- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569777405
作品紹介・あらすじ
子どもは磨けば、みんな光り輝く! “人育ての名人”松下幸之助の「子どもが伸びる知恵」をあつめた本。▼この本を手に取られた方の中には、「松下幸之助の子育て本?」と思った方もいらっしゃると思います。無理もありません。パナソニック・グループの創業者である松下幸之助が、子育てについて著したものはほとんどなかったからです。しかし、企業家として多くの優秀な人びとを育てた松下幸之助は、“人育ての名人”と称されることもありました。じつは、松下幸之助のリーダー論や人材育成術の中には、子育てに応用できる考え方が、たくさんつまっていたのです。▼本書は、子育てや教育、人材育成、あるいはあるべき生き方について、松下幸之助が語ったり、著作にしたりしたものを厳選し、一冊にまとめたものです。
感想・レビュー・書評
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教育者としても、親としても、社会にいる大人としても。子どもに対して必要だと松下幸之助さんが思うことを書いてある。
「しつけがされなくなってきている」や「知育、体育はされているが、徳育は…」などの社会への憂いがやさしい言葉でまとめられてあった。
「才能がなくても、熱意をもって素直にやり続けることが大事だ」と、子どもにも伝えると共に、自分もそうして、自分の天分を見定めていきたい! -
昔からの親としての心構えが網羅的にわかる本だと思います
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正座して読みたくなるような、松下幸之助氏の子育て本。
企業の人材育成も子育ても本質的には同じだとつくづく。
「言うべきことを言い、叱るべき時に叱り、かわいがるときにかわいがる。こうして育てられた子どもは、感謝する心を学びます。」 -
親としてだけでなく、人として、社会人として大切なことに気付かされた一冊。
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「道義や道徳など、人間として大切なことをしっかりと教え、その上で自由や自主性を尊重するようにしたいものです」
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経営者が教育指南本?と思ったが、パラパラしてみたら読みやすそうで興味をそそる内容なので手に取った。
なるほど、会社経営と育児は似ているところもあるのか。
こんなふうにおおらかに、堂々と育児ができたらな。 -
ものごとは教えられて初めて考えることができるようになる。教えないで自由に考えなさい,ということは教育ではない。
松下幸之助氏をはじめ,「人」を育てた多くの人たちの考えは共通している。 -
松下幸之助さんの書かれたり、語ったりされたことを
まとめた本のようです。
PHPは松下さんが創設されたとは知りませんで読んでいました・・(無知)
おこがましいですが、松下さんと私は考え方が合うなぁーと思いつつ
読んでおりました。
文字も大きく、サッと読める本で、
ご飯作りのちょっとしたスキマなど、スキマ時間に読める本かな、
子育てまっさかりの方にピッタリかと思われます。 -
2012.1月 市立図書館
イライラガミガミしやすい私にとって、とてもためになる言葉がたくさんありました。
・「人間としての優等生に育てる。」ここでの優等生・・・人間らしく生きるための基本的な知識なり、良識なりをしっかりと身に付けた上で、自分の持っている素質・才能というものを素直に生かしている人。
・長所と短所にこだわる必要はない。(一喜一憂することなく)おおらかな気持ちで、自分の持ち味、全体を生かしていくよう心がけることがより大切。
・言うべきことを言い、叱るべき時に叱り、かわいがるときにかわいがる。こうして育てられた子どもが感謝する心を学びます。
・‘‘寛厳よろしきを得る‘‘とは、厳しさと優しさ、叱ることとほめることを半々に表すことではありません。厳しさはなるべく少ないほうがよいのです。
・人にものを教えるには根気が必要です。大切なことを相手に覚えてほしいことは、二度でも三度でも五へんでも十ぺんでも言うことが大事だというのです。特に相手が子どもであればなおさらのことです。