★短所を長所に変えていく心理テクニック
~短所は裏返せば長所になり得る~
「変える」ということが必ずしもよいこととは言えない。多くの人は「本当の自分はこんなではない」と現実の自分を否定し、別の自分があると信じて「変わりたい」と思っている。
そして、外見が変わったり、能力を身につければ、人より優れた特別な存在になれるという「変身願望」を持つ人は多い。それも、エステや自己啓発本、セミナーなどの手っ取り早い方法を選択しようとすることがある。そして、本を買ったり、セミナーに参加することで安心したり、満足してしまう。
たしかに些細な変化でも、そこから自信が生まれ、性格的にも明るくなることはある。しかし、表層的な変化を追い求めても、根本的な解決にはならずに、再び虚しさに襲われることもある。
自分の性格を「変える」ことが目的ではない。自分に自信を持って「自分らしく」あればいいのではないだろうか?
★ワイドショーがついつい気になる人
~自分が妬んでいるものが何かを見つめる~
誰か他人と自分を比較することを「社会的比較」という。社会的比較は無意識に行われているもののひとつだということがわかっている。人は意識していなくても、つねに誰かと自分を比較してしまう。
そこで、何に対して自分が妬んでいるのかを見つめるようにするとよい。何を妬んでいるかで、自分は本当は何をほしがっているのかがわかってくる。「素敵なパートナー」「ビジネスの成功」「人からの賞賛」など、本当に自分がほしがっているものを知れば、今から努力をして自分を向上させていくきっかけにもなり得る。
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落ち込んで、落ち込むたびに自己啓発本が本棚に並ぶ。
その一冊であるわけですが。
「変身願望」のくだりや「妬み」のくだりにはグサグサくるものがあります。
自己啓発本とか、いわゆるHow to本を読んで、
成長した気になっている自分がいるので。恐ろしいことに、ね。
それでも、何もしないよりはマシってものでしょう、と信じてみる。
自信には、根拠はいらないらしいので(笑)
それがやばいなぁ、って思うのなら、何か行動に出ればいい。
ただそれだけ、ただそれだけの単純なこと。
まずは、妬んでいる、っていう事実を
ネガティブ感情を伴うことなく、自分自身に認めてあげることから、
始めたいと思います。若干、自覚もありますし(笑)
「え、妬んでないよー。楽しいから観てるだけだって☆」
って言っちゃう無自覚タイプが前途多難な気がします。
まぁそういう人は、あまり本を読まないタイプか
人の影響をあまり受けないタイプなんだろうなぁ・・・。