- 本 ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569775401
作品紹介・あらすじ
本書は、ベストセラー『美人の日本語』の著者が贈る「こころ美人」になれる古典案内。▼▼平安時代の女性たちも、恋に胸をときめかせ、人との関わりで悩み、自然の美しさに感動しながら生きていました。▼『源氏物語』、『竹取物語』、『枕草子』等の作品の中では、当時の女性たちが、ひたむきに生きています。そんな彼女たちは、現代の私たちからみても、とても美しくて魅力的です。▼きっとページをめくるたびに、彼女たちが、時を越えて大切なものを教えてくれることでしょう。▼(本書の目次より)▼『竹取物語』―心のつながりを求めるあなたに▼『伊勢物語』―情熱を秘めたあなたに▼『枕草子』―弱音ばかりはいてしまうあなたに▼…
感想・レビュー・書評
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山下さんは初めてで、一体どんな方なのかと思い読みましたが、非常に良い各作品の紹介でした。
偏りがなく読みやすい。
国文学科卒で作詞家、ことばに関する書籍を出しているからというだけではなさそうだと参考文献を見て感じました。
集成・全集・体系にビギナーズ・クラシックまで。
各作品それぞれ目を通されている。
あまりこの手の本でここまで読まれている方を見かけない気がします。
山下さんも述べているように「古典愛」を感じたとともに、古典への誠意を感じました。
入門書やレポート・論文のテーマの参考などに活用するのにとても良い本ではないかと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短大のレポート課題で、参考文献として読みました。古典は、高校当時は暗号文で、授業は寝てばかりでしたが(汗)。この本を読んで、古典って、ちゃんと読めば、当時の生活や社会のこと、人々の心情が伝わってくるものなのだな、と思いました。特に、女性作家の作品は、男と女の関係を面白く書いているものも多く、古典に対する見方が変わった気がします。
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中学や高校の時に教科書で読んだ古典を覚えていますか?
この本ではあの難しい古典が現代向けに面白く描かれています。
恋愛に、夢に、現実に疲れてしまった時、昔の女性が記した書物で癒されることが出来ますよ!
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
紹介されている作品どれも面白そうで読みたくなった。
感じることは、昔の人も今とあんまり変わらないんだなぁ。
どれも面白そうだけど、特に「更科日記」と「堤中納言物語」が読みたい。 -
古典の有名どころをサラッと解説している本。少し敷居の高いように思えていた古典を、1つの作品として取り上げ、それぞれの作品から見える恋愛や人生にたいするものの考え方などを、著者自身の考えも交えて読みやすく描いている。今も昔も人は悩んだり熱をあげたりしているんだな、と思い、遠くに感じていた古典作品に、興味が沸いた一冊。
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名前は聞いたことがあるけど…というお話の内容を教えてくれます。
昔も今も人の気持ちって変わらないんだなあと思いました。
高校生の時に読みたかったな。 -
「古典」と聞くと、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、古典には
昔も今も変わらない生き方のヒントがつまっているのです。
この本を読んで、古典の面白さに目覚めてください。
古典をたしなんで、教養のある女子になりましょう!!
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00174677 -
中高時代はさっぱりだった古典も、大人になって読んだ方が共感でき
身近に感じられた。
約千年前の方々と本を通じて女子トークしている感覚。 -
古典文学のあらすじ紹介的な本
著者プロフィール
山下景子の作品





