とらわれない-苦しみと迷いから救われる「維摩経」

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569771564

感想・レビュー・書評

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  • 維摩経の事は全く知らず、キリスト教と比較しながら学べてよかった。


    ・仏教の教えをきちんと学んで、次にはそれを捨てよ。

    ・仏教は世俗の枠組みを出ることによって生死の苦悩を超えることを説く。そのための心身のトレーニング体系や、生活の規範や、理論が編み上げられてきた。ところが、そのことを本当に獲得・実践できるならば、今度は世俗を生きることを肯定する。でもそれは以前の世俗を生きる自分とは違って、世俗に執着せずに生きることになる。

    →プロテスタントの万人祭司の考え方にすごく似ていて、まさに自分が普段考えている事だった。賀川豊彦を思い出した。


    ・「薫習」
    →聖書の「キリストの香り」ととても似ていて面白かった。

    ・人間はエネルギーが余っていて、極端になる危険性があるから、「中道」が説かれている。

  • 読み助2017年10月24日(火)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2017/10/2-64e6.html

  • 維摩経のダイジェスト版。なかなかに面白い。難しい仏教理論をこねくり廻している白い巨塔のトンチンカン坊主(知識人、大学人、政治家、名前のみの経営者)よりも、現実世界、世俗にまみれて様々な矛盾に苦しみもがきながら泥まみれで仕事をしている底辺層こそが、実は悟りに近い境涯にいるという主張の寓話を分かりやすくしたもの。

  • 釈先生からいただいた本。
    特に興味深かったのは「空」について書かれた部分。
    おぼろげながら、「空」について少しは自分なりのイメージが持てたように思う。
    何より、とかくいろんなことにとらわれがちになる自分への戒めになります。

  • 10/03/05購入。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年 大阪府生まれ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職を務める僧侶でもあり、相愛大学人文学部教授。著書に『親鸞の思想構造』『いきなりはじめる仏教生活』『不干斎ハビアン』『宗教聖典を乱読する』『親鸞―救済原理としての絶対他力―』など。 元AKB48の三宗薫さんと共に西本願寺を案内する「恋する西本願寺~伝統と文化の継承~」(BS6チャンネル)や、100分で歎異抄をまとめて解説する「100分de名著 歎異抄」(NHK)など。TV番組にも多く出演している。

「2022年 『くり返し読みたい歎異抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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