わたしのわごむはわたさない

  • PHP研究所 (2019年11月9日発売)
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感想 : 152
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  • 本 ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569789002

作品紹介・あらすじ

ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった! このわごむは、わたしのだ!!
わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。
今日はわごむといっしょにお風呂に入るし、夜はもちろんいっしょに寝るわ。そして、大人になったら、このわごむでおしゃれを楽しむつもり。この先わたしがもらうたくさんのラブレターも、このわごむで束ねるの。世界中の悪い人をこのわごむで捕まえてもいいわ。それに、宇宙人がきたらこのわごむでやっつけて地球を救うわ。
この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!? ヨシタケシンスケのユーモア絵本。

感想・レビュー・書評

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  • なんて愛らしい絵本なんでしょう♡♡


    女の子が輪ゴムをもらって
    どうやって使おうかウキウキ考えるという絵本


    輪ゴムをもらった時の女の子の表情が最高なんです!!

    そういえばうちの子どもたちもああいう顔するなあ(*^^*)


    もらった輪ゴムで何しようか、あんな風に考えてるのかな、、、(*´∀`*)
    そう思うとちょっとしたもので、めちゃくちゃ喜んでくれるのがわかる気がして
    なんか読んでて愛しさが込み上げて来ました


    ギュッとしたくなる絵本です♪


    誰にもわからないけど
    自分だけの宝物、、、♡
    素敵でした〜(*´꒳`*)

    • かなさん
      ホント、可愛い絵本ですよね♡
      私もこの女の子の気持ちが
      すごくわかります(*´∀`)
      ホント、可愛い絵本ですよね♡
      私もこの女の子の気持ちが
      すごくわかります(*´∀`)
      2024/11/17
    • どんぐりさん
      かなさん

      ホントに可愛いです♡
      ヨシタケさんのまた違った良さがありました(*^^*)
      かなさん

      ホントに可愛いです♡
      ヨシタケさんのまた違った良さがありました(*^^*)
      2024/11/17
  • わかるなぁ~
    自分にしかわからない自分だけの宝物♪

    きっと実家のどこかに箱に入れたまま残ってる...

    <あらすじ>
    ある日、女の子はごみ箱の横に落ちている輪ゴムを見つけました。彼女はその輪ゴムを拾ってお母さんに「ちょうだい!」とお願いしました。お母さんは「ああ。ドーゾ。」と一言。女の子は大喜びしました。なぜなら、この輪ゴムは彼女のものだったからです。それはお兄ちゃんのお下がりでもなく、みんなが仲良く使うものでもなく、ちょっとだけ貸してもらうものでもなかったのです。自分だけの宝物が欲しかったのです。

    女の子はその輪ゴムを大切にし、髪を結んだり、イヤリングとして耳から垂らしてみたり、大人になったらお洒落をするために使おうと妄想しました。さらに、将来たくさんのラブレターをもらったらこの輪ゴムで束ねようと考えたり、宇宙人がやって来たらこの輪ゴムで追い払って地球を救おうと考えたり

    この絵本は、子どもらしい喜びや感動が伝わり、大人になっても大切にしたい宝物について考えさせられます。人から見たらどうでもいい物でも、その人にとっては何より大切な物があるものですね。


    ★シリーズ累計192万部突破!

    ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった!このわごむは、わたしのだ!!
    わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。
    今日はわごむといっしょにお風呂に入るし、夜はもちろんいっしょに寝るわ。そして、大人になったら、このわごむでおしゃれを楽しむつもり。この先わたしがもらうたくさんのラブレターも、このわごむで束ねるの。世界中の悪い人をこのわごむで捕まえてもいいわ。それに、宇宙人がきたらこのわごむでやっつけて地球を救うわ。
    この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!?ヨシタケシンスケのユーモア絵本。

