合格を勝ち取る睡眠法 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569791623

作品紹介・あらすじ

「睡眠」を制する者は「受験」を制す!なぜなら、集中力・記憶力を高めるのも、勉強時間を生み出すものも「睡眠」だからだ。「レム・ノンレム睡眠の役割を知る」「5〜15分の仮眠の効果は絶大」「合格のための朝活・朝飯前」「短めの睡眠で集中力UP」「土日で睡眠を補う」「秋は意識して朝日を浴びる」「眠くなったら冷たい飲み物」「年齢別・ベストな睡眠時間」…。本書は、世界一の睡眠の専門医が、合格を勝ち取るための、最強の睡眠プログラムを提言。小中高生、社会人、全ての受験生必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 受験のための睡眠法をまとめた1冊。
    ・最低限必要な睡眠時間
    平日4.5h+土日6〜7.5h
    ・眠いときは5〜15分程度の昼寝や1.5hの仮眠。眠るときには、心臓と頭の高さを同じにすると、心臓の負荷が減り、眠りやすくなる。
    ・体のメンテナンスは、「成長ホルモン」の働き:23時〜2時ころの睡眠の「前半3時間」がピーク。
    ・起きるためには、「コルチゾール」:脂肪やグリコーゲンを燃やしてエネルギーに変える。眠っている間は、脂肪をエネルギーとして代謝。したがって、寝ている間に「ダイエット」してることになる。睡眠不足→肥満につながる恐れ。⇔メラトニン
    ・体温が下がりやすい環境を作ると、すぐに眠れる。
    ・勉強中に眠気が襲ってきたら、顔を水で洗ったり、冷たい物を飲んで体温を下げる。そして、ストレッチや体操をして体を動かす。
    ・朝は「コルチゾール」の働きで血液の中のブドウ糖の濃度が高まっている。このエネルギーを利用して、朝食までの間の1時間程度を勉強に充てると能率UP。
    ・太陽の光をたくさん浴びると活動性・モチベーションが高まる。→体内時計の調整にもつながる。

  • 平日4.5時間、土日6時間
    仮眠15分

  • お役立ち道具
    ・目覚まし時計スリープトラッカー
    ・アミノ酸グリナ
    夜更かしは百害あって一利なし。

  • 斜め読みですが、なかなかまっとうなことが淡々と書いてあって読みやすかったです。
    こういう情報を鵜呑みにせず、参考にしていきたいと思います。
    ちなみに、うちは来年度ダブル受験です…^^;

  • ほんとにすぐ読み終わる。
    体内時計のリセットは人工照明でも良いというのは初めて聞いた。

  • 実用的で、すぐ読めます。
    (2013.9.14)

  • 効率的に勉強するために、質の高い睡眠をとるコツを知っておこう。今後の生活にも役立つ内容です。ちょっと空いた時間でさくっと読めます。

  • 昼間を効率的に過ごすための睡眠法が、新書200頁にまとめられた本です。

    学生や社会人対象の睡眠法の解説もありますが、小学生から高校生について特にページが割かれています。
    遠藤先生が、
    「これからの日本を背負って立つ小中高生が、一生懸命に勉強を積み重ねて、自分の可能性に向かってチャレンジしていくこと」(p174)
    を願っていることが伝わってきます。

  •  睡眠医療の専門家である著者が、いかに時間を有効に使うか、そのためにいかに質の高い睡眠を得るか、を解説したもの。
     もともとあまりこういうハウツー本は好きではなかったが、最近忙しくて睡眠時間も削られるし、今更ながら、睡眠をとるということはどういうことなのだろう、とか、いくら寝ても昼間眠くなるのは何で何だろう、というメカニズムに興味を持ち、そしたらブックオフで105円で見つけたので読んでみた。
     少し体に負荷をかけた方が体は頑張る、という主張が面白かった。やっぱり体も心も甘やかすとダメなんだなあ、と思う。目覚めた後に体がすぐ行動できるようにするためのコルチゾールというホルモンは知らなかった。同じ時間寝ると言っても12時から6時まで寝るのと3時から9時に寝るのでは違うとか、昼過ぎまで寝るとかえって体がだるくなる、というのも面白い。他にもレム睡眠の効果とか、眠くなったら冷たいものを、昼寝をするなら15分以下のものか1時間半、など、体の仕組みやその仕組みにあったノウハウを教えてくれる。
     でもやっぱり朝は眠いんだなー、4時間半睡眠はきつそうだなー、と思ってしまうが、いろいろ参考にして、試してみたいと思った。(12/08/07)

  • 今年は資格取得でもしようかと、図書館で借りた本。
    行き帰りの通勤往復で一気に読めてしまった。

    以下メモ
    ・睡眠は1時間30分刻みで増やすと良い。
    ・増やすなら起きる時間を同じにして早く寝る
    ・朝の光を浴びて体内時計をリセットさせる

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著者プロフィール

遠藤拓郎 (えんどう・たくろう):著医学博士・スリープクリニック調布院長。元慶應義塾大学医学部特任教授。女子栄養大学客員教授。東京慈恵会医科大学卒業、同大学院医学研究科修了、スタンフォード大学、チューリッヒ大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学。東京慈恵会医科大学助手、北海道大学医学部講師を経て、現在スリープクリニック調布院長。 祖父 (青木義作) は、小説 『楡家の人々』 のモデルとなった青山脳病院で副院長をしていた時代に不眠症の治療を始めた。父 (遠藤四郎) は、日本航空の協賛で初めて時差ボケを研究。祖父、父、息子の3代で90年以上、睡眠の研究を続けている「世界で最も古い睡眠研究一家」の後継者である。スリープドクターとして、テレビやラジオなど多くのメディアでも活躍中。

「2023年 『脳と心を癒して心地よく眠る 和の花もようのぬり絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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