四字熟語で愉しむ中国史 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569779560

作品紹介・あらすじ

「呉越同舟」は孫子の兵法にある言葉で、仲の悪い者同士でも共通の敵には共同戦線を張ることを指す。「乾坤一擲」は楚の覇王項羽に対し、漢の劉邦が仕掛けた伸るか反るかの大勝負に由来する。また「傍若無人」は意外にも生活を心から楽しむ態度を示す言葉だった-。英雄の波乱万丈の物語、芸術家の荒唐無稽な逸話、詩人の感慨無量の境地…。それらをわずか四文字で表した四字熟語の成り立ちを解説しながら、多士済々の中国史を辿る。痛快無比の面白さ、温故知新の知的興奮。

感想・レビュー・書評

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  • いろいろな事件や出来事から生まれる四字熟語。
    数千年前から今も使われる四字熟語ができているなんて、中国の歴史ってやっぱり長くて深い
    人間の行動や心も数千年前から変わらないというのもおもしろいな
    歴史からの学びは心に沁みます

  • 中国の歴史を勉強できた(笑)

  • 歴史を学ぶにも、四字熟語を学ぶにも、中途半端。
    どちらもある程度の知識がある人が読むなら
    それなりに楽しめるかもしれないが、
    この本で一からスタートしようと思って読むと、
    解説不足で煮え切らない。

  • 10.11.04読了
    池田
    時間1.5h
    評価○△

    四字熟語の語源を中国史を交えながら紹介した本。故事をキーワードで中国史を読めるので、わかりやすい。



    目次
    第1章 神話と伝説、古代国家の時代
    第2章 春秋戦国、秦の統一
    第3章 前漢と後漢の時代
    第4章 三国時代、晋、南北朝
    第5章 隋、唐、宋の繁栄
    第6章 元、明、清と近代

  • 古代は四字熟語の宝庫~朝三暮四。孟母断機。傍若無人。夜郎自大。切歯扼腕。~余り馴染みのない四字熟語(四文字熟語と考えてしまう)があって,興が削がれる。しかし,パソコンの変換機能は凄い。時代を下ると四字熟語が見つけられずに苦労したらしい,やっぱり古代が良いらしい

  • ざっくり中国史として楽しめた。

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著者プロフィール

1949年倉敷生まれ。同志社大学文学部卒。印刷会社に勤務しイラストレーターとしても活躍。96年『霍去病』でデビュー、98年『白起』で注目を集める。『項羽』『呂后』『光武帝』『始皇帝』『仲達』『煬帝』など中国歴史小説を中心に作品多数。短歌結社「玲瓏」発行人も務める。

「2012年 『仲達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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