- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569796130
感想・レビュー・書評
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タイトルに「ビジネスで」をつけるべき。一般的に論理的な伝え方を教えてくれる本ではなく、職場でいかにかしこくみせるかに重点が置かれている。しかも、筆者好みのリーブ型とやらの見せ方に特化しており、やや我田引水的。この本の通りに「論理的な伝え方」をマスターしても、周りからは、かしこそうにみえたとしても、嫌われそう。最後のあとがきで、相手のことを考えることが論理的に伝えることの第一歩的な共感できることが書いてあるが、本の内容はこれには即していない。
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いまいち
テクニック論やね・・・ 本質がほしい。 -
本書では前段で論理的なコミュニケーションをとるために留意しておくべきこと、後段で論理的に考えを組み立てていく方法を数値化の技術をもとに説明している。
前段部分は、いままで自分が意識していたことに反することが書いてあったし、筆者の主張が論理的に説明されているとも感じなかったので、半信半疑であったが、後段部分については普段頭を抱える問題についての方法論が具体的に説明されていて非常に参考になった。内容的にもけっして難しくなく、易しい表現で書かれているため理解しやすい。新入社員から入社3年目くらいの人が読んだらとてもためになると思う。 -
タイトルは「論理的な伝え方を身につける」となっているけども、内容としては頭に「ビジネスにおいて」と付けておいた方がしっくりくる。
もちろん、ビジネス以外の研究分野においても通用することもあると思うのだけど、すこしコジツケが多い気がする。
・相手の立場で考えること
・インタビューにおいては、インタビュアーが相手から”受け取った内容”と、相手の”伝えたい内容”には誤差や間違いが生じるという認識が必要。
・「勘」や「知(ナレッジ)」や「意思決定」などを相手に伝えて共感を生むために、その感性が生じた要素を自身で分析し分類して数値化をするという過程をとること。
僕の生活シーンにはあんまり参考にならない気がした。
けども、著者はエピローグで下のように釘を刺しておられる。
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共感できない点があったら、ではあなたがどうやって伝えるかを考えてみてください。もしその方法が「このやり方が私は好き」という感情ではなく、「こちらの方が相手にすっきり伝わる」(=こちらの方が論理的)というものなら、是非私に伝えてください。
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しかし
本書の内容は、そこまで論理的かというと、そうには思えない。
”一見”論理的には装えるかもしれないけども。 -
情報量が少なく、結局は同じことを繰り返し説いている。
実際に読む量は少ない。