面白くて眠れなくなる数学

著者 :
  • PHP研究所
3.05
  • (30)
  • (83)
  • (187)
  • (79)
  • (22)
本棚登録 : 1584
感想 : 188
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569791173

作品紹介・あらすじ

本書は、ベストセラー『感動する!数学』の著者が贈る読みだしたらとまらない、世にも美しい数学のはなし。▼数学は、眠れなくなるくらいに面白い!▼クレジットカードやマンホールのフタなど、私たちの身近なものにひそむ数のはなしから、宇宙の全粒子を使っても記述できない壮大な数のはなしまで、文系の人でも楽しめる、ロマンとわくわくに満ちた数学エンターテインメントの世界へようこそ。▼○本書の目次より▼美しい記号のはなし/読めそうで読めない数式/数学者のロマンティックな名言/おならの匂いは半分でもやっぱり臭い?/因数分解でセキュリティ/クレジットカードの会員番号のひみつ/おつりを簡単に計算するテクニック/マンホールはなぜ丸い?/iPodは数学が奏でる/1+1=2って本当?/ミステリアス・ナンバー12/9の(9乗の9)乗の大きさはどれくらい?…

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ラマヌジャンて天才、すごいんだー。クレジットカードのセキュリティってそんなんなんだーなんて思うのですが、文系の私にはさっぱり面白さがわからない。残念すぎるっ!
    ただ、歴史的なものは面白かったです。
    数学エンターテイメント、筆者が面白く語れば語るほど、そのエンターテイメント性って何なのでしょうか。なんて思ってる自分がいます。
    よくある状況に、私が歴史の面白さを語りに語るとき、理系の友人から、「いや、だから、そこのどこが面白いかがわかんないんだよなぁ。」っていわれるのとにています。
    シリーズは何冊か買いましたが、わからずじまいでした(涙)
    どうしよう、読んだあと、よく眠れちゃいました。

  • 数学の魅力がふんだんに詰まっています。

    私は数学が好きなので、もちろん面白く感じましたが、数学が嫌いな友人に、本作の内容を噛み砕いて紹介すると、数学に関心を持ってくれました。

    なので、ぜひ「数学が苦手だな」と思ってる方に読んでもらいたいと思いました。



    しかし、受験や試験で使える数学の知識はほとんど書かれていないので、参考書としては使えないかと思います。
    あくまで、数学を好きになる一歩目の読み物として活用する方が良いかと感じます。

  • なるほど!や、
    おもしろーい!が、いっぱい♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

  • 日常に溢れる数学から難しいものまで。数学って実はこんなに面白いんだよと教えてくれる一冊。回文数とかレピュニット数とかは何は絵みたいで面白かったわ。リーマン予想はかなり砕いて説明してくれてたけど、専門じゃないと難しい…。理解できる頭があればなぁ。

  • 数学は好きだけど、苦手でした。
    唐突にコレオボエロ!と言われている感じがするからです。
    小学校6年間やってきた算数が覆ることもあるし。
    中学の勉強ってそういうもんだと言われてしまえばそうなのかもしれないけど、納得できないというか、腑に落ちないです。
    この本はその納得できなかったり、腑に落ちなかったりするところを教えてくれました。
    ただ、読むにあたりある程度の知識は必要かなと思いました。
    高校1年生のとき、テストでビリ常連だった私は読むのにちょっと苦労したところがありました。
    でもでも、その苦労よりもずっと面白さが勝ります。
    「数学は美しい」と熱弁していた高校時代の先生の気持ちがわかったような気がします(その先生は椎名林檎の曲も美しいと言っていました。蛇足)。
    私がもしも教える立場になったらコレオボエロ!だけでなく、この本のような美しい数の世界があることを教えられたらいいなと思います。
    教えられなかったときは、そっとこの本を差し出すことにします。

  • タイトルで少しハードルを上げ過ぎている気がしないでもないです。実際何度か眠たくなったし。
    数学の面白さや美しさを伝えたい!という作者意気込みは伝わってきます。ただ一つ一つのエピソードの内容が薄く物足りない感じがあります。取り上げているエピソードはとても面白そうなので残念、とゆーかとても惜しい!って感じでした。内容は薄くても、もっと面白く伝える表現があるのでは?と感じた部分も多々ありとにかく惜しい!

  • 数学が日常でいかに使われているか、という話と、数字自体が持つ面白さについてが紹介されている。

    ・いいところ
    一つ一つの節が数ページ程度なので、気軽に読める。ただし後半はかなり難しい。

    ・悪いところ
    同じ節の中でも、段落で唐突に話題が変わったり、挿絵と本文の関連性が薄かったりする。「面白い話題」というよりは、数学や数字にまつわる話題を数打ちゃ当たるで提示しているイメージ。

    なんというか、数学を哲学とか芸術にしたいという偉人の言葉を借りて、著者が「どう!?凄いでしょ数学って!ほらほら!」という押し売りをしているように見えてしまった。全部が全部が面白いということは全然なく、ほんの少しが琴線に触れれば良い程度です。

  • いやー面白くなさすぎて3分の1読んで思わず昼寝した。
    生活に密着した「数学」の紹介かと思いきや、数学界で有名な理論とか定理とか、実生活とかけ離れたエピソードが多いように感じたし、身近なことに関するエピソード(マンホールはなぜ丸いか、お釣りの計算の仕方など)であっても、「へぇー!」と感動するほどの話はなかった。
    何が「眠れなくなる」だ!全然眠くなかったけどよく眠れた。

  • 小学校から関わりのある、数学について見つめ直すきっかけとなるような本。

    数学の神秘、面白みを見せてくれる。数学が苦手な人におすすめ。

    数学の歴史を紐解くことで、わかりやすい文となっている。

    P.204
    計算とは旅
    イコールというレールを数式という列車が走る
    旅人には夢がある
    ロマンを追いかける果てしない計算の旅
    まだ見ぬ風景を探して、きょうも旅はつづく

  • 数学科の知人に借りた一冊。私自身も理系だが工学分野専攻のため今までの授業で深く数学を学ばず、計算の手段程度の意識だったので、数学そのものへのインセンティブを与えてくれる面白い内容だったと思う。数学とはいえ二ケタの掛け算にはじまり円周率や無限の考え方についてなど親しみやすい内容かつ各章が短く読みやすかった。(私としてはいくつかのテーマはもう少し掘り下げてもいいかと。)中でも、無限についてはとても興味深く他の書籍を探してより理解を深めていきたい。個人的な話をすると、私自身これからより専門的な勉強を始めていく手前だったので、これからはもっと「数学」に注目して勉強を進めていくのも面白いなと感じた。

全188件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1968年、山形県生まれ。東京工業大学理学部数学科卒業、同大学大学院卒業。サイエンス・ナビゲーター。東京工業大学世界文明センターフェロー。

「2014年 『親子で楽しむ!わくわく数の世界の大冒険 プレゼントBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桜井進の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×