かならずお返事書くからね

  • PHP研究所
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本棚登録 : 122
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569787329

作品紹介・あらすじ

偶然にも文通が始まった、12歳のアメリカの少女と、14歳のジンバブエの少年。1通の手紙がふたりの運命を変えていく感動の実話。

感想・レビュー・書評

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  • 小学校の時、母に旅行のおともに、と買ってもらったがとても感動できる話でゆっくり読んだほうが良いと後悔した。久しぶりにまた読んでみたら、ちょうど自分が本に登場するマーティンやケイトリンと同じ世代になったということもあって他人事じゃないと感じ自分だったら…といろいろ考えてしまった。児童書だけどぜひ大人にも読んでほしい。

  • 図書館の新書コーナーで見つけた一冊。
    児童書なんだけど、とても良かった。

    察するに当時の日本の十代の女の子とそう大して変わらない平穏な毎日を送るケイトリン(Spice GirlsとかBack Street Boys とか、そういえばみんな聴いてたなー)と、生まれてからずっと自分の靴すら持ったことがないジンバブエの少年マーティン。
    切手代どころか食べるものにも事欠く日々のなかで1997年から始まった二人の交流の軌跡。
    日本のティーンエイジャーとアメリカのティーンエイジャーが手紙のやり取りをするのでは生まれなかったであろう、ささやかで大きな奇跡。

    今みたいにまだSNSも発達していなかった頃。メールでもSNSでもなくて、手紙っていうのがまたいいんだよね。

  • 今時文通?などと思うなかれ。その切手代さえ用意できない境遇にある子供が存在するのだから。しかも、つい最近の話。けれども、その子とアメリカに住む、ふつうだけど、素直な心と健全な頭を持った女の子との文通が、2人の人生を大きく変える!しかも、実話!久々胸が震えた!絶対読むべし。

  • アメリカの少女とジンバブエの少年。文通相手として交流を深めるが、お互いの環境には大きな格差があった。貧しさの中で懸命に勉強する少年の姿を真摯に感じる少女は、家族を巻き込んで少年の支援を始め…。本当にあった物語。
    作者である少年少女をはじめ、人々の誠実さに涙が出る。

  • 読み始めたときは、実話だと知らなかった。

    文通を始めた頃、自分の貧しさを伝えられなかったマーティン。ケイトリンは、当たり前のように「写真を送って」の書くけれど、写真を撮るのにカメラマンを雇わないといけない、その上切手代さえ簡単に払えるものではない、なんてアメリカ人始め、先進国に暮らす人々に想像もできないだろう。

    そんなジンバブエの状況が、ニュースで見るより実感として伝わる手紙、そしてマーティンの独白。

    本当に素晴らしい本でした。

    ジンバブエ以外にもこのような国や地域はまだまだあるのでしょう。そんなことに目を向けていきたいと思いました。

  • 食べるのにも困るような、自暴自棄になってもおかしくない状況下でも前向きにアメリカへの留学を熱望し、ついにチャンスをつかんだマーティンの章は涙なくしては読めない。二人の出会いが奇跡だと思った。
    訳者の好みなのか、「大丈夫」を「ダイジョウブ」と片仮名表記するのが引っ掛かり、残念。

  • 始まりはたわいもない文通。ジンバブエの貧しい少年とアメリカの少女が起こした心温まる奇跡の実話 | ダ・ヴィンチニュース
    https://ddnavi.com/review/472356/a/

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    アメリカのごく普通の少女、ケイトリンは、新学期が始まって間もなく、学校の課題として外国に住む同年代の子と文通をすることに。それまで聞いたこともないジンバブエという国の少年、マーティンが文通相手になった。手紙に何をどう書けばいいのか迷いながらも、ケイトリンは好奇心に胸をふくらませ、マーティンへ一通目の手紙を書き始める。
    学校や家での出来事を報告し合うなどして互いを知るうちに、手紙の返事を心待ちにするようになった二人。ある日、マーティンから届いた手紙は薄汚れた紙くずに書かれたものだった。その後も、手紙の返事を心待ちにするケイトリンだったが、ついにはマーティンからの連絡が途絶えてしまい……。このときのケイトリンは、まだマーティンの実情を知らなかった。1万キロの距離を越えて心を通わせ、友だちとして支え合った感動の実話。
    「心の奥深くまで染み入る――。思わぬ優しさから、この小さな奇跡は生まれた」――『ニューヨーク・タイムズ』書評
    https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78732-9

  • もともとかなり期待を持って選んだ本だったんだけど、期待を裏切らない、とてもとても素敵なお話だった。アメリカ人の少女ケイトリンは、学校の授業で遠く離れたジンバブエに住む少年マーティンと文通をすることになる。住む場所も環境も全く違うふたりが、手紙を通じて親友となる奇跡の物語。ケイトリンとケイトリンの両親がとても素敵な人です。マーティンも、貧困から脱出するために必死で努力する。ケイトリンの家族はそれを全力で支える。中高生には日本という国はいかに恵まれているか、ということを知った上でこの本を読んでほしいです。しかも、これフィクションではなく実話なんですよね。だからこそ余計に感動が大きいんだろうけど。ケイトリンとマーティンの間で交わされた書簡と、当人たちの当時の気持ちを綴った小説。見返しにはケイトリンとマーティンの写真もあるので、より彼らを身近に感じられます。

  •  学校の課題で、ジンバブエに住むマーティン少年と文通することになったケイトリン。最初は文化の違いや貧困などに深い興味は持っていなかった。
     返事を出し合ううちにもっとお互いのことを知りたくなり、二人は親友と呼び合える仲になっていった。

     そしていつしかジンバブエの国情を知ることになったケイトリンは、貧困の中でも勉強を続けたいと願うマーティンとその家族を支えたいと思うようになった。

     本当にあったお話。カバー見返しに二人の写真が載っている。
     

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