2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 554
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569797601

作品紹介・あらすじ

「あと10数年で、会社はなくなる」「日本はさらに落ち込む」…本書で語られる衝撃的な予言の数々。しかし、なぜ、「日本人の未来は明るい」と言い切れるのか?あの経営コンサルタントの「未来を拓く」最強ツール。著者が身を削って書き上げた、渾身のキャリア論。

感想・レビュー・書評

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  • インパクトのあるタイトルに惹かれて手に取ってみました。
    個人的には、これからというより、10年後の自分を想像しての事でしたが。。

    結果、朝活への参加と、自身のリフレッシュを意識し始めた一冊になりました。
    一番感じ入ったのは、「歴史は70年周期で巡っている」とのフレーズ。

    ちょうど同時期に読んでいた佐藤優さんの『日米開戦の真実』でも述べられていて、
    一見するとあまりつながりがなさそうなこのお二人が、とのギャップが新鮮で興味深く。

    今から70年前、そしてそれのさらに70年前を思い返すと、、
    到底、今現在の会社の形態が、未来永劫続くとも思えません。

     「ありふれたパターン。陳腐なドラマのくり返し。組織末期の典型的な症状だ。」

    今後は会社の相対的価値は下がるとすると、自身の軸をしっかりとしないととあらためて。
    そして、消費社会からの脱却、、というか、パラダイムシフトが起きるのかな、とも。

    また、神田さんご自身が大病されたとの話から、
    将来的に起きるであろう両親の介護問題も避けては通れないなぁ、、と。

    いざという時には、ある程度動きやすくしておかないと、ですね。
    少なくとも、今の会社では親が倒れたら辞めざるえないのです、、うーん。。

    なんてことを考えると、本田直之さんが『ノマドライフ』で仰っている、
    「ベーシックインカム」や「複業」との考え方も、俄然真実味が出てきます。

    ん、自分にとっての「ライフワーク」ってなんだろうとつきつけられた、そんな一冊。

  • 「歴史は70年周期で巡っている」 「今後の10年間:ひとつの社会体制が壊され、ひとつの社会体制が作られる。2015年までに日本は圧倒的な欠落を経験、その結果国民全員を巻き込む新たな価値観が生まれ、新しい日本の70年がスタート。」 「2024年に向けて会社という器にとらわれない社会がはじまる。」 「これからの10年は平成の文明開化。私たちが江戸時代の親だとすれば、いまや子どもを明治時代で活躍させることを考えなければならない。」 「日本人は世界のリーダーだ、それを自覚せよ。こじんまりとまとまるな。つべこべ言わずに、世界に出ていきやがれ。」 「これから求められるリーダーは自己変容型のマネージャー:過去の成功体験をもっていながら、事業を立脚している基盤すら疑問視できる能力をもつマネージャー」 「キーワードは内の認識を外に形創るエクス・フォーメーション」 「知識創造時代における成長の4段階 Information → Interfomation → Exformation → Transformation それをもたらすのが読書会」 「7年節目説:36歳から42歳の時期は破壊者 28歳から35歳の探究者時代に創った自分・せっかく見出した自分を壊す時期」

  • 「あと数年で会社はなくなる」「中国は2025年まで発展し、日本は2020年以降崖から転がるように落ち込む」
    等、衝撃的な予言の数々。しかし著者は「これからの日本はチャンスに溢れている」と言い切る。それができるのは「今希望を描き、行動を起こす」ことを選んだ人のみ。つまり今この瞬間の選択こそが、これから10年活躍できるか、後悔する人生を送るかのターニングポイントなのだ。

    様々な、しかしわかりやすい手法を用いて今後の日本、世界の流れを予測し、これから社会で活躍するためにはどうすればよいか説いている。最近は自分の周りの狭い範囲のことばかり考えていたので、この本を読んで社会の流れに目を向け、その中での身の振り方を考える良いきっかけになった。

    イン・フォメーションとエクス・フォメーションの話は今後の参考になりそうだった。前者は言葉通り、外からの情報を受け入れて、自分の中に認識を形創ること。一方後者は、自分の内にある認識を外へ形創ることである。かつてはイン・フォメーション=情報を得ることが重視されてきた。しかしこれからは情報や経験等を動員して、自らを表現できなければ価値が生まれない。そのプロセスを通して世界に貢献できる場が重要になってくると本書は説いている。現代は情報に溢れすぎていて、情報が本当に正しいかを見極める力、情報を取捨選択する力が必要だと叫ばれて久しい。必要な情報を組み合わせて自分を表現する、自分を伝える力も必要になることは間違いないだろう。

    今、私は27歳。10年前は17歳の高校生だった。当時は大学ですら未知の世界で、10年後の自分の姿など全く想像できなかった。正直、社会に出て働くことが恐ろしくて、できればずっと学生のままでいたかった。しかし10年たった今、私はしばしば将来のことを考える。1年後、5年後、10年後、さらにもっと先、私はどこで、どんな人に囲まれ、何をしていたいか。そういうことを考えられるようになっただけでも、17歳からの10年で私は色々なことを学び、成長したのだと思う。
    今の私には達成すべき目標、私の理想の姿がある。それが独りよがりにならないために、世の中の動きを読みながら、何か少しでも社会へ還していけたらと思う。

  • これから活躍できる人の条件は?

    →歴史とは、ランダムな出来事の連続により作られるのでなく同じパターンの物語の繰り返しによりつくられている
    自分を超える決意がキャリアを安定させる
    周りを見て判断→自分で計画実行→自己変革の心構えがある
    目の前の仕事において結果を出しつつ、未来を見ている人たちと連携をとりリーダーシップをおれる準備をしておき、憂いているより自分がリーダーであると自覚する
    何が儲かるかで仕事するのではなく、何に情熱を持ち続けることができるかであり、本当に熱中できる仕事にリスクはない
    組織が動かなくなる理由として、組織の効率性、顧客の親近感、商品サービスの革新性の三つがぶつかり合うため
    それを解決するには自社の競争力の源泉となる仕事以外は切り離す
    本当に成長できるのは、夢や希望が叶ったときではなく、それが打ち砕かれたときに、それでも新しい自分自身に向かおうとする力
    挫折として見えることは過去から続く自分にとっての不条理であって、未来から導かれる自分にとっては合理的なこと

  •  歴史の流れを予測しながら、これから10年先、日本がどうなって、どうやって震災から復興するのかを考えます。
     不安定なこの時代の中で、どうやって働いて、生きていくかを考えさせられます。(こ)OPAC→http://libopac.lib.juen.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=1000009870&key=B138811772016474&start=1&srmode=0

  • 必読書と勧められて購入。
    3年ないし5年後には明治維新のような変革が世界規模で起こるから、準備をするよう警告している。
    本書の根底(出発点)にあるのは第5章「イン・フォメーションからエクス・フォーションへ」だと思う。つまり、新しいことや価値ある情報の発信、共有、計画・実行というプロセスが重要であるということだろう。
    例えば、「2024年には会社がなくなる」というテーマがある。これは、今ある会社の組織形態ではエクス・フォーメーションから実行までの時間がかかりすぎるから、変革に対応できるよう短くする必要に迫られる、と理解できる。
    なお、後でレビューする予定の「勉強上手(成毛眞)」にもほぼ同じことが書かれているので、あえて併読することをお勧めする。

  •  「歴史は繰り返す」。著者は具体的に70年周期で動いていくと述べている。大きな時代の転換点が来ているという予言は、意外と説得力を持っている。価値観の転換も起こりそうに思えてくる。「時代」をテーマにざっくりと生き方を訴える自己啓発書は少なくとも今までは読んだことがない。結局、何をするかというと10年後のイメージを持つことだけど、そこにもっと大きな過去を振り返ったとき、自分の役割はなんだろう、やりたいことはなんだろうと考えると、今までは違った考え方が見えてくる、かもしれない。

  • 著者によると、日本はここ数年のうちに時代の変わり目となる、大きな転機を迎えるという。日本に古くから隠蔽体質や権威主義などの理不尽な秩序による事件が多発している。それらが壊され、新たな時代を迎えようとしている、という時代の読み方はどこか納得させられる。そのような時代を生き抜くためにも、日本がまた陽の目をみるためにも、若い世代がもっと頑張らねばならないと改めて感じた。

  • そこらのビジネス本っぽいタイトルからは想像できないほど深い話が書いてある。自分が今ここでこの仕事をしているということに、とても大きな意味と意義があると感じられるようになった。また、国と組織と個人の三層をどう見るか、ヒントが得られた。

  • 会社というスキームがなくなるかも。なんとなく混沌とした今の経済状況を垣間見る中で、あり得なくないなと。

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著者プロフィール

経営コンサルタント

「2019年 『インパクトカンパニー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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