子どもの頭をきたえる「5分作文」

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569793474

感想・レビュー・書評

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  • 個人的に、「書く習慣」は思考や感情の整理・客観的な認識のためにとても大切な行為だと感じています。
    それを子どもに楽しみながら習慣化させるための様々なアイデアやきっかけづくりのヒントがたくさん紹介されており、とても感銘を受けました。
    ときに「作文なんて大キライだー!」と書かせるなど、とにかく型にはまらない自由なアイデアが心地よく、成績を上げるための作文テクニックよりもっと大切な「自己表現の練習帳」ともいえる一冊。出会えてよかったです。

  • ふむ

  • 毎日絵日記を書かせていて、内容に深みをだすには、と思い手に取った本。

    まずは書きたいと思うテーマを。
    そして、肩に力を入れずに。
    会話文から入る、五感を使うは、すぐにできそうだと思った。

  • 全く関係ない、後藤武士さんの「読むだけですっきりわかる国語読解力」(←こちらは全然ダメだった)を登録しようとして一緒に引っかかった本(笑)

  • 夏休みの宿題に、自分から「読書感想文書く~」と張り切って本を借りてきたものの、
    いざとなると、しばらく集中して取り組まないとなのが面倒に感じたのか、
    結局、今のところ書くことはなく、宿題としては提出せずに(>_<)
    では、初志貫徹、宿題で出さなくても、数行でも良いから書いてみなよーと勧めるも、どうやらそれがプレッシャーになってしまった様子(-_-;)

    そんなときに、この一冊が目に留まった。
    来年あたりからきっと作文も授業の中心になっていくであろうし、
    元々は読むのも書くのも好きそうなうちの小3男子、
    苦手意識を植え付けたくない一心で、この本をプレゼントしてみました(*^^*)

    さて、どうなりますか!

  • 子どもの頃、大の苦手だった作文‼
    「作文が書きたい」と思えるアプローチが満載です。

    以下、読書メモです。

    はじめの一行集

    五感を使う
    氷のように冷たい雨がぴしゃぴしゃと降っていた。冬のにおいがした。

    名作の冒頭の一行から学ぶ

    おせっかい作文
    音、せりふ、つなぎ言葉、会話、意見

    なたもだ
    なぜなら、たとえば、もしも、だから

    つまったら事例に逃げろ

    自我作古:自分から歴史が始まる

    遠近法を使う
    近中遠景

    めちゃ作文、くじ引き作文、創作作文

    言葉は人を変える

    生活語彙と上位語彙

    学問の目的は三つ
    自分を知る、人を知る、世界を知る
    自分や人を知るために社会や歴史がある。
    世界を知るために、理科や算数、音楽、美術がある。

  • 家族にすら理解してもらえていないと感じる。でも、理解してもらうための努力はしてこなかった。
    表現力を養いたいと思っていた時に、この本が目に入った。
    一行からでも毎日書くことを習慣づけよう。

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著者プロフィール

1954年 長野に生まれる。表現教育者・国語作文教育研究所所長。34年間にわたり作文・表現教育を実践。200万人を越す指導・分析を土台に、言語・表現をフィルターとした人間社会の骨格還元読解や根底洞察に向かう。大学の教授・副学長・政府関係委員など歴任。元NHKテレビラジオのコラムを担当の後、テレビキャスターを経て、評論家・寓話作家としても知られている。著作は、『壊れる子どもの事件簿』『北風は太陽に負けない』(角川書店)『「戦略」としての教育』(山手書房新社)『親のぶんまで愛してやる』(サンマーク出版)『10分作文らくらくプリント』(小学館)など100冊を超え、海外でも翻訳されている。
なお、国語作文教育研究所では、小1から中高大生、一般までを対象に、文章教室を開催。通常クラスのほか、春夏冬の集中講義、通信講座、出張講座も。

「2007年 『教育3.0 誰が教育を再生するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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