投資ミサイル

  • PHP研究所
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レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569779072

感想・レビュー・書評

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  • 最近よくあるビジネス書を小説形式にしたもの。
    萌え要素的なのはなく、内容は株式投資、事業投資、不動産投資等々。
    ためになることもちらほら。
    投資の基本的な考え方が身に着くはず。
    経済系の知識が全くないと読みづらいかもしれない。

  • 外貨や株の投資についてだけの内容ではなく、自分への投資なども含めた総合的な「投資」の大切さをドラマ仕立てで書いた本。中盤あたりの株投資の話は数字や計算式もでてきてちょっと内容が難しいのだが、一度は最後まで読破してもいいと思う。自分の未来をもう少し具体的に考えてみようと思える一冊。

  • @0218271948

  • 投資や経済に興味のない自分が、某ブログを見て購入してみた書籍。

    株式投資の話から始まり、不動産投資やらなんやらと金融商品(って言っていいのかな?)について触れられている。
    入門書としては正直ちょっと難しいのだが、登場人物(ロボット)や恋愛模様を描いたストーリーが多少和らげてくれている。

    最後は

    「えっ。そういう展開っすか…」

    となるようだが、おかげで知識を無意識の海に沈めることができる。
    問題なく理解できる人はそれで良し。
    俺のように理解できない人は、ほかの書籍を読むなり勉強するなりして、その時に無意識の海に沈んだ知識がサルベージされると思う。

    そんな感じ!

    途中で『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』という本を読みだしたのだが、正直どっち読んでるんだがわからなくなった。

    そんな感じ!

  • タイトル通り、投資や経済に関する話が分かりやすく書いてあることを期待して読み始めた。実際、株式会社や株式市場の何たるか、利回りや経済的価値の考え方とか色々わかりやすく書いてあった。でもこの本の良いところは、そういう経済の理屈一辺倒になるのではなくて、人生観というか仕事に対する心構えなども書いてあって、むしろ本題よりそっちの方がためになった。


    [読書録]==============================================
    歴史が長い会社ほど偉くて、さらに上場していれば知名度もあって社員も優秀である、なんていうわけは全くない。しかしそう錯覚してしまっていることが多い。

    「もったいない」という言葉によって、過去に意思決定した固定費を回収するために、判断を誤ってしまったら本末転倒。埋没費用は比較してはいけない。

    競争戦略の三つの方法:コストリーダーシップ戦略、。差別化戦略、集中戦略(コスト集中、差別化集中)。この中から2つ以上の戦略を選択すれば、どっちつかずで失敗する

    「うちの会社は何でもできます」は、「うちの会社は何もできません」と宣伝しているのと同じ。何の特色もない。

    お金は時間が経つと、価値が小さくなってしまう。将来のキャッシュフローの現在価値は、期待されるリターン率で割り引いて求める。現在のキャッシュの将来価値は、期待されるリターン率分の利息を付与する。

    持っている財産やコネクションは徹底的に使ってでも、成功すべきだ。一度しかない人生なのに、自分から進んで不利になることはない。

    世の中には、すごくおいしい料理を作れるのに、一店舗しかないレストランもある。一方、そこそこの味なのに、全国に100店舗のレストランもある。それは、最初から、何を目指すのかという「っこころざし」が違っていたからだろう。

    株の収益率は、必ず正規分布になる。

    正規分布のグラフが尖っているのはローリスク、逆になだらかなのは、ハイリスク。この広がり具合の指標が標準偏差。

    ポートフォリオ理論:分散投資することで、リターンは変わらずリスクだけを減らすことができる

    市場ポートフォリオ:全銘柄のポートフォリオであれば、もう組み入れることができる株が存在しないから、それ以上によい組み合わせは見つけられない

    株はリターンではなく、リスクプレミアムに注目する。

    投資によって、意思決定に対する自己責任を持つようになる。また、経済や社会の情報に敏感になる

    上場会社に新入社員として入れたことだけで安心して、事なかれ主義で、何の意思決定もせずに責任感もない。このまま何もなく、定年まで過ごせればいいって思っているんじゃないのか?

    ただ毎日、出社して、言われた仕事だけをやって帰るだけ。そんな人生で、楽しいのか?

    トイレの紙も自分で補充しない社員が、仕事で取引先に「気が利くね」なんて言われるはずがない。

    毎年10万円の利息をもらえる(でも元金は返らない)商品の現在価値は、10÷2%=500万円。

    どれだけ思い入れがある商品でも、それと距離を置いて、客観的に売れない理由を考えなくてはいけない。情熱を持って仕事をすることと、熱くなってしまうことは違う。

    固有リスクは限りなくゼロにできるけど、市場リスクはゼロにすることはできない

    リスクを取ったからと言っても、全てがリターンに繋がるわけではない
    自分の評価は絶対的なものではなく、マーケットに対して相対的に評価される

    出世できないのに働き続けることは、リターンのないリスクを取っているということ
    いつでも、自分がとっているリスクは「リターンに結びついているのか?」ということを考えなくてはいけない

