- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569778921
感想・レビュー・書評
-
仏教の教えを日常使っている平易な言葉で分かりやすい文章で書いている。お坊さんや学者の解説本はわざとわかりづらい専門用語や言葉で解説しているのだが、著者は現役の坊さんにしては珍しく万人に説明してる。ひらがながを多く取り入れてるのだ。難しい言葉は一つもない。専門用語もない。私たちが日頃使っている話し言葉で説いているのだ。
そして、私たちが毎日普通に行動してること、意識してないことを意識させてくれる。私たちのイライラした表情や立ち居振る舞いも余裕のなさからくるという。その「イヤな自分」とさよならしましょうと勧める。自信に満ちて、穏やかな自分を取り戻そうと私たちに訴えてる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
性格のいい人と言うと他人に尽くす人や親切な人をイメージするが、仏道では「欲、怒り、迷い」といったストレスのもとになる煩悩がなく、自分の心が綺麗なことを指す。性格の悪い人は自分にも他人にもストレスやダメージを与える。例えば自慢話をする人は周りから煙たがられ、グチっぽい人は他人をイライラさせる。自己チュー、自意識過剰、嫉妬深い、グチっぽい、ケチな自分とサヨナラする方法。
-
性格のいい人とは
自分の心がきれいな人
仕事は経済活動
「やりたいこと」と
「やるべきこと」は違う
むやみにうらやむのはやめましょう
現実を忘れさせる刺激で
心が癒やされるということは
多かれ少なかれ
現実が嫌いということ
強い刺激を求めるようになったり、
量がすぎると
現実をなんとかしようという気持ちが
だんだん失せていく危険をはらんでいる
相談をして「よかったな」と
思う相手というのは
「気の利いたこと」を言ってくれる人より
話を聞いてくれたり
受け止めてくれた人
アドバイスが適切かどうかは
慰める側の才能にもよるから
お互いの気持ちとは必ずしも
関係ない
人が本当に評価するのは
相手の才能ではなく
「この人と一緒にいると、心地いいな」
という相性みたいなもの -
ちょうど嫌な自分とサヨナラしたかったので。
考え方の枠をとっぱらう、ってことで
まだまだ思考の癖が強くなかなかサヨナラできそうもありませんが
頑張っていこうと思います -
今まで読んだ小池龍之介さんの本の入門編という感じ。
すごく優しくソフトに書いてあるので、仏教や小池さんの本を読んだことのない人に進めるのには、読み易くていいと思います。
考えない練習などを読んだ後だったので、私にはちょっと物足りなかったです。 -
とっても読みやすくて、すんなり、読めた。
-
書かれていることはもちろん正論かもしれないけど、音楽や映画がただの逃避、という考え方はあんまり受け付けなかったかな…イラストはとてもかわいかった。
-
「お坊さんが教える」とはあるものの、宗教的ではない心の持ちようを教えてくれる良書。
今の時代、このような考え方がもっと行き渡れば、心安らかに過ごせるように思うのだが・・・ -
女性向きの読みやすいタッチ。絵も可愛らしかった。
分かっているけど難しい、ということをさらりと言ってくれる。