[実践]課題解決の新技術

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569802749

作品紹介・あらすじ

マッキンゼー×北欧型思考でイノベーションを起こせる人材になれ!専門バカの「偏差値型」人間では生き残れない。これから必要なのは、自ら課題を発見し、周囲を巻き込んで解決する習慣だ。東大大学院のイノベーター養成講座「i.school」で用いられた「探究実践」メソッドを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 神戸情報学院大学に出来たICT4Dコースにちょっと興味があり、その学長が書いた本と言う事で読んでみた。彼の提唱する探求型フレームワークは、やや単純化しすぎのような気がしなくもないが、分かりやすくて良いと思う。何か新しい事をする際に参考にしてみたいと思う。

    2016年10月再読
    人間の遺伝子にはあらゆる能力の情報が含まれているが、本人の気持ち次第でOn/Offが切り替わる。年齢に関わらずそのスイッチの切り替えは本人次第という生命科学者の言葉で引用している。とはいえ、一度OffになるとOnにするのも骨が折れるよなぁ。

  • 「収入の多い少ないではなく、一番好きなことをやるのがいい。収入が多くても結局使ってしまうから同じ」大学の先生

    ・仮説検証3つの視点
     ・人は喜んでくれるか?
     ・独自性はあるか?
     ・収支はとれるか?

    ・生まれてから3歳くらいまでの乳幼児は探究型

    ・「iモードの成功要因は何ですか?」→「私が考えなかったことです」榎氏

  •  大学院の問題解決の参考図書。偏差値教育によって、与えられる問題と答えさえ解いていれば、幸せが得られるという幻想を持ってしまった。イノベーションが最も起こりにくい教育は、国を統治しやすさを求めた戦後の方針そのものである。しかし、今必要なのは、北欧型の思考でイノベーションを起こせる人材であり、その為には「探求思考」を身につける必要がある。
     本書では、問題意識や不満・ニーズを起点に、提供価値を考えて、そこに必要なリソースを資金、技術・ノウハウ、人材という3つの要素から検証し生み出していく探求チャートをつくれと。熱意やコミットメントを持ってやれることは、一番楽しく且つ長続きすることと。
     正直当たり前のことだと思ったし、就職活動ではこうしたスキームを自身で組み立てていた。若者達は、自分はどんな人間で、何をしたいのかさえ考えることをしていないので、探求チャートを作る意味さえもわからないという課題がある。意識を起こすことに、どんな価値があるのかということを更に問いかける必要があると思った。がんばると楽しいんだよ。つまりは、そいういうことなんだと思う。

  • 家にあったので流し読み。

    偏差値重視で勉強して、いい大学やいい企業と言われるところに行くのは古い。自分で考え、イノベーションを起こしましょう。

    書いてある内容に新しさがない。
    イノベーションの例も陳腐。最近の本なのに、i-modeやMP3が例に出るってどういうこと?
    イノベーション系の本が好きな人は読む必要ない。

    ☆内容☆
    マッキンゼー×北欧型思考でイノベーションを起こ せる人材になれ!専門バカの「偏差値型」人間では 生き残れない。これから必要なのは、自ら課題を 発見し、周囲を巻き込んで解決する習慣だ。東大 大学院のイノベーター養成講座「i.school」で用い られた「探究実践」メソッドを収録。

  • 東大のi.schoolのレビューアーでご一緒した炭谷先生の最新作。探求型アプローチによって事業をどう設計していくか、ということにとどまらず、自分の人生をどう設計していくか、というところにも(教育のプログラムでいらっしゃるので当然といえば当然なんですが)展開しているのが、そうだよなあと納得です。こういうことは、読むと当たり前だけどなかなか言語化できないことだと思います。

    今度ゆっくり先生からお話聞きたいなと思いました。

  • 探究型的な生き方を提唱。他人の目やステレオタイプな考え方に依存した生き方から自律した生き方へということと理解。探究型的とは「自分で好きな未知を見つけ開拓していく」生き方。
    そのために社会的な課題を発見し、自らの強み(専門性×人間力)を磨いて現場でまわりを巻き込みつつ実践していくこと。
    「探求チャート」がわかりやすい。200ページ足らずの薄い本なのでさっと読めます。何より実践していくことが大切。

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