投資ミサイル

  • PHP研究所
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レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569779072

感想・レビュー・書評

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  • 前作、会計天国が「経営コンサルの実際」みたいな話だったのに
    対して、今作は「投資の実際」というあたりがメイン。
    とはいえ、SFチックな設定を1つだけ取り入れることで
    (前作は憑依による助言、今作はロボットによる指南)
    フィクションとしての面白みと、実際に大いに学びに役立つというところを
    両立させているのは、相変わらず秀逸。

    今作の主人公は道明美穂。32歳の中堅繊維製品メーカーのOLだが、
    新規事業立ち上げをロボットと一緒に任されるところから、
    人生がいろいろ変っていき、成長していくという物語。

    1章では新規事業立ち上げに際しての、分野・商材選定に関する
    競争戦略とキャッシュフローのイメージ。
    2章では株式市場投資に関するリスクとリターン。
    3章ではCAPM理論に基づく投資の考え方と、企業の貸借対照表から
    見る資金調達。
    4章では不動産投資から考える将来キャッシュフロー。
    5章では行動経済学を踏まえた人生の幸福と投資の関係。

    というあたりを、幅広く、かつつながった物語として学んでいく。

    それぞれの踏込はもちろんそこまで深くはないので、
    本書を導入として、さまざまな専門知識を学んでいくのに
    ぴったりだと感じた。

    なお、物語のキャラクターの造形としては、
    ロボットはいい味出しているが、
    美穂と恋人の吾郎は若干ついていけない人たちな感もある(笑)。
    あと、エンディングは…どうなんだろうとかもツッコミを
    入れたくなるが、
    とはいえこれだけの要素をストーリー仕立てで成立させる取り組みは
    すごいなぁと称えたい。

  • ストーリー仕立てで投資やファイナンスが学べるステキビジネス書。

    表紙やタイトルとは裏腹に、中身は意外と充実しており、キャッシュフロー会計を使った事業計画の作成、ポートフォリオ理論、CAPM、不動産投資理論、行動ファイナンスなどなど、ファイナンス理論の幕の内弁当的詰め合わせ。

    ただ会計の予備知識が無いとちょっと厳しい点もいくつかあるかもしれない。

    ファイナンスを本格的に勉強する前に、ざっくりとしたイメージを掴みたい場合には最適だと思います。

  • 事業計画書、株、不動産、投資についてロボットが教えてくれる。ラストがいい話である。

  • 1章だけよんだ。
    会計天国のあと、再度借りる。

  • 会計天国の続編。より経営者、経営企画の視点から、会社のお金の動かし方、投資の仕方について、ストーリー仕立てで分かりやすく書かれている。

  • 先輩が読んでいておもしろそうだったので購入。
    投資といっても投資先はいろいろあるが、この本では株、不動産、果ては自分への投資にも言及していて読み応えがあった。
    広く浅くという感じはあるかもしれないけれど、大事な点はとてもうまくまとめられていて、大体知っているという人でも再確認できる内容です。
    今まで全く投資関係の本を読んでいない人には専門用語などでついていきにくいところは多少あるようですが、その辺を読み飛ばしても要点は大変掴みやすいので初心者にもお薦めです。
    そしておまけみたいなものかと思ったストーリーが意外と良い!ロボットのキャラが素敵だし、周囲のロボットへの対応も面白い。主人公の彼氏も最後の最後で大活躍でした。
    しばらく個別株投資からは離れていましたが、読んだらそろそろ復帰しようかなという気になって来ました。。。いろいろな意味でやる気を出させてくれる本です。

  • 小説仕立てだったが、しっかりとした教訓も随所に織り交ぜてあって、やる気をアップさせるのに役立った。
    小説としてもしっかりとした出来栄えであり、面白かった。

  • 会社に銀行から取締役としてロボットが送り込まれてきて、その部下になった主人公は、ロボットに教わりながら投資を学んでいく本です。

  • 奇抜なタイトルに惹かれて、「読みたい」に入れていた1冊。

    業績が低迷している会社に、銀行から送りつけられてきた上司は「ロボット」だった……
    投資の基礎も分からない女性課長を、ロボットが一から教えていく。

    新規事業の立ち上げに必要な投資知識、ギャンブルと株式投資の違い、不動産投資をするとはどういうことなのか……基本的な投資知識をコミカルなストーリーに乗せて紹介してあり、読みやすいですね。

    ただ、小説として読んだ場合は全く評価できず、むしろこのストーリーが理解の邪魔になってしまっている気がします。
    悩ましいですね。

  • 読始:2011.06.15
    読了:2011.06.17


    友人に勧められて読んだ一冊

    いろんなことの基本的な仕組みを簡単に説明した後、そこから会計のことを学んでいく。
    決して堅い一冊ではなく、ある女性社員(課長→部長→取締役と昇進していく)と彼女を部下に持つロボットの話。

    第一章では事業計画書作成を見ていく中で、原価の話や営業利益についてなど学ぶ。
    第二章では株式投資について
    第三章ではハイリスクの意味、正しい解釈について
    第四章では不動産投資について
    第五章では人の思い込み、思考の傾向について

    平易な言葉でわかりやすく書いてある。
    とはいっても簿記3級程度の知識はないと、ちょっととっつきにくい部分もあるかもしれない

    知っていそうで実はその本質をわかっていない会計の初歩について、自分の誤った知識・考え方・認識を確認できた本。

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著者プロフィール

経営コンサルタント

「2018年 『相続仮面』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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