- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569790992
感想・レビュー・書評
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家康でも三成でも無い脇役達の関ヶ原。家老、兵卒、小大名、後継候補。それぞれの立場で知恵を絞り天下分け目の大戦を乗り切ろうと奮闘する。
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歴史の表舞台の裏では、無数のドラマがあるということ。
なかなか楽しめました。 -
関ヶ原といえば「三成VS家康」というのが王道だが、これはその周囲の、なかなかスポットが当たらない武将たちを描いている。
特に印象に残ったのは「松の丸燃ゆ」。鳥居元忠といえば、伏見城で奮戦した忠義の将というイメージが強いが、初めから討死覚悟というスタイルは、なるほど一般の(というのもおかしいかもしれないが)兵卒にとってはいい迷惑だったのかもしれない。新たな面から関ヶ原を見ることが出来る、面白い短編集だった。 -
関ヶ原の戦いに翻弄された武将たちのお話。
戦自体では無く、安国寺恵瓊、吉川広家、秀忠と大久保忠隣、石川光吉などその周囲を取り巻く武将たちのエピソードが中心となって描かれています。
誰が敵か味方かわからない、そんな状況がコミカルに書かれていて非常に読みやすいです。
個人的におすすめしたいのは石川光吉と犬山城を主題とした「日本一幸運な城の話」!
光吉を始め、稲葉貞通・典通父子、 加藤貞泰、関一政、竹中重門など、犬山城を任された武将たちの境遇やそれぞれの立ち振る舞いがらしくて面白いです。竹中家好きとしては重門と貞泰が仲良さげで嬉しかったです。竹中好きの方は是非に! -
関が原の合戦前後でとまどう武将たち。
有名な武将たち以外の武将たちの関が原の物語を切り取った短編。
地味なストーリーだが話しは面白い。 -
関ヶ原をマニアックにテーマに取り上げてる短編集。伏見城の話が個人的に好き(*´ー`*)
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10/09/19 関ヶ原ものは読むのがつらい。結果がわかっているだけ に。