    一生懸命努力さえすれば、いつかは市場で認められるという考え方は、人生を運に任せた馬鹿なやり方。

    能力の使い方は、知識と努力によってうまくなる。だから「仕事ができないから能力がない」と決めつけてしまってはいけない

    どんなビジネスであっても、大量の在庫を抱えれば、利益はプラスになったとしても、キャッシュフローはマイナスになる

    「こだわり」と言っても、自分が他人から認められたいという自己実現のための「こだわり」と、お客を満足させるために何が出来るのかという「こだわり」の2種類がある

    「仕事を続ける努力をするのではなく、楽しむ努力をしよう」

    経済成長しない今の日本では、過去の考え方にとらわれない企画力で、新しい商品とサービスを作って、お客に自分が欲しい物を気づかせてあげる能力が必要

    よく、失敗したのは会社のせいとか、上手くいかないのは親のせいとか言いますが、それは他人のルールに従っていた自分が悪い。他人のルールである限り、何が悪かったのかという理由も分からなくなる。でも自分のルールを作って、それに従うならば状況は大きく違ってくる。例えば、明日から寝る前に二時間は勉強するというルールを決めるならば、それに従う。もしそれでテストの成績が悪ければ、自分で反省して、勉強時間とやり方を変えようとするはず。

    チャンスは何度もない。ココが勝負だと思ったら全力で投資しなければ、競争相手には勝てない。

    いつでも自分の頭で考える癖を持つことが大切。赤字であっても黒字であっても、自分が社長だったら、その会社の商品をどのように販売していただろうか、と10分でもいいから、それだけを集中して考えることが必要。

    その機能をつけたことで売れた印象が強いと、削る必要がないと自動的に思い込んでしまう。でも、新しい機能によって、お客に取って価値が小さくなった古い機能は削るべきである。それによって製造コストを下げたり、サービスを増やしたりする方がイイ。

  • 素晴らしい論理を叩き込んでくれる良書。
    ロボットが「新規事業」、「株式投資」、「不動産投資」について教えてくれるのだが、ロボットだけに教えることが超論理的+わかりやすい。

    「投資」とは「リスク(→不確実性)」を取ることであり、
    成長出来る唯一の手段ということをキチンと論理だてて教えてくれつつ、感情を持つ人が陥りやすい「穴」についても明確なグラフつきで教えてくれる。

    ノーベル賞を取った「感情のグラフ」や、ポートフォリオ理論は必須ツール。

    基本的にはコーポレートファイナンス(本文中には一切出てこないが)の良作といえよう。

  • まるで上場企業のキャリアウーマンになった気分!投資ミサイルという名前でちょっとビックリしてしまうかもしれないけど、投資に至る事業計画やその後の運用まで・・・ストーリー形式で分かりやすく、ワクワクしながら体感することができました。これは規模関係なく経営者なら必読しておきたい本と思います。ロボットなのに、どうしてこんなに素敵なのか・・・ツボです。

  • 投資という題名がついているが、新しい事業の立ちあげという観点から小説になっている。株等の投資という観点だけでなく人生での投資(チャレンジ)について触れているように思う。
    よって株投資や不動産投資だけでなく新事業を立ち上げる上での心構えややり方(事業計画書の考え方)はたまたミュージシャンが成功するためのステップ(人生の成功方法)にも触れている。様々な考え方の大枠を理解するのには面白い。
    逆に言うとすべてが中途半端になってしまってもいるため、事業の立ち上げ方という観点でもう少し落とし込んだ新しい書籍を期待したい。
    しかし小説としての展開もあり事業の成功までも読めるため興味深く読み終えることができる。

    "戦略なき投資は失敗する"

    -35 事業計画書はすべての可能性を検討
    -40 事業計画書=羅針盤
    -41 経営戦略=競争戦略、マーケ、財務、IT、人事
    -43 競争戦略には3つ コストリーダーシップ、差別化、集中
       差別化とは客に差別化されていると認められて高い金を払うと
      思わせなければいけない。
    -49 戦略から手段を考える
    -129 月曜の日経に GDP,機械受注、消費支出、貿易収支etcは記載している。これらも意識して情報に敏感になる。

  • 会計、株式投資、不動産投資についての一通りの知識を詰め込んだ小説仕立ての本
    ストーリー的に奇抜な点はないけれど、読ませようという工夫がされておりスムーズに読み進めれる。出てくる用語や内容でひかっかったものがあればより専門的な本やアドバイザーにあたることができるので投資関連の入門書としてお勧め。
    ただ表紙のデザインはいかがなものかと思う

  • Lite版を読みました。
    専門用語が多い部分は読むのが大変だった。
    Lite版でわかったのは、1店舗を出すためにもれなくリスクを考慮することはもちろん、100店舗出すまでの見通しを持っておくことが重要ということ。

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著者プロフィール

経営コンサルタント

「2018年 『相続仮面』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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