13歳からの英語ノート

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569777047

感想・レビュー・書評

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  •  中学生向けに書かれた英語の勉強法に関する本。第1部は「解説編」として英語学習に対する心構えや取り組み方について、第2部は「実践編」として、実際に音読を繰り返し、最終的には和文英訳が出来るまで暗唱するための文例集。第2部のボリュームがすごい。
     第1部の解説編は、英語教師のおれから見ても良いことがたくさん書いてあって、生徒に読ませたいくらい。落ちこぼれ脱出のためには「発音」、「英文暗記」、「語彙」と、簡潔に書いてあり、英語が実技科目、トレーニングするものであることがとても簡潔に書いてある。
     第2部は、ひたすら英文が並んであり、同じ文型、表現のものが繰り返し並んでいる。同じ文型のものにたくさん触れる、というのはとても良いことなんだけれど、ただ文脈のない英文が並ぶ中で、なんでこんな特殊な状況なの、とか中学生には難しいんじゃないかと思うような表現が結構並んでいるのが気になった。例えば「もう投票した?」(p.58)とか、中学生にはピンと来ないかもしれない。「もう宿題やった?」とかじゃダメなんだろうか。「(病院が舞台のTVドラマで、患者たちがほとんど描かれていなくて、など)彼らはそこにいないも同然だ。」とか、状況がよく分からない。それにmight as wellなんて中学生で無理に覚えなくてもいいんじゃないかと思う。英語が得意で好きな中学生ならともかく。
     あとはおれが勉強したこと。「魚をさばく」ときにはcleanを使うらしい(p.47)。「~してもいいですか」という表現で、Would you allow me to ~.(p.55)というのはおれは使ったことがなかった。「だまされちゃった!」がI've been had!(p.58)、「あなたは数学、どう?」がHow are you at math?(p.68)、「親は時々かなり鈍いことがある。」(子供の恋愛感情などについて、など)はParents can be pretty dense at times.(p.90)、「そんなことで悩まないで」がDon't let it bother you.(p.123)、「それが何か?」はWhat's it to you?というのは、覚えておこう。「どのようにしたら私はきみに償いができますか?」はHow can I make it up to you?(p.102)とあるが、make it up for youだと思っていた。どっちでもいいんだろうか。あとp.99に「そこ(パリ)へ行く」というのがgo to it (it = Paris)となっているけど、さすがにこれはないんじゃないかと思う。(15/12/03)

著者プロフィール

国際通信チェス連盟インターナショナルマスター

「2019年 『13歳からの英語で自分の意見を伝える本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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