- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569799360
作品紹介・あらすじ
「○○をとると病気が治る」「△△を食べるとやせる」。次々とテレビをにぎわす健康食。冷静に見ると、たった一つの食品や栄養素を取り上げて良し悪しを断じるものばかり。食生活全体をとらえず、木を見て森を見ない情報が垂れ流される。ところが「百歳まで元気に生きたい」「家族の健康のために」とまじめに考える人ほど、「専門家の言うことだから」と踊らされ、かえって不健康になる皮肉。命を落とすことだってありうるのだ。ほんとうにからだによい食事とは?ここ数年の健康食ブームを徹底検証、常識のウソを暴く。
感想・レビュー・書評
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ばっかり食べ、一品食いはダメですよってことが伝えたいのは分かるのですが、研究発表自体を否定するような書き方が気になります…。そうではなく、○○は体に良いと言われてソレばかりを買い占める食べ続ける消費者側の態度・意識の改善に目を向けてはどうだろうかと思いました。
古い本でもあるので、あまりアレコレ言うのもなあと思ったのですが、科学的な姿勢も怪しい部分があります。言葉尻を捕らえるようで嫌なのですが、科学に良い悪いは存在しないのです…。他人の否定はするのですが、自身の主張の根拠は載せていなかったりもするので、特別本書から得られるものはないかなと思いました。
添加物アレルギーな発言(かの有名な腐らないパンとかやってます…)の数々や自然にないからダメといった発言も気になります。あれはダメこれもダメと言ってるのに昔ながらの粗食ならOKというのは驚きました。多くの人間が実践すれば効果があったという人も出てくるだろう、食生活を単一に語るなと述べてきた上でこの結論です。恐怖を感じます。 -
僕はフードファディズムにはかなり批判的な態度を取っているし、だからフードファディズム批判の本はぜひ応援したいのだけど、これはダメ。
もう、何しろ、論理がめちゃくちゃ。つっこみどころ満載。
もちろん中には有益な記述もあるんだけど、著者はもうちょっと論理を吟味して書いたほうがいいと思う。 -
既存で言われている健康食についてその真偽を問うた一冊。
納得できる部分もあるし、指摘されても難しい部分もあったけど、勉強にはなった。 -
「粗食」推奨の書籍。
巷に溢れる健康情報の真偽を問うている。
食事のとり方の例え、男性は「胃袋」で食べ、
女性は「頭」べ食べるというのは腑に落ちた。 -
著名な方なので読んでみましたが、内容はあやしいもので、後半は流し読み。ご自身が受け入れられないものに対して、「そんなに嫌いか?」というくらい、批判的に書いている。
これを痛快と思われる方もいるんでしょうが、私にとっては、うがった見方すぎて、痛快というか極めて不快でした。。
粗食が良いという主張ですが、エビデンスはなく、書かれている内容は著者の主観ばかり。経験則ならまだしも、それって思い込みや決めつけじゃん!?という内容が多いように感じました。
管理栄養士がある一つの食事スタイルを全面的に推奨して、「あれはだめこれを食べなさい」と言ってしまうのはどうかと。
食品の選択を含むさまざま健康法の中で、それぞれの長所短所を理解したうえで個々のライフスタイルに合うものを適宜提案することが大事ではないでしょうか。あれがいいこれがいいって言ったって実践できなきゃ意味がないんだから。
主張する内容は違うにせよこの方もご自身が批判している「根拠のないバランス主張栄養士」と大差ないじゃないか…と同じ管理栄養士として感じました。 -
たった一つの食材で痩せたり、体に良い影響を及ぼしたりすることはない、ということが良くわかりました。メディアに惑わされないようにしなくては。自分の食生活を見直すきっかけとなりました。
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「何を食べるか」よりも「何を食べないようにするか」というところはなるほどと思った。
①原材料の形がわからないもの②原材料表示の文字数が多いもの③おばあちゃんが知らないもの④赤ちゃんが嫌うもの⑤パッケージがカラフルなもの
この5つはできるだけ避けたい。 -
〇〇を食べれば、△△に効くといった、一品健康食はない。みのもんた症候群に陥らないようにしておきたい。
木を見て森を見ず。 -
基本的には、和食を食べること。
和食は、長い時代を経て日本人の基本食になったものです。
和食に比べ洋食は脂肪摂取量が多くなる危険性があります。
日本の健康食における一番の問題点は、マスコミが一品健康食ブームを起こすことです。
○○を食べたら長生きするとか××で病気が治ったというやつです。
健康にこだわる人がマスコミが広げる誤った情報に躍らせられてかえって不健康になるという状況が見られます。
ある食品だけを食べていれば健康になるというのは危険な考え方です。
どんな食品でも必ず良い点と悪い点が存在します。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11616527776.html
著者プロフィール
幕内秀夫の作品





