新版・実践経営問答 こうして会社を強くする (PHPビジネス新書)

著者 :
制作 : 盛和塾事務局 
  • PHP研究所
3.86
  • (25)
  • (28)
  • (25)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 331
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569794952

作品紹介・あらすじ

あまたの困難、経営課題を乗り越え、一代で京セラを世界的大企業に育て上げた稲盛和夫氏。リーダーとしての日々の実践の中で培った、「判断力の磨き方」「社員のモチベーションの高め方」「危機に対応する方策」「リーダーたる心構え」など、経営のコツを、自身の実体験をふんだんに盛り込み熱く語る。名経営者の「生きたマネジメント」が学べる本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 稲盛会長の思いの一端を概観できる。私の故叔母の店にお忍びで来店し、ビール一杯と枝豆に一万円を払って帰るエピソードを聞いたのが懐かしい...。

  • ・同じ目標へ
    経営者は、企業を単なる烏合の衆でなく全員が一つの目標に向かって突き進む集団、一つの意識、考え方を共有する集団にしていく使命がある。
    どういう会社にしたいのか?それが原点である。登山でも小さな丘に登るのとヒマラヤに登るのでは、準備も心構えも違う。

  • 経営者と公務員って全然違うように思われます。
    でも驚くほど共通点もあるんですよね。
    「社長心得」に「公私峻別」を挙げられてます。
    ケジメですよね。

    経営には「無限大の責任感」を持ち「人格意思」を全て注入し「誰よりも努力」して尊敬される。
    これは今の公務員にも求められる資質かもしれません。

    「会社は社長の器以上に大きくならない」
    「全従業員の物心両面の幸福の追求」
    この点はトップに立った時にわかるのかもしれません。
    組織も所属長の器以上に大きくならないですし所属長が部下の幸せの追求を考えて仕事しないと良い結果は生まれません。

    新しい4つの創造
    「需要」「市場」「技術」「商品」
    独立して存在せず渾然一体となることでイノベーションが生まれるとのこと。
    どんな仕事でも意識したい言葉です。

    著者の本を精力的に読んで行こうと思います。

  • カリスマ稲盛さんが、現実的な中小企業の社長の悩みに対して指南する、リアリティが面白い一冊。世の中には、2代目、3代目社長が多く、創業者よりも、苦難が多いことを感じた。企業経営、社長こそが、組織に生命力を与えられるや、人にとって正しいことが判断基準のような、人間基軸で経営を行い、成功している点が感服する。

  • 盛和塾での勉強会の『実践経営問答』トップの器となるには、ひとのためにつくす 現場主義を貫く 値決めは経営 会計が分からなけば経営者になれない 誰にも負けない努力をする 経営という仕事を好きになる

  • 困ったらここに戻る本ヽ(*´▽)ノ♪

  •  稲盛和夫氏が主宰する経営塾の盛和塾の勉強会の内容をまとめた本。その勉強会で「経営問答」というものがあり、参加者の質問に対して、稲盛和夫氏がアドバイスをする。

     大企業から中小企業、業種も様々な種類があるし、経営者にも創業者もいれば、二代目、三代目もいる。また、従業員との関係も多種多様で会社の数以上に経営者の悩みは存在し、すべての悩みが特殊ケースの様である。

     それらの質問に正解などないように感じられるが、稲盛氏の経験に裏打ちされた普遍的に通用するであろうアドバイスは、説得力がある。数字やロジックで説明する訳ではないのに、普遍性を感じられるのは、同氏の困難な経営課題を乗り越えてきた経験に、裏打ちされているからだろう。会社が生き物であるというのも実感できる。

     一方で数字による会社の把握、つまり損益計算書、貸借対照表などで計数的に管理することが経営者に必要な条件の一つだとしている。

     経営者の心構えが読み取れる内容であり、専門的すぎず読みやすく、しかしながら、稲盛氏の経営哲学に多面的に触れることができる。自分の勤める会社に重ね合わせながら読むこともできる内容も多く、あっという間に読んでしまった。

     個人的には「京セラのコンパとはどういうものか」が印象に残った。このレベルの飲み会ができれば、きっと、もっと仕事が楽しくなるに違いない。

  • ディフェンシブな経営手法に好感が持てる。もちろん道徳論にも。

  • 請求記号:50068164
    資料ID:335.13/Ina
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • なにげなーく手に取った稲盛さんの本。

    これが初めてで、もっと他に代表作はあるみたいだけど、面白かった。

    この盛和塾の塾長稲盛さんと塾生との問答が、吉田松陰とかと塾生とのやり取りってこんな感じだったのかしら?と思うくらい、いつの時代やねんと突っ込まずにいられませんでした。

    がしかし、内容は何人もの塾生(中小企業の経営者。2代目、3代目といった後継者が多い)の真剣な経営上の悩みに、稲盛さんが答えていくもので、稲盛さんの実体験に基づいた問いへの答えなんか、経営を支援していくような監査を志す僕にも、たいへん有益でした。


    アメーバ経営、もう少し研究したいですね。インターネットカンパニー版アメーバ経営、管理会計の要諦なんか意識しながら。

    印象に残ったことば

    「核心をついた悩みは成長の始まり」
    「目標が違うのに、そのプロセスを比べても意味がない」

    特に後者は、稲盛さんのような生き方、哲学を会社に導入しようとしても、勘弁してくれ、そんな生き方したくないと反対にあう塾生への回答として、非常に示唆に富むものでした。
    言われてみれば、そうなんだけど、結局、稲盛さんの目標を達成するうえでは、こうした厳しい生き方が必要だった。その目標を定めるのが経営者で、その目標達成に必要な生き方がどんなものかを考え抜かないといけないですよと。

    さて、僕はそういう意味だとまだまだ中途半端だなあ。

全32件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1932年、鹿児島県生まれ。59年、京都セラミツク株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年に第二電電(現KDDI)を設立。会長を経て、2001 年より最高顧問。2010年、日本航空会長に就任。名誉会長を経て、15年より名誉顧問。若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成にも心血を注ぐ。著書は『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』ほか多数。

「2018年 『従業員をやる気にさせる7つのカギ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新版・実践経営問答 こうして会社を強くする (PHPビジネス新書)のその他の作品

稲盛和夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウォルター・アイ...
大前 研一
平野 敦士 カー...
クリス・アンダー...
ウォルター・アイ...
有効な右矢印 無効な右矢印

新版・実践経営問答 こうして会社を強くする (PHPビジネス新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする