かぶとむしランドセル (春のおはなし【4歳 5歳からの絵本】) (PHPわたしのえほん)
- PHP研究所 (2013年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569782805
作品紹介・あらすじ
おじいちゃんからもらったかぶとむしランドセルは、給食のゼリーを食べたり、友達にいたずらしたり……こまったことばかりするのです。
感想・レビュー・書評
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小学生にすすめられて読んだ(笑)おもしろい!おじいちゃんがくれた、カブトムシのランドセルで笑われたり、迷惑かけられて捨てたくなるけど…。後ろから覗き込むかぶとむしが可愛い。
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みっちゃんにおじいちゃんから送られてきたランドセル。
何だか様子が違います。
それはかぶとむしランドセル。
夜行性で夜中にごそごそうるさいし、うんこもするし、給食のゼリーも勝手に食べるし、担任のくわがた先生とは敵対関係。
なかなか困ったやつなのです。
ついに堪忍袋の緒が切れて、うらやまにかぶとむしランドセルを捨てたみっちゃん。
ところがそのあと犬に追いかけられて大ピンチ。
こんなランドセルあったらどうだろ?
想像力膨らむユーモア絵本です。
以下覚書き
かぶとむしランドセルの口癖は「○○だに」
おじいちゃんは徳川なの? -
ワンワンランドセルも欲しい!
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自分の時代は男の子のは黒のランドセルで女の子は赤のランドセルというのが当たり前でした。
今は本当に多くのカラーがあり、とても驚かされます。
でも、この作品のランドセルは、もっと驚かされます。
だって祖父ちゃんが用意してくれたランドセルがカブトムシなんですもん。(笑)
こういう発想って素晴らしいなと本当に思います。
いつか友達の子どもが新一年生になるときに入学のお祝いとしてプレゼントしようかな。 -
おじいちゃんからみっちゃんの元に大きな箱が届く。
箱には「ピカピカ!黒い!かっこいい!」とある。
この大きさはランドルセルだと喜ぶみっちゃん。
ところがそのランドセルがちょっと変わっていて「かぶとむしランドセル」だった。
入学式の前の日の夜、かぶとむしランドセルは夜行性なのでみっちゃんの明日持って行くものを確認。
おかげでみっちゃんは寝不足。
翌日、かぶとむしランドセルを背負って学校に行くとかぶとむしの角がちょんまげみたいに見えてみんなに笑われてしまう。
給食のゼリーを食べたり、くわがた先生をライバル視したり、木に登ってしまってランドセルを持って帰れなければならないので降りてくるまで帰れなくなったり。
我慢の限界のみっちゃんはランドセルを学校の裏山に捨てて行ってしまう。
かぶとむしランドセルは自分がいないと困ったことになるよ、というけれど知らんぷり。
ところが帰り道、怖い犬に出会ってしまい絶対絶命のピンチ。
そこへかぶとむしランドセルが飛んできてみっちゃんを捕まえてそのまま空を飛んで逃げる。
空を飛んでいるとみんなが見上げているのが見える。
翌日、クラスのみんながみっちゃんのランドセルをうらやましがり、前はからかわれて殿さま扱いされただけだったのが、今度はちゃんとした理由でクラスの人気者に。
確かに、ランドセルもかぶとむしも黒くてピカピカ!
見返しの部分におじいちゃんからの手紙とおじいちゃんへの手紙があって話の前後のやり取りが分かる。
みっちゃんの本名は家光。
お殿様…。
もので人気者になってもしょうがないような気もするけれど…。
そこまでは考える必要はないかな。
面白ければいいのかな。 -
「おじいちゃんからもらったかぶとむしランドセルは、給食のゼリーを食べたり、友達にいたずらしたり……こまったことばかりするのです。」
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読了
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かぶとむしランドセルは良いところもあるけれど、悪いところもあるから、普通のランドセルの方がいいと思う。でも、僕もタガメのランドセルがいい。
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息子7歳0ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他
どたばたしていて男の子が好きそうな絵本だな、と思っていましたが、
思っていなかったしかけがあって、思わず吹き出して笑ってしまいました。
…私がわらった理由、息子には説明のしようがないな。 -
おじいちゃんからみっちゃんの届いたのは、普通のランドセルではなくて、
カブトムシの形をしたかぶとむしランドセルだったのです
かぶとむしランドセルのせいでみんなに笑われたり、先生に怒られたり
怒ったみっちゃんは…
おもしろい
「おもしろかった」…1年生男子