大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569803128

作品紹介・あらすじ

3・11以降、日本の世の中に流通したニュースのなかで、何が真実で、何がウソだったのか。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、悲しくなりました。
    こちらの本は今から9年前に出版されてます。
    約70年前の大本営発表と10年前の政府東電の発表(福島原発事故の発表)、本質は同じと感じます。
    『事実』を伝えていないという点です。
    誤りがあっても訂正すらしない、そらマ○ゴミとも呼ばれるわ。

    そもそも日本だけのようですね、「記者クラブ」という海外ではあり得ない仕組みがあるのが。
    どうも日本の良くない文化が根付いてしまってるように感じました。『報道しない自由』を振りかざす既存のメディアは早く無くなって欲しいですね。

    極力テレビや、新聞は見ないようにします。
    日付けぐらいしか合ってないっていうてる人いたっけ(笑)

    もちろん、色んな情報を元に『自分で』考えて責任ある行動が求められますが

  • 3.11以降に日本の世の中に流通したニュースの中で何が真実で何がウソだったのかその答えを見つけ出すのは本書を読んだ皆さんです(見開きより)分かりやすい文章で誰でも読めます。

  • 北海道ローカルのU型テレビのコメンテーターでもあります。
    福島の原発事故の際、どれほどの誤った報道がなされ、放置されたか。上杉氏をはじめとする独立系のジャーナリストがどうそれに対処したか、を書きます。
    記者クラブ制度がをジャーナリズムを殺している、と。

  • 3.11とそれに関する報道の嘘を著者がひとつひとつ暴いている。
    今からでも遅くないので、沢山の人に知ってもらいたい内容です。

  • この方の話は読んでおくべきだろう。

  • フクイチ事故をめぐる政府の対応と大手メディアのウソを、フリージャーナリストとして取材した自らの経験(会見現場での取材)から解説する本。知っている人には新しい情報はないが、大手メディアからの発信を真実だと思っている素直な人は読んでも良いかもしれない。
    私自身は会見現場にいたわけではないので、ここで書かれている内容が「真」に真実であるのかは正確に判断できないが、メディアの報道とは違っていることは理解できる。

    ここで言えることは、常に複数の視点で情報を入手し、物事を考え、自らが判断することが重要だということ。
    日本人は考えることを止めてしまった。再び考え、何が必要なのか、判断することが肝要。

  • 一気に読めてしまう内容です。
    第1章 そうだったのか! 3・11報道の真実
    第2章 新聞・テレビが真実を伝えられない理由
    第3章 ニュースにならなかった日本の食品のあぶない真実
    第4章 絶対に許せない! 権力とメディアの「ウソ」

    ジャーナリストとしての矜持が我々に示してくれた権力とマスゴミの癒着。

    大本営発表よりひどい傲慢な態度・資質。

    原子力村のポチと化したマスゴミクズ。

    自民党政権においてさえ踏み込めなかった(通称)コンピュータ監視法。

    官僚専制内閣のポチと化した野田ゾウリ。

    まぁ、彼らには天誅がくだるはずです(怒)。

  • 新聞を取らないようになってから大メディアからは如何にどうでもいい情報が流れていたかを実感してしばらく経った。
    昨今のテレビのニュースも同様だ。むしろ最近では重大なことから目を逸らすために二股がどうの、誰それの離婚がどうのという情報を垂れ流しているとしか思えない。放射能汚染は終わっていないし、継続して議論しなければいけないはずなのに、砂の中に首をいれたダチョウのごとく目を逸らし続けている。いったいいつになったらこの思考停止状態が解かれるのか?
    この本を読んでその危惧と緊張感を改めて持つことができたと思う。極論がつぶさに見られる本書であるが、でもこれが現実だと思う。残念だがどうにかして解決しなければいけない状況に我々は立っているのだ。

  • 本書から引用すれば、メディアの情報は何の疑いもなく正しいと信じている日本は、世界のどの国よりもきれいに騙されていると。あの危険な国々は、危険だとか独裁だとか言論統制だとかの情報が流れている分、よっぽど正当だと。日本は完全に隠蔽できている状態だからもっとも危険だと。このままでいいのか、日本。

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著者プロフィール

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「2018年 『人生から失敗はゼロになる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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