- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569788623
作品紹介・あらすじ
世界は「楽しい」ばかりじゃない。世界に満ちているものが「 」なら、私たちはどうしたらいいの? リアルで胸に迫る青春小説。
感想・レビュー・書評
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登場人物ひとりひとりの気持ちが胸に響いた。
人生の中で何度も出会う"自分ではどうしようもない状況"…友達に合わせてしまい自分の意見を言えなかったり、誤解をされたり、噂話に振り回されたり…日々の中の小さな出来事で済むこともあれば、一歩も動けなくなるほど重大な事件になることもある。
そして、同じくらいたくさん、自分で出来ることもある。自分で考えて決めること、相手の立場になり別の角度から見てみること、自分は毒を吐かないようにすること、人を信じるのをやめないこと。
自分が周りの人に対して思ったり感じたりしていることと、周りの人が私に対して思ったり感じたりしていることは、同じとは限らない。至極当然のこと。だけど、ついつい勝手に思い込んだり、決めつけたりしちゃうことって多いんだよね。そのことに気付くのって大切だと思う。
中学生〜
読むのに2時間
238ページ
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ある日を境にあっさり変わってしまう「友達とは」的な物語。心理描写がリアルで主人公にも好感がもてたし、人を見かけや評判で判断しないことに気づいていく軸もよかった。最終的に恋愛で終わったところも中学生にはうけそうかな。
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キーワードは、家族、友だち、ウソ、真実、先入観、うわさ。
感想文にもおすすめ。 -
毎日学校に行くのが楽しみだった由加の身に、親友の裏切りとクラスメイトから誤解されるという、思いがけない災難が降りかかった。
自分のことを信じてもらえないなら、もう友だちなんていらない。そう決めた由加は、一人で行動するようになった。すると、これまで由加の方から避けていた幼なじみの悠真が気になりだした。悠馬は由加と離れていた間に、人が変わったようで、うわさによると不良グループに入っているらしい。 -
青春とは痛いもの。世界にはどんなものが満ちているのか。
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すごくいいよさんらしい物語でした。
全国の中学生諸君にぜひとも読んで欲しい。
誰だっていつだってひとりになる瞬間はある。
でも、ふたりになれる瞬間もあるから。
せまい教室のなかで息苦しく感じることもあるだろうけど、毒が充満していくこともあるけれど、解毒剤もちゃんとあるから。
そして、いつか、教室の世界は終わりがくるから。
世界に満ちる自分なりの「」を見つけてほしい。
そしてこの作品はその小さなきっかけをくれるとおもう。
著者プロフィール
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