば上手く進めることが出来るかがわかりやすく書かれていたと思う。
読みやすいので、何度も読み返せるところがいいかも。