- Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569796857
感想・レビュー・書評
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著者曰く、「40歳は若さの定年」だそう。
たしかに、40超えると色々なことが(体力的に)キツくなるという話はよく聞くきがする。
自分も40歳を目前に控え、今まであまり顧みてこなかった「健康」について考えてみようと思い、本書を手にした。
読み始めてみると、目からウロコのことが色々書かれている。
例えば、いわゆる「日本の朝ごはん」(ご飯、味噌汁、焼き魚、漬物等)で、なにを一番最初に食べるかで健康に差が出る(1番に酢の物や野菜、2番に焼き魚、3番にご飯という順番がベスト)とか甘いものを空腹時にとると血糖値が急上昇しキレやすくなるとかパンにはマーガリンではなくオリーブオイルがいい(マーガリンはトランス脂肪酸で固化しており、これは発癌性があるとされているため)とか夜10時から午前2時が成長ホルモンが最も分泌されるゴールデンタイムでこの時間帯は眠りの質が非常によいのでこの間に睡眠をとることが重要などである。
比較的すぐ実践できそうなことが多く書かれており、取り組みやすそうなところもいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日とある本屋さんの店頭で見つけて購入した 図解40歳から病気にならない人の習慣という雑誌。健康について深く考えている今日この頃の我輩(健康について考える~その4 - Dance1988の日記参照)にとって大変参考になる書物だと思うのであります!!健康を維持する為の様々なノウハウが図解付きで解説されている。
Part1 病気にならないカラダをつくる「食」習慣
Part2 ストレスに強いカラダをつくる「健康」習慣
Part3 毎日できる健康チェック&これだけは知っておきたい病気の知識
といった3章建てで、約40項目のノウハウが具体的に解説されている。
例えば、「同じ定食を食べるのでも、食べる順番によって、消化吸収や代謝の過程に大きな違いが出ます」(本書より抜粋)。すなわち、いきなりご飯などの炭水化物から食べ始めると急激に血糖値が上昇してしまうので、まずは酢の物や野菜などから食べ始めるのが良いのだという。血糖値の急上昇は肥満につながるという訳だ。
更に参考になったのが、「朝食はしっかり食べなくてもいい。夕食はご飯やいも、パスタに注意!」(本書より抜粋)。人間の体のリズムは、概ね下記の通りなのだと言う。
午前4時~正午:「排泄」の時間
正午~午後8時:「消化」の時間
午後8時~午前4時:「吸収」の時間
朝は栄養をとることよりも「排泄」に適した時間であり、スポーツ選手や肉体労働が特にきつい人で無い限り「朝は無理して食べなくても良い」のだと言う。逆に夜間の「吸収」の時間に大量の炭水化物など高エネルギーの食事を大量に摂取してしまうと、メタボになってくださいと言うのに等しいというのも頷ける話なのであった。よく「朝はしっかり食べないと一日の活動に必要なエネルギーが補給出来ないよ」といったアドバイスを聞くが、我輩のこれまでの健康管理の経験上、どうしても朝食は軽く、昼食はしっかりと食し、夕食はご飯などの炭水化物は控えるというのが一番メタボにならない食習慣であると思っていたので、それを理論的に解説してくれている本書に、正に目から鱗状態で夢中で猛読中なのであります!!
さあ!本書をもっと読み込んで、健康に関する取り組みの新たなアイデアを考えていくとしますか!!
本書はあくまで所謂中高年者向けの書物なのでご注意を!
【Dance1988の日記】
http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20110622 -
読んでおいて良かった。