伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.45
  • (65)
  • (205)
  • (246)
  • (56)
  • (10)
本棚登録 : 2197
感想 : 245
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569800578

作品紹介・あらすじ

超ベストセラー『伝える力』の続編がついに登場!前作のわかりやすさはそのままに、著者がテレビや報道の現場で学んできた「もっと伝わる」話し方、書き方、聞き方を伝授する。「東日本大震災と伝える力」「総理の演説力」から、「怪しい敬語」「教科書がわかりにくい理由」、そして「池上さんの意外な過去」まで様々なトピックスを収録。もちろん、具体的なノウハウも満載の一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ごく当たり前の内容すぎて新たな学びに乏しかった。話す際に因数分解すること、話の地図を見せること、は改めて意識していきたいと思う。

  • いかに世の中に分かりづらい表現が溢れているかを再度痛感した。
    和文和訳の必要がないように、分かりやすい表現を心がけようと思った。

  • 話のテンポが合わないときはとりあえず相手のテンポに合わせてみる、そこから徐々に自分のテンポに近づけていくことによって自分のテンポに持ち込む、スピーチをするときは最初に具体的で親近感を持てる話をして興味を持たせることで聞いてもらえるようになる、などすぐに使える技術をたくさん紹介していた、ただ、前作「伝える力1」のほうがたくさん技術を紹介していたのでそちらよりは星ひとつぶん評価が劣る結果となった。

  • 1と内容が「重複」する

    知の循環
     →自分が興味を持つ→調べる、学ぶ
      →誰かに伝える→興味を持って聞いてもらえる
       →聞いた人は誰かに伝えたくなる
    若者が苦手な事は環境の変化を反映する
     →自宅電話をとれない

  • 購入本
    池上氏の本だけあって読みやすい。が番組作りの具体的な方法等の詳細記載が有り、イメージとは少し違う
    ・野田総理の演説 忘れてはならないものが有ります
     3回繰り返し 日本人の誇り高い精神 原子力発電所の復旧をする人々 被災者の故郷への思い 胸を打たれた
    いら管と大違い
    ・声を出す仕事は、腹式呼吸練習はMUST その内声が通るようになる
    ・まずは相手の息継ぎに合わせる。次第に自分の息継ぎに相手を合わせる様に誘導していく。

  • 第一弾同様読みやすい。
    学んだ点は今後自分も気をつけたい。

  • 「Twitter」や「怪しい敬語」や「東日本大震災」など、近年の時事も反映させた『伝える力』を紹介している本です。

    伝えることを「因数分解」するとか、カタカナ語を多用しすぎないということはなるほどと共感しました。

    池上さんが少年時代、引っ込み思案で目立たなかった少年だったというのは驚きました…。

  • 前作より中身がすっと入ってきて、おすすめです。
    東日本大震災や、政治家など具体的な事例が多いからかな。面白い。

    日本語の誤用は神経質になり過ぎだと思ったが、実際に普段から誤用にめくじら立ててる訳ではないかもしれないし、筆者なりに言葉とは丁寧に付き合いたいという心の表れなので、自分とは違う目線を知る事で参考になった。

  • 伝える力 2 もっと役立つ! 「話す」「書く」「聞く」技術 (PHPビジネス新書) 
    2011/12/15

    本書で学んだことを当たり前に出来るようにしたい
    2011年12月18日記述

    池上彰さんの書籍。
    伝える力2という題名になっています。

    本書はいわゆる実用書のつくり、雰囲気ではありませんでした。
    3月の大震災を振り返りつつ原子力用語の解説に苦心し工夫したこと、学べるニュース等で気づいたことを振り返りつつどう相手に表現するかを示しています。

    (もちろん学べる点は多いです)

    個人的には要点をまとめた欄を作って欲しかった。
    まえがきにもあったが、購入者層を幅広く想定したためなのか実用書としての編集の良さが前作に比べなくなっているように感じた。
    1と比べ文章全体が詰め詰めになっていて、見やすさが落ちているのは残念

    特に重要と思えた指摘は以下の通りです。

    ・一文は短く、話は具体的にする、固有名詞、数字を活用する、
    ・業界内用語は外に向かっては使わない → 一般的な言い方に変える
    ・名称の由来やそもそも話を説明し話しのつかみに使う。
    ・意識的にゆっくり話す。時にはメリハリをつけて。
    ・用語で曖昧な点は辞書を引き調べる。
    ・興味を持つ→調べる→伝える→さらに詳しく知る と言った知の循環をつくる。

    上にあげたような、やるべきことを地道に繰り返すことで伝える力は伸びていくと思う。
    ざっと読んでみてそれくらい分かっているよという人も多いだろう。
    しかし、できているだろうか?
    わかっただけでは意味がない。
    本書で学んだことを当たり前に出来るようにしたい。

    個人的には第一章で紹介していたイギリスのリスク・コミュニケーションの話題を全く知らずにいたので
    勉強になった。
    他の欧米諸国とは違い主席科学技術顧問の進言に従い判断したキャメロン首相やイギリスの制度には日本も学べる点があるだろう。

全245件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上彰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウォルター・アイ...
佐藤 優
池井戸 潤
落合博満
松下 幸之助
ウォルター・アイ...
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×