[新装版]陸奥宗光とその時代

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (569ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569775883

作品紹介・あらすじ

かつて日本の生存と尊厳を守り抜いた外交官がいた!坂本龍馬から一目置かれた男。日清戦争後の三国干渉を乗り切ったカミソリ大臣。その波乱の生涯を描いた不朽の名作。

感想・レビュー・書評

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  • (欲しい!)/新書

  • 著者は外交官出身でもあり、陸奥の外交における貢献、活躍、能力について、的確に表現しているといえる。
    陸奥の凄みは政治家と言う固定観念に収めることができない程の大きな人物であり、幕末や維新時の時代が生み出した偉人であるといえる。
    現在の「頭がいい」とはレベルが違う。
    陸奥も、所詮、坂本龍馬の部下だったわけで、龍馬が生きていれば、どのような人物になっていたのだろうか。

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著者プロフィール

岡崎久彦

1930年(昭和5年)、大連に生まれる。1952年、外交官試験合格と同時に東京大学法学部中退、外務省入省。1955年、ケンブリッジ大学経済学部卒業。1982年より外務省調査企画部長、つづいて初代の情報調査局長。サウジアラビア大使、タイ大使を経て、岡崎研究所所長。2014年10月、逝去。著書に『隣の国で考えたこと』(中央公論社、日本エッセイスト・クラブ賞)、『国家と情報』(文藝春秋、サントリー学芸賞)など多数。

「2019年 『戦略的思考とは何か 改版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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