陸奥宗光とその時代

  • PHP研究所 (2009年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784569775883

作品紹介・あらすじ

権力闘争に敗れた父の失脚で城下を追われ、復讐に燃えて才学双全の人となった陸奥宗光。▼その切れ味の鋭さゆえに、後に「カミソリ大臣」と呼ばれるようになる若き日の陸奥は、勝海舟・坂本龍馬の知遇を得て、勝海舟の海軍操練所、次いで坂本龍馬の組織する海援隊に入り、坂本龍馬と行動を共にした。▼坂本龍馬は「(刀を)二本差さなくても食っていけるのは、俺と陸奥だけだ」と陸奥を高く評価するが、その扱いづらい個性的な性格のため、生前の陸奥を真に理解し、才能を発揮させようと親身になったのは、坂本龍馬と伊藤博文、西園寺公望の三人しかいなかったと、著者は言う。▼並々ならぬ才覚で日清戦争後の三国干渉を乗り切り、明治維新後の日本の生存と尊厳を守り抜いた男の生涯を通して、近代日本の命運を描く。

感想・レビュー・書評

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  • (欲しい!)/新書

  • 著者は外交官出身でもあり、陸奥の外交における貢献、活躍、能力について、的確に表現しているといえる。
    陸奥の凄みは政治家と言う固定観念に収めることができない程の大きな人物であり、幕末や維新時の時代が生み出した偉人であるといえる。
    現在の「頭がいい」とはレベルが違う。
    陸奥も、所詮、坂本龍馬の部下だったわけで、龍馬が生きていれば、どのような人物になっていたのだろうか。

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著者プロフィール

岡崎久彦

1930年(昭和5年)、大連に生まれる。1952年、外交官試験合格と同時に東京大学法学部中退、外務省入省。1955年、ケンブリッジ大学経済学部卒業。1982年より外務省調査企画部長、つづいて初代の情報調査局長。サウジアラビア大使、タイ大使を経て、岡崎研究所所長。2014年10月、逝去。著書に『隣の国で考えたこと』(中央公論社、日本エッセイスト・クラブ賞)、『国家と情報』(文藝春秋、サントリー学芸賞)など多数。

「2019年 『戦略的思考とは何か 改版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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