心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック (PHP新書)
- PHP研究所 (2012年8月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569806402
感想・レビュー・書評
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高橋幸宏編纂によるディスクガイドのようなタイトルだが、そういう実用性でいうと低い。むしろ高橋幸宏という音楽家が何を聴いて、どう考え、どう音楽と向き合ってきたかを幼少の頃からワールドハピネスの最近まで、コンパクトにまとめたものである。高橋幸宏ファンなら読んでいて楽しくなるに決まっている。ファンなら各々の項目についてこの50倍くらいは深く掘り下げて聞きたいものである。
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幸宏さんのひととなり、音楽の変遷が分かる一冊。YMOファンは必読。
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どこを読んでもときめいてしまう。幸宏さんのセンチメントの秘密が覗けるような一冊。
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2012/09/20
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坂本龍一や細野晴臣のアルバムや本は持っているけど、高橋幸宏のは持っていなかった。ジョージ・ハリスンが理想像と書いてあるけど、ちょっとかぶる。教授ほど重くなく、すっと読めちゃうボサノバみたいな本。実にスマート。高橋幸宏が好きなアルバムを聴き直してみると、また違った感動があるかも。彼自身のもなんか一枚買わないと。何がいいだろうか。
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高橋幸宏が半生を振り返りながら語るディスク・ガイド。
その穏やかな語り口と音楽への思いにグッときちゃいます。同時期にリリースされたトリビュート盤を聴きながら読むべし。
ちなみに一番心に響いたのは、「計算され尽くして作られた歌謡曲とか、そういうのを本当は無機質と言うんだよ。」という細野さんのお言葉でした。 -
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幸宏の音楽遍歴。
真面目な人だ。 -
2018年購入。テクノドンとワールドハピネスの経緯が載っていて、自分には興味深かったです。
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楽しかった。ただ、新書ではなくて、もっとおしゃれな装丁の本でいてほしかった。幸宏さんの本なのだから。
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ミュージシャン名、バンド名、アルバム名、とにかく固有名詞が次々出て来るので、知っている人は面白いけれど、そうでない人にはちんぷんかんぷんかも知れない。ワタシはまあ、面白かったけど。いかにもユキヒロさんらしい語り口調の文章も心地よかった。