情報は「整理」しないで捨てなさい

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569772134

感想・レビュー・書評

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  • 文書の捨て方のテクニックに関する整理術の本です。
    他の本であまり見ない、情報を「劣化するもの」「化石化したもの」に分けるという考え方は面白い。

    そういう点で、情報を分類するルールとして、「新旧」「正確性」「加工度」「発信源」「希少性」「再現性」「効率性」「インパクト」「コスト」の9項目で考えるというのはよいと思う。

    また、入り口で排除するというが、それでは後で気になって困るから、「とりあえず取っておく」のであって、その情報をどうするかという点はあまりなかったかな。
    廃棄箱を作る話も、結局その廃棄箱が山積みになっていくだけですよ。おそらく。

  • ・情報の捨て方が下手だと、つまらない人間になってしまう。捨てる勇気必要。皆と同じ情報処理だとリストラされてしまう。
    ・情報はその場で処理。不要なものは捨てる、必要なものはファイリング。取り合えずファイリングはNG
    ・常に自分が今後行なうアウトプットを考える。
    ・頭の中は100%自由、タブーなし。変なテレなどあるとNG
    ・新聞やテレビの情報は、確定しているまとめ情報が有用。NHKBS1の22:15きょうの世界がお勧め

  • 自分のやりたいことを明確化していないと情報を取捨選択できない。

  • アウトプットをトンがったものにするにが目的。
    ためこんでから整理は✖︎。その場で選択。
    情報を入口で選択する重要さに気付けた。

  • 戦略的インプット術を紹介する本。タイトルからてっきり「今ある情報を捨てる技術」を解説しているのかと思いきや,実は「インプットの時点で情報を取捨選択する技術」だった。
    情報過多の現代にあって,人と違うアウトプットをするためにはインプットの仕方が大切だと説く。確かに誰もが特別な情報にありつけるわけではないのだから,誰もが触れられる情報をいかに戦略的に取り入れていくかが大切だという著者の主張には納得させられる。また,情報を捨てることによって,モノの少なさや管理のしやすさにつながるというメリットもある。
    一般的な情報収集が「机の上の書類棚」なのに対して,戦略的インプットでは「郵便受けとゴミ箱」――つまり,受け取ったそばからどんどんゴミ箱に捨てていくという手法は(個人的にはある程度実践しているものの)面白いと思った。
    具体的には以下のフローで進めていく。
    1.目をつくる:カラーバス効果を生み出す下準備。
    2.広く情報に触れる:情報チャネルを限定せず,新書や辞書なども積極的に利用する。
    3.使えるかを判断する
    4.捨てる・拾う

  • All information is made by a mere human.
    I will not be influenced by stupid information.

    An idea is a combination of problem awareness and information. Therefore, in order to create ideas, it is important to devise ways to increase the number of “accidental encounters”.
    (アイデアとは問題意識と情報の組み合わせだ。だからアイデアを作るには「偶然の出会い」の回数を多くする工夫が大切になります。)

  • ちょっと私には関係ないというかピンとこなかった。

  • 情報の捨てる技術。そりゃそうだよね、インプットの段階で情報捨てとかないと、一冊のノートにまとめきれない。自分の感性に任せて、必要と感じたものはとっておき、そうでないものは捨てる。この本の内容を実践する前にまずは、「カレン」や「こんまり」さんで、捨てる技術を磨いてからのほうが良いかもしれない。

  • 2010/02/12

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著者プロフィール

奥野宣之(おくの・のぶゆき)
1981(昭和56)年、大阪府生まれ。
同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社、新聞社勤務を経て作家・ライターとして活動。
読書や情報整理などを主なテーマとして、執筆、講演活動などを行っている。
『情報は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』『読書は1 冊のノートにまとめなさい[ 完全版]』(以上、ダイヤモンド社)、
『学問のすすめ』『論語と算盤(上)自己修養篇』『論語と算盤(下)人生活学篇』(以上、
致知出版社「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」現代語訳)など著書多数。

「2022年 『心をつかむ文章術 無敵の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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