りゆうがあります 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPわたしのえほん)

  • PHP研究所
4.07
  • (193)
  • (193)
  • (118)
  • (14)
  • (3)
本棚登録 : 2938
感想 : 206
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569784601

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供の時にしていたことばかりで懐かしい。 大人って、お行儀が悪いとか汚いとか、おとなの理由を子供に押し付けているそんな気がした。 自分も同じことして大きくなったのにね。

  • 面白い、ユーモアがある。
    子供と、ホントかどうかはさておき、将来こんな風に言い合い=主張しあえたら面白いな。

  • ついつい鼻をほじっちゃう男の子。
    お母さんは行儀が悪いからやめなさいと言うけれど、ちゃんとした理由があれば、やってもいいのでは?

    鼻をほじるのは実は鼻の奥にあるスイッチを押して、みんなを楽しい気持ちにさせるビームを出すため。
    とお母さんに説明するけれど、十分ウキウキした気分になっているからもうしなくていい、とあしらわれる。
    椅子をガタガタするのは、暴れる椅子を押さえているから。
    お皿から食べ散らかすのは小さい宇宙人に食べ物を分けてと頼まれているから。
    貧乏揺すりをしているように見えるのは、実はモグラに今日の出来事を報告しているから。
    ちゃんと理由があるんだよ、と。
    大人だって、クセがある。
    お母さんが髪の毛の毛先をいじるのはどうして?と聞くと、お母さんは毛先に小さい字でメニューが書いてあって今晩の献立を中から選んでいるのだと言うのだった。

    行儀の悪いクセのいろいろな言い訳。
    行儀の悪いクセに見えるけれど、実は正当な理由があるんだ、という。
    もちろん、嘘だけれど。
    くだらないけれど、笑える。

    最後のお母さんの髪の毛をいじるくせの言い訳も笑ってしまう。

  • 4歳1ヵ月。図書館

    「ふまんがあります」とこちら人気ですね。

    とんちの分かる少し大きくなった子や
    大人が読む分には面白いと思うけど
    個人的には子どもが小さいうちはあまり
    一緒には読みたくないかなぁ。

    理由があることは大切なことだけど
    それを全て肯定するのは難しい。
    だから大人は子どもの気持ちになって
    少し歩み寄ってあげる、そんな絵本。

  • 大人の想像力で子どものあるあるを分解。
    大人がみてほほえましく思えるコミックのよう。
    ”あなたならどんな理由を考える?”と聞いてみると話ははずむかな。

  • 子供がよくやって注意されること。でも、たしかに注意してばかりで、なんでやってるか理由聞いたことなかったな。聞いたら、どんな答えが返ってくるか楽しみです。

  • 癖にも理由があるってわけ❣️

  • ハナをほじったり、びんぼうゆすりしたり、なんでしちゃうかわからないけど、ついしてしまうことの理由を考えた本。
    ストローをぶくぶくする理由が好きだった。
    「ふまんがあります」と裏表になってて、全体としては「ふまん」の方が好きだったけど、オチはお母さんの髪の毛のこちらの方が、お父さんの髪の毛の「ふまん」よりも楽しかった。

  • ハナをほじったり、爪を噛んだりするクセをいつもお母さんに怒られる僕が、怒られないために"ちゃんとした"理由を捻り出す話。

    そして、その怒られるクセ・行動が次々に出てくるのだけれども、イスの上でジタバタする、ベッドの上でピョンピョンする、廊下やお店でつい走る、一番高いところを見つけると必ず登る、ストローぶくぶく・ガジガジ、汚れた手を服でふく等々…
    もううちの息子かっていうくらい同じで、幼児期の男の子あるあるだと思う。
    もしこんな理由を言われたら、その理由の無理やり感と可愛さで、許しちゃう気がする。

    どうしたらこんな自由で、無理やり感も醸し出して笑えるユーモアある理由が思いつくんだろう!
    最後のお母さんの髪の毛は晩ごはんメニューが書いてある、は最高!そしたらパッと選べて悩まなくていいよね!
    息子にも読んであげたい。

  • 癖にも色んな理由があって、それをこんな風に説明できると楽しそうだなぁ。

著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)で第26回、第29回けんぶち絵本の里大賞を受賞。ほかの著書に、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(ともに講談社)、『ころべばいいのに』『ねぐせのしくみ』(ともにブロンズ新社)、『りゆうがあります』『あきらがあけてあげるから』(ともにPHP研究所)などがある。2児の父。

「2022年 『レッツもよみます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヨシタケ・シンスケの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×