    著者について

    ヨシタケシンスケ
    1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』『もうぬげない』(以上、ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(以上、PHP研究所)で、MOE絵本屋さん大賞第1位、『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞を受賞。著書に、『ぼくのニセモノをつくるには』『このあとどうしちゃおう』『こねてのばして』『ころべばいいのに』(以上、ブロンズ新社)、『ふまんがあります』(PHP研究所)、『つまんないつまんない』『それしかないわけないでしょう』(以上、白泉社)、『あるかしら書店』(ポプラ社)、『みえるとかみえないとか』(アリス館)などがある。2児の父。

    • ヒボさん
      ヨシタケシンスケさん25冊はスゴイです♪

      そんなにあるなんて知りませんでした^^;
      ヨシタケシンスケさん25冊はスゴイです♪

      そんなにあるなんて知りませんでした^^;
      2024/05/20
    • Manideさん
      ほんと、時間ない時の息抜きとしては、最高です。
      もう少し、読んでない作品があるので、ゆっくり、全部読んでみます(^^)
      ほんと、時間ない時の息抜きとしては、最高です。
      もう少し、読んでない作品があるので、ゆっくり、全部読んでみます(^^)
      2024/05/21
    • ヒボさん
      楽しみながらちょっとづつ探してみます(*`・ω・)ゞ
      楽しみながらちょっとづつ探してみます(*`・ω・)ゞ
      2024/05/21
  • 見つけちゃいましたねー。

    わたしだけのもの。

    ゴミ箱の横にあったわごむ。
    おかあさんがいいって言ったからわたしのものになったわごむ。

    だれのものでもないわたしのもの。
    …で、わたしのすきにしていいもの。

    いっしょにおふろに入ったり、いっしょに寝たりと可愛いすぎる〜って思ってたら…。

    すごいこともできちゃう。
    未知の世界へもいっちゃう。
    動物たちと遊ぶのもサイコーって感じ。

    可愛いことから大胆なことまでいろいろやっちゃいましたわ。
    そしたら…あら?あらら?あららら?
    ついに、とうとう、きれちゃった。

    見つけるぞー。見つけたぞー。

    次は、クリップなのか〜っ。


    さぁ好きに楽しんで〜ってなるね。

    この子の表情がまたサイコーなんだわ。

  • 女の子が可愛い!!微笑ましくて和む♪

    わごむは宝物であり、まるで親友のような存在であり可能性は無限大!!……と思いきやラスト!爆笑しました。

    でも女の子の気持ちは何かわかる。
    何かにときめいたり、夢中になった経験がある人はその時のワクワクした気持ちを思い出すかもしれません。

    我が家のこどもも同様……目を輝かせて毎日練習する!!と言っていたギターは今、こども部屋の片隅に放置されてます 笑

  •  お母さんからもらったわごむ、わたしの、わたしだけの宝物…わごむがあれば、いろんなことができちゃう♪みんな、大事にしている宝物があるけどわたしはわごむ!

     すっごくかわいい絵本で、わごむだけなのにすごい…!かわいいな、この絵本!ほほえましくて、読んでいて和む絵本です。こんな風に“もの”を大事にするっていいな~生活の中で、“こんなもの”と思っていいる“もの”でも意外な活用法を考えるのも楽しそうです!クリップハージョンも読んでみたいです。

    • かなさん
      Manideさん、お疲れ様です!
      この女の子、可愛いですよねっ(*^^*)
      宝物は輪ゴム…それだけなのに
      すっごい広がっていくんですよ...
      Manideさん、お疲れ様です!
      この女の子、可愛いですよねっ(*^^*)
      宝物は輪ゴム…それだけなのに
      すっごい広がっていくんですよね♪

      あ、私、ボタン集めてました!!
      でも、こうやって使えるとかじゃなく、
      ただ、触って眺めるのが好きな…
      だいぶ変わった子でしたぁ…(・・;)
      2024/05/20
    • Manideさん
      思い出すと、あるかもしれないですね。
      なにか、集めてたかな…

      う〜ん…思い出せない( ˘•ω•˘ ).。oஇ
      思い出すと、あるかもしれないですね。
      なにか、集めてたかな…

      う〜ん…思い出せない( ˘•ω•˘ ).。oஇ
      2024/05/20
    • かなさん
      Manideさん、おはようございます。
      私も、お返事していて気づいたんですよねぇ~!
      結構そういうものってありますよね♪
      Manide...
      Manideさん、おはようございます。
      私も、お返事していて気づいたんですよねぇ~!
      結構そういうものってありますよね♪
      Manideさんがどんなものを集めてたのか
      気になるところです(^-^)
      思い出したら、ぜひ教えてくださいね。
      2024/05/21
  • 食いつき度★★

    三歳の娘に購入。
    女の子がお母さんから輪ゴムをもらう。それを自分のものとして大切に思う物語。お兄ちゃんに借りたり、友達と順番に共有するものではなく、自分だけのものを手にして大喜び。女の子は輪ゴムによって輝くであろう、これからの人生を想像します。

  • ブクログレビューを拝見して読みたくなった絵本。

    面白い。
    お風呂…ときたか。
    この女の子の想像力(ヨシタケさんのだけど)が素晴らしい。
    そして私が心配していた通りの出来事が起こり…

    うん、立ち直りが早くて良かった。

  • 今思うと「どうしてあんな物に?」と思うようなものに執着していたーそんな幼い頃の自分を思い出しました。

    もしかしたらインプリンティングの一種なのではないか?

    そんな姿は大人の私から見ると可愛く
    いじらしいものです。

    また、実際に離れてしまうとあっさり忘れてしまうのも、
    この年齢の特徴。

    いっぽうで大人になってからの私は、そういう意味での執着は無くなったけれど、別の意味でお別れの悲しみが半端じゃないのです。

  • 娘がおなじ顔してます。
    そしてお兄ちゃんsからくだらない宝物を守る姿や、変わり身の速さも。

    輪ゴムに無限の可能性を持つその感性、大人になると忘れてしまいますね。
    ヨシタケさんの本は子供心を思い出させてくれて、一緒に楽しめるのでとても良いです。

  • 久々に、小4娘に読み聞かせ!(嬉)
    読み聞かせが終わって娘がひと言、
    「これ、学校で読んだことあった☆(テヘ☆)」

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    “自分だけの”わごむを手に入れた女の子が、わごむとともに日々をどう生きるか、想像につぐ妄想混じりの想像をするお話。
    しかも、ちゃんと落ちるオチ付き!
    そしてラストページから裏表紙の絵までの間に、「なにがどうなってそうなった?!」と、娘とともにツッコミ入れました。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    “自分だけのもの”って、それがどんなに些細なモノであっても、すごくうれしいんだよ〜
    なかにはなんでそんなものが宝物なの?!ってこと、あるけどさ、でも本人にとっては宝物なんだからさ、いいんだよ〜
    宝物はみんな、ちがうんだよ。
    みんなちがう人間だから、好きなもの、たいせつにしたいものはそれぞれあっていいだぜ☆

    という絵本です(多分)。
    …なんだけど、それがこんなにもユーモラスにえがかれているところが、ヨシタケシンスケさんクオリティ。
    どう考えてもわごむ、そんなに伸びないよ?ってツッコミたくなりますが、いいんですいいんです、だって妄想だもの、いや妄想じゃなくて空想につぐ想像だもの。
    想像の世界では、わごむは無限に伸びるんやい!

    そんなふうにこの絵本は、想像の世界と自分の好きなものをやさしく包んで見守って伸ばしてくれる絵本です。
    読んでるうちにふふっと頬がゆるんじゃうけど、それもまた味わい深いです。

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著者プロフィール

ヨシタケシンスケ:1973年、神奈川県生まれ。絵本作家。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。スケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたる作品を発表。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』を出版し、第61回産経児童出版文化賞美術賞、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を獲得。その後、『もうぬげない』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』(以上、PHP研究所)、『あつかったら ぬげばいいのに』(白泉社)、『あんなに あんなに』(ポプラ社)がある。イラスト集として『しかもフタが無い』(ちくま文庫)がある。

「2025年 『ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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