アメリカが畏怖した日本: 真実の日米関係史 (PHP新書)

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  • PHP研究所
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感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569796673

感想・レビュー・書評

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  • 「騎士道なき巨大な二つの国家アメリカとソ連の出現こそ、二十世紀を特徴づけるものだったのではないか」あとがきにあるこの言葉が、著者の主張の全てを端的に表しているように思う。
    それまで極東の小国であるがゆえに、好意的に見られていた日本も、日露戦争、特に日本海海戦の完全なる勝利により、欧米列強の警戒心を必要以上に強めてしまい、第一次世界大戦と世界恐慌を経て、着実にその包囲網を狭められていった。
    そして自衛のための戦争を開始した。自衛か侵略かの判別は、それを始めた独立国家の認識に基づくものであり、他国に干渉されるべきものでは無い。即ち、戦争に善も悪も無いのである。ただそれは、正しいプロセスに則って実施される必要があり、その観点では、正にアメリカこそが、非難されるべき立場にいる。
    アメリカは常に自分こそが正しいと理解して行動する国家であり、それは他神を排斥する一神教とも関係がある。いや、その国民性が故に、一神教が受け入れられていると解釈すべきか。何れにしても、他者を理解し、尊敬する武士道や多神教の精神とは相容れないものである。

  • 日米関係史、特に江戸からWW2戦後まで。

  • 戦後民主主義からの脱却入門にどうぞ。

  • この時代の国際情勢を、今までの偏見や押し付けられた価値観を取っ払って見据えることができた。

  • ジョン万次郎の存在は大きかった。
    満足度6

  • 日本開国から今日に至るまでのアメリカとの歴史と関係を解り易く解説されています。特に東京裁判について、自分は無知だったので勉強になり、どうして総理大臣が靖国神社に参拝するのかが分かりました。中国と韓国は全く関係ないじゃないか!嫌がらせを受けていただけなんですね。
    とても読みやすかったので、渡部昇一氏の本はこれからも読んでいきたいと思います。

  • 侵略の世界史の記述の検証の為に読みました。
    特に東京裁判の所が印象に残りました

  • 渡部昇一の本を相当数読んでるけど、まとめられてるのでスイスイ読めてしまいますよ。

  • フォトリーディング。面白そうだ。
    なかなか読み進められないのは、過去の失敗が本当はもっと上手くやれたのに…的な事が延々と書いてあってかなり不快なため。ため息が出たり悔しくなったりする。
    半分くらいからは高速を伴い、最後の四分の一は高速のみで表題のみを確認して読んだ。
    全く何も知らない人には良い驚きかも知れないが、陰謀論やらNWOまで結構知ってて呆れてる輩にはつかれる本だと思う。資料的には良いので星は四つ。

  • 何かふつーの歴史の本って感じでした。

    少々辛口のところもありましたが、全体的に物足りない感じ。

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著者プロフィール

昭和5年鶴岡市生。旧制中学のとき恩師佐藤順太先生に出会い、英語学、英文学に志して上智大学に進学。昭和30年(1955)英文学科助手。同10月西ドイツ・ミュンスター大学留学(大学院博士課程)。英語学・言語学専攻。 1958年Dr. phil. magna cum laude の学位を受ける。昭和46年 (1971)上智大学文学部英文学科教授。平成13年(2001)上智大学名誉教授 。 平成29年 (2017) 4月逝去

「2022年 『アングロ・サクソン文明落穂集 12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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