だれとも打ち解けられない人 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 198
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569778983

感想・レビュー・書評

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  • 普段、立ち読みというのが苦手なのでしないけど、加藤諦三さんの本はタイトルに惹かれ手にし、チラッと見たらつい引き込まれて読んでしまいます。
    でもその場で買う事はしない。
    もう何冊も加藤諦三さんの本は読んでるし、また同じような事を書いてるんでしょ・・・と思い、本棚に返す。
    だけど、その後ずっとその本の事が気になって買ってしまう。
    加藤諦三さんの本を買う時はいつもこのパターンになってます。
    この本もそのパターンで今日買いました。
    表紙折り返し部分の内容紹介、まえがきに惹かれ、先週見入ってましたが、その場で買わず今日買いました。

    この本のタイトルになっている「だれとも打ち解けられない人」というのは、本書では執着性格的真面目人間、うつになりやすい性格の人となっています。
    人に弱みを見せられない、打ち解けられない、マジメで頑張りすぎる・・・そんな人。
    私自身がそういう人間だと自分で自覚しているので、興味をもって読みましたが、読んでいると「私はこうじゃないな・・・」というのもありました。
    でも以前は確かにこうだった・・・と思うのがあり、自分なりにそこを意識して少しずつ変えたんだな・・・とも思いました。
    でもそれで良くなったかというとそうじゃなく、人にたやすく迎合はしなくなったけど、その分、人には好かれにくくなったように感じてます。

    この本では何故そういう性格になってしまうのか。
    そういうコミュニケーションが下手な人はどうすればいいのか。
    という事が書かれてあります。

    この本独自の特徴としては、読んでいて今までの本よりも強い作者のエールを感じました。
    実生活では私の思いを汲んでくれる人、理解してくれる人はいないと感じていますが、この本は共感してくれていると感じられます。
    そして、ただの甘やかしでなく、「そんな困難な中生きてきただけでもすごいことだ」「頑張らなくていい」と言ってくれてます。

    こういう自己啓発本、スピリチュアル系の本ではやたらと人を「許せ」と説いてますが、この本では自分をひどい目に合わせた人に対して「いつかきっと思い知らせてやる」と思っていい、と書いてます。
    多分、こういう本が気になって手にしてしまう人はコミュニケーションが下手だと自分でも自覚しているし、それでうまくいかない、そして、人に言いたい事が言えないという人だろうと思うし(そうじゃないなら、読んでも何もピンとこない内容の本だと思う)、そういう人が実際に相手に思い知らせてやろう、なんて事はほぼないのでは?と思います。
    だから、それくらいの気概だとか、そんな風に思ったっていいんだよ、あなたのような人は・・・という意味で書かれているのではないかと思います。

    何冊も加藤諦三さんの本は読んでますが、やはり行き詰った時、精神的につらい時は手にしたくなります。
    この人の本を読むと自分と同じような人がいる、分かってくれる人がいる、と何となくホッとできます。

  •  本書では、人と打ち解けない人を「執着性格者」として、その行動様式から、コミュニケーションを難しくしている要因を分析し、少しでも楽に生きられる処方箋を示している。
     ありのままの自分を自分自身が「これでいいのだ」と肯定することが出発点だと理解した。そうすれば自分の弱みを出すことができるし、周りも次第に理解してくれるという好循環が生まれてくるのだろう。自分の失敗談を語れるようになれば、しめたものだ。
     「北風と太陽」の童話を思い出したが、「自分の殻」を破るのは、他人からの圧力ではなく、自らが「こうしたい」という自らの意志によることが重要だろう。

  • 読んで納得した部分が多数。
    加藤先生の本は本当に為になる本ばかりです。

    違う意味で全俺が泣いた。

  • 【要約】


    【ノート】

  • 極端に友達が少ないので読んでみた。
    自分は本書のテーマである『執着性性格』までは行って無いよなと思ってたけど読み進めていくうちにかなり近いんじゃないかと感じ始めてきた。
    見立て7割くらい該当する感じ。
    人づきあいは生身の人間相手じゃないと上手くなれない、本は所詮机上の理論ということは分かっているけどこれからやってく上で十分すぎるほどのヒントを教えてくれた一冊。
    出会えて良かったと思える一冊。

  • うつ病の人、執着性格者、ヒステリー性格の人…と言った表現が多数出てくるが、言葉の定義をしっかりしないと読み間違う気がしますね。
    執着性格者と日常者はグラデーションで0か1ではなく、グラデーションでつながっているというところも言及してほしかった。
    自分はとても共感できる部分とそこまでではないという部分があり、まあやはり軽く執着性格者なのでその点では参考になった。森田療法に通じるところがある。

  • 誰とも打ち解けられない人は、周囲が全部”敵”だと思うために自分をさらけだすことができないから。弱点を他人に悟られるまいと常にびくびくしているのでいつも不安な緊張を強いられている。肝心のやりたいことや発展的なことではなく隠すことに全エネルギーを注いているので、消耗して擦り切れてしまって当然。
    この説明に合点がいった。

  • 性格に関する説明は納得できるところもあるが、対処方法に関しては雑。そこを詳しく書くべきだと思う。

  • 新書 S159-PH-680 300119484

  • 後半は読んでよかったと思える内容だったが、前半はうつになる人の説明がくどすぎる。あまりに繰り返し、決めつけのような説明するので「だからうつになるんだ、ダメなんだ」と言われているような気分になる。

    元気がない人に向けて書いたとは思えないと感じる部分もある。
    ある程度回復した人が読むべきだと思った。

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著者プロフィール

1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問(元理事)。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」のレギュラーパーソナリティを約半世紀つとめている。

「2018年 『怒ることで優位に立ちたがる人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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