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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784569771786
作品紹介・あらすじ
新聞記事をインターネットで読む、テレビの代わりに無料動画を見る、欲しい商品はネットの通販で購入する……。インターネットの普及により、私たちの暮らしは便利になった。だが、それで本当に人生は楽しく、豊かなものになっただろうか。著者は次のように記す。「誰もが自由にアクセスでき、開放された社会の実現と言えば聞こえはいいのだが、実際には黒字化の経営努力の乏しいベンチャー企業が豊富な市場からの資金調達余力で既存ビジネスのダンピングを繰り返し、従来からある産業基盤を緩やかに破壊してきたにすぎない」。赤字でも存続が許される甘やかしを、「夢」と混同してはならない。インターネットが社会を徐々に分断化し、破壊へと向かわせるとすれば、それらを利用したビジネスも早晩、社会から必要とされず、消えゆくのみである。本書は予言の書ではない。いま現実に起こっているビジネスにおける地殻変動を、大局的な観点より読み解くものである。
感想・レビュー・書評
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無感想
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タイトル負け。水を売るより水路を売る方が儲かるという考え方の部分だけは悪くない。なぜか情報産業より製造業の話がメイン。
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2009年の書だが、当時のネットビジネスの状況とその背景がよく分かる。新聞社の苦境や、ゲーム業界、アニメ業界の置かれている状況など、けっして楽ではないその状況がよく分かる。大量の情報時代どう生きるかを考えるのに、指針となる本と思う。ゴールドラッシュ時に一番稼いだのは道具を売った人というのは、心しておいたほうが良いかもしれない。
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2009年11月4日初版。
切込隊長こと山本一郎氏の著書。
日本の産業がいかに不適応を起こしているか、ということを実情をふまえて解説。
製造業、情報産業などがネットの浸透化のなかで、どのような手を打ち、どのような結果になったのか。そういった業界に詳しくない私としては数字を見ているだけでも面白かった。
印象的だったのは、あとがきの「不確定な世界を生きるために」での隊長、じゃなくて山本氏の語り口だ。
普段のブログではあまり見られない「哲学」に満ちた文章であった。これを読むためだけでも1000円なら払う価値があると思う。もちろん個人的には、ということだが。
p189より
「不確定で先の見えない状況であるからこそ、目的を定めて行動することの必要性を認識し、混沌とした情勢を認識することが理性ある社会人として必要なことではないだろうか。」 -
切込隊長BLOGで有名な山本一郎氏の著書。
第二章「瀕死のメディア産業」を読むと、新聞という事業形態が終わりを迎えつつあることがわかります。 -
タイトルへの期待が大きかっただけに・・・
確かに書かれていることは間違ってはいないのだけど.
何やらモヤモヤ感が残る. -
結論はゴニョゴニョして、とりあえず危機感を煽るだけだったところは仕方ないとして、分析は面白かった。分析屋さんなんでしょう。
2点台の本ではない気はする。 -
2013/08/14 紹介された本
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テイストはいつものやまもといちろう節なんだけど、今ひとつバクっとしているというか切り込みが足りずに淡々と現状を評論している感で期待とは少し違ってました。ミクシィ死ねとかそういうことが書いてると思ったんですが、さすがにこのくらいカチッとした本ではそういう方向には行かないですかね。業界を知らない人にとっては新鮮に映るかもしれないけど…という印象。まぁ当たりもあれば外れもあるということですね。
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様々な角度から今のアニメ産業、新聞ビジネスをはじめとしたネットビジネスについて考察している。産業構造上の問題点の指摘が多かったが、この本が出てから3年、以前として状況は好転していないように思える。
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切込み隊長の本。ネットビジネスだけでなくコンテンツ産業やメディアビジネスについても。ネットバブル崩壊後のいま小さなベンチャーが設けることの難しさ。
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タイトルと内容にズレあり。ネットに活路を見出したい人にとっては、聞きたくない内容が満載。
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タイトルは釣り
この人の本は読む価値なしと判断 -
文体は割と固めだが、自分の好みに合っているのかすらすら読める。
電車で読みやすいサイズに、こだわりが感じられる。
内容もおすすめ。 -
あまりに読みにくく、つまらず、
そして、発見がない。
なんでこういう本っていうのは、
おじさんむけなんだろう。
面白くないので、
別な本、カーの本とかのほうがもっと勉強になる。 -
エリクソンは携帯電話事業を捨ててインフラだけに集中した。
携帯電話事業に限らず、現在の多国籍企業の清張のジレンマとは基本的に清張市場に自由にアクセスでき豊かな資金源から適度な資本コストが資金調達できるという前提によらなければ成長できない点にある。
日本のリソースを考えるとあらゆる点において、世界と互角に戦えるのはNTTだけだが、NTTは政治的なセンシティブな問題がある。
この本にはいろいろと書いてあるが具体的どうすればいいのかの、Whatがないから読む価値なし。 -
題名と出版時期からしてアンチ「フリー」の論陣を張るのかと思ったら、違った。四つの章のうち一章と三章は2000年代初頭の情報通信革命当時のスローガン批判であり、二章ではネットメディア興隆の裏側にある出版業界の苦境を、四章ではネットビジネス批判を繰り広げるが、唐突感は否めない。
苦境にあるプレーヤーの悲劇ばかり書き立てて、だからネットビジネスは価値がない、と論じても説得力に欠ける。情報量の増大が人間性を向上させない、と批判してもノスタルジーとしか映らない。
ネットビジネスは既存のビジネスをネットに置き換えただけ、というが、ネット化が進めば従来チャネルで稼いでいたものは稼げなくなる。それを付加価値の破壊と見るか、効率化による進歩と見るか、残念ながらこの本ではそこまで 論考されていない。 -
何がいいたいのかよくわからんかった。そりゃそうでしょ、だからあなたはどうするの、といいたくなった。。は〜。読んでしまったもんは読んでしまったし…まぁ雑食手当たり次第。なもんで。消化器系は丈夫♡
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うーん、正直あんまり目新しい読みどころはないと思う。というかネットビジネスの話はあんまり書いてなかったりするwメディア全般に関する昨今の経済的状況について書かれている本。
著者の書いていることはネットビジネスに関わっているとか関係なく、昨今のビジネスパーソン(既に死語か?w)なら少なからず感じていることだとは思う、それが体系的に一冊の本にまとめられるという印象。
また国際状況については良質な情報がちりばめられているのではないでしょうか。全部が全部裏とったわけではないけど、大方は正しく有益であるように思いました。 -
相変わらずの明晰な業界分析。でもその処方箋についてはあまりないなぁと。でも終章の文章は保守主義者としての彼らしさが詰まってるなぁ
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