ハッカーの手口 ソーシャルからサイバー攻撃まで (PHP新書)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569804965

作品紹介・あらすじ

あなたもきっと狙われている! いつの間にか、あなたのパソコンが「犯罪の片棒」をかつぐことに……。▼電子メール、フェイスブック、ツイッター、スマートフォン……コミュニケーション革命の裏側で、個人情報のダダ洩れが始まっている。覗かれる、誘導される、知らないうちにお金が引き出されている。会社や政府の情報が盗まれ、巨額の訴訟が起こされ、社会問題にまで発展している。さらに怖いことは、あなたのパソコンがもうハッキングされていることに、あなたが気づいていないことだ。▼様々な電子機器に囲まれた生活を24時間送っている現在、ハッキングの手口は私たちが想像する以上に変貌し進化している。本書は、こうしたハッキングの初歩的な手口から最新の手法までを、解説する。▼■ショルダーハッキング 肩越しから覗かれる▼■フィッシング 相手の庭に引き込まれる▼■ロギング 押されたキイがすべてわかる▼■中間者攻撃 第三者が割り込んで通信を乗っ取られる▼■DoS攻撃 1千万台のゾンビパソコンから一斉通信▼■スマホクラック 便利なスマホが「監視カメラ」に▼■エアコンウイルス 温度設定を1度変えるだけで大停電 etc.

感想・レビュー・書評

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  • セキュリティコンサルタントではないが、このくらいは知っておいた方がよいかなと思い、購入した一冊。

    一般的なハッカーの手口を網羅的に解説した内容で、ソーシャルエンジニアリングは知っていたが、他にもいろいろあって参考になった。
    知らないと対処ができないが、知っているだけである程度は対処できると思うような手口が多く、仕事よりもプライベートでのPCやネット利用に有効と思った。

    入門編としてはとてもわかりやすい。

  • 著者は「オタク」らしいけど,普通の人にも分かりやすくセキュリティーを解説してて良かった。
    メモ残すな,短いのはダメ,定期的に変えろ,複数アカウントで同じの使うなっていうパスワードの運用は無茶だ,サービス提供側の責任逃れにすぎないっていう論には賛成だけど,それを克服するシステムってあるのかなあ?

  • 第19回アワヒニビブリオバトル「鍵」で発表された本です。
    2016.11.08

  • 新書だけあって一般向けの内容。目新しい内容はなかった。ただ、所々挿入されるちょっとした比喩などから感じられるオタク臭には好感が持てた。

  • 2012年秋刊行なのに遠隔操作ウイルスはないし、内容はいまいち。説明も噛み砕かれていないし、記載されている内容はセキュリティの教科書そのままで読んでいて面白くない。

    まあ、自分は3ウェイハンドシェイクを知っている堅気でない人だから、、、

  • 東2法経図・6F指定 007.3A/O39h/Yoshida

  • S007.3-PH-828  300278041

  • そもそも「ハッカー」とはコンピュータをもとにした情報の技術に精通したいとを指し示すとともに、広くは犯罪的な行為に加担する人までを指している。
    ハッキングに関わる技術について、w借りやすく開設した所で、自己防衛の啓発にもつながる書。
    最近はパソコン関連の雑誌などを読むことが少なくなったのだけども、こうやってハッカーの手口が一冊にまとめられているので勉強になった。

    これからもどんどんと技術革新は進み、より複雑化される問題だろうけども、時にこうやってアラートを受けることって大切だと思う。

    ————————
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    電子メール、フェイスブック、ツイッター、スマートフォン…コミュニケーション革命の裏側で、個人情報のダダ洩れが始まっている。覗かれ、お金が引き出されるだけではすまない。会社や政府の情報が盗まれ、巨額な訴訟騒動や社会問題にまで発展している。ある国の原子力施設が運転の停止に追い込まれたことも。さらに怖いことは、いまもハッキングは起きていて、いつ大きな事件に発展するか分からないことだ。私たちのパソコンがいつの間にか、こうした犯罪の「手先」に使われているとしたら…この本は、そうしたハッカーの巧妙な手法をゼロから解説する。
    ————————
    【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
    岡嶋/裕史
    1972年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。富士総合研究所勤務を経て、関東学院大学経済学部准教授。情報ネットワーク論担当————————
    【目次】
    第1章 ソーシャルエンジニアリング攻撃―ハッキングは身近で泥臭いところから
    第2章 パスワード攻撃―パスワードが破られることは前提。単に時間稼ぎの手段でしかない
    第3章 誘導攻撃―いつも見ているはずのホームページだったのに…。クラッカは危険なサイトへ誘導する
    第4章 盗聴攻撃―電子メールは手紙とは大違い。だれでもどこでも読める可能性がある
    第5章 ボット攻撃―優秀なクラッカは1000万台の支配下PCを持っている。いつの間にか自分のパソコンが犯罪の片棒を…
    第6章 次世代攻撃―何気なく置いたスマホが盗聴器になる。情報社会のリスク
    ———————

  • 「サイバー世界なんて、そんな大して関係ないや。だって、いままでになにもなかったし、経験上、何もしなくても安全だと思ってる」という人には是非読んでほしい本でしたね。どうやってハッカー(クラッカー)という人たちが、他人のコンピュータを操作したり情報を盗んだりするのかを、ローテクなものからハイテクなものまで丁寧かつ簡潔に記しています。暗号技術で今も使われているWEPという技術だと、今のハッカーならば数分で解読してしまう、だとか、僕でも知っていたDos攻撃について、などまだまだ主流の、ハッキングの今について語られている。

  • 4〜5

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著者プロフィール

中央大学国際情報学部教授

「2021年 『デジタル/コミュニケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡嶋裕史の作品

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