赤い実たちのラブソング

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 48
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569799247

作品紹介・あらすじ

赤い実はじけた。そして、みんな大人になった。あの頃、同じ学校で、同じ時間を過ごした。そして、別々の道を歩きはじめた。それぞれの愛のカタチを描く15のストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 光村図書の国語の教科書に載っていた「赤い実はじけた」のその後を描いた短編集。
    30歳になったみんなのその後が、予想以上にヘビーでした。
    なかなか思い通りにいかないもんです。

  • 波名は中学時代に辛い失恋をして以来、男性と付き合うことを
    心と体が拒み続けていた。
    しかし、波名の職場に出向して来た当間という男性には、
    不思議なことに気が許せたのだった。

    当間の真摯な態度に甘えていた波名だったが、心に滞っている気持ちの
    整理をしなければ、当間の気持ちに応えることはできないと思い、
    今まで避けてきた中学時代に過ごした町を訪れる決心をした。

    遠中中学校の同級生たちのそれぞれのドラマが短編で綴られ、
    最後に彼らは「同期会」で集合する。

    ”『赤い実はじけた』のそれから”の物語。

  • 国語の教科書に載っていた「赤い実はじけた」はとても印象的でした。

    その続編ということで手に取ってみたのですが、
    こちらは厳しい恋愛模様が描かれているんですね。
    あの「赤い実はじけた」のさわやかさを胸にしまっておきたかったので
    時おり「読まなければよかったかも・・・」と感じました。

    ただし別物と考えれば十分に楽しめます。

  • うーーーん。
    中学時代の同級生たちの31歳の恋愛事が短編で綴られてるのだけど、最初の一編の終わりがよく理解できず…そこでつまずいたせいか、おもしろかったと感じたのは2〜3編。
    他に読む本がなかったから、とりあえず最後まで読んだって感じでした。

  • 今から19年前の小学6年生の「国語」の教科書に採用された物語「赤い実はじけた」が、この作品の原点。作品の中で小学6年生だった登場人物たちも、はや30歳。その小学校の同級生たち一人一人のその後の姿を描く15編の連作短編集だ。

    すっかり大人になった彼ら、彼女らがどんな暮らしをして、誰を愛しているのか、、、一人前だと思ってふるまっていた小6や中2時代の思い出は苦いのか、甘いのか?

    いまだに当時の傷を引きずっている者あり、記憶と向き合うのを遠ざけて決して同級生たちや記憶に近づこうとしない者あり、色々だ。

  • 『赤い実はじけた』のアフターストーリーです。

    読み終えると、懐かしい気持ちになりました。

    長い人生の中で、ほんの一瞬の時間を共有した仲間。

    自分もその中の一人になったような感じがしました。

  • 教科書に載っていた『赤い実はじけた』の続編。
    登場人物たちが30路に突入しているので、もちろん小学校時代の甘酸っぱい恋愛とは違ってビターな話が多い。
    純粋なままでは生きていけず、皆それぞれ苦労や悩みを抱えて過ごしているのが読んでいて歳が近い分だけちょっと苦しくなった。
    ただ、皆の心の中には小学校時代の思い出がきちんと残っていているのにじんわりきた。
    それを支えに、糧に生きていく登場人物たちの強さはやっぱり爽やかなままでそこが嬉しい。

  • 教科書に載っていた「赤い実はじけた」のその後と聞いて読みました。
    年代が同じひとたちが登場人物だったので、すごいずしんときました。
    来年、同窓会があるから、こんな気持ちになるのかな。

  • 「赤い実はじけた」の続編です。
    同世代なので、主人公たちはまさに三十路。
    純粋に生きていくのって大変なのだな、と感じてしまった。
    三十路にもなりゃ色々ありまさあな。何だかしょぼん。

  • 【新刊情報】赤い実たちのラブソング http://bit.ly/pTGVhR 913.6/ナギ あの頃、同じ学校で、同じ時間を過ごした。そして、別々の道を歩きはじめた…。小学6年生の国語の教科書に掲載された「赤い実はじけた」のその後のストーリー。

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著者プロフィール

東京都生まれ。児童文学作品を中心に幅広く活躍。作品に『赤い実はじけた』(PHP研究所)「ふーことユーレイ」シリーズ『風夢緋伝』(共にポプラ社)『レネット 金色の林檎』(金の星社)『小説キャンディ・キャンディFINAL STORY』(祥伝社)『ラ・プッツン・エル 6階の引きこもり姫』(講談社)など。

「2018年 『窓をあけて、私の詩をきいて